エイプリルフール特別出題 結果発表2
本日はエイプリルフール特別出題2について解答掲示します。
▲69桂△同香成▲13角△同龍 ▲47金△67玉
▲76銀打△同香 ▲57金△同玉 ▲93角△同龍
▲68銀 △同成香▲17飛 迄15手。
角2枚の可成地点の打捨ては作例が多いのですが、スイッチバックにしてみた、というのが主張です。…が、肝心の遠打の仕組みは借り物(中村さんの短コン出品作)ですので、全く威張れた内容ではありません。
最短で9手くらいでやれそうなテーマですが、作ってみたら11手かかったので、初手と7手目を加えました。少しでも手の付けにくさがあれば、と思ったのですが、あまり大したことなかったようです。なお、2手目67玉は89角、同と、78銀、同香成、76銀打、同桂、56銀まで。ここで持駒を全部使うので、初手と3手目の手順前後は効きません。また、8手目同桂は57金~66銀です。
** 短 評 **
羅刹國さん(47歩)『順位戦に出すべきでは?エイプリルフールにしては高度なネタですよ?龍が東京~ニューヨーク間ですわ』
☆ニューヨークか…(遠い目)。いや、行ったことないけど(笑)
三輪勝昭さん(2歩)『短編作家だと一度は創ってみたくなる狙い。この狙いを何人かに作らせて、作者当てクイズをしたら多分正解多数になる気がします。らしい作品だと思います』
☆新しい構図にしたいですね。実は内内では考えてる構想があるんですが…まあ書いちゃうとつまらないので自粛します。
坂本栄治郎さん(34歩)『角二枚のでの龍の右左移動は面白かった。鬼の居ぬまに一仕事行っておこうと言う感じ』
☆一仕事の内容が今ひとつなんですよねえ。95地点がポイントっつーのはちょっと陳腐ですか。
占魚亭さん(19歩)『予想通りの受方竜のスイッチバック。指したい手が大体見えているので、着手順を考えるのみで易しかったです』
☆伊田さんにも一目で見破られました。やはり構図がイマイチですね。
さわやか風太郎さん(21歩)『個々の手は見えていたのですが、有機的に結びつかず苦労しました。特に7六銀打が同香と取られて7八や7九への利きが消せないので無駄とばかり思い込んでしまいました。1七飛で詰むといいなと思うだけで、なかなか実現に至りませんでした。守備の竜を左右に振る角捨てが実に巧妙でした』
☆76銀打は少し指しにくいかもしれませんね。入れた甲斐がある短評でした(笑)
エイプリルフールにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
« 金成憲雄氏作品紹介17 | トップページ | ミニ飲み会+次週詰とうほく »
「詰将棋」カテゴリの記事
- 全国大会in甲府と編集長の長編(2024.07.15)
- 今年もよろしくお願いします。(2024.01.03)
- 詰将棋全国大会(2023.07.22)
- 郵便事情と看寿賞感想(2023.07.02)
- 5月の詰とうほく+パラ3月号発表作(2023.06.03)
コメント