« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

金成憲雄氏作品紹介10

Kanenari11

今まで紹介してきた作品と打って変って大模様。40手台。初期の作品ではかなり異質ですが、なかなかの力作。我こそは、と思われる方、ぜひ解図してみてください。

あ、なお、本図は発表時不詰の修正図です。佐原さん、連絡ありがとうございます。

詰工房訪問

先週記載のとおり、先週末に東京詰工房にお邪魔してきました。

金曜にいったん実家の新潟に行っていたのですが、木曜から金曜にかけて仙台は雪で、冬の装いで出発。ところが東京はずっとポカポカ陽気。当然着るものも脱ぐわけですが、そのせいでだいぶ荷物が重くなってしまいました。まあ仕方ないのですが。

利波さんと「勝負澤」の話をした後、新ケ江さん(相当久しぶりにお話しできました)や原田さん、三角さん(三連休でこちらに帰ってきていたとのこと)に自作を見てもらったり、たま研の作品を解図してる内に、大阪から西君登場。仙台にいた頃より少し太ってましたが、変わってなくて安心しました。特に口が(笑)。強欲煙詰を見せてもらった後、かしこ詰の作品も見せてもらいました。「冬眠日記で出題してよい」とのことなので、後日出します。

当日やっていた電王戦を見たり、春霞賞選考に参加したりしている内に、あっという間に時間が。今回は泊まりなので、何のためらいもなく二次会へ。

芹田さんの新作を解かせてもらった後、解答強豪の竹中さんと初めてお話させてもらいました。今週末に行われる解答選手権、頑張ってください。

小林さんとも懇談。「順位戦は?」と聞いたところ、「まだできてない」とのこと。( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ   金子さんや西くんとフェアリー談義したり、例によってとてもここには書けない話などなど、あっという間でした。二次会では風さんや北浜さんとも少しだけお話しできました。いやしかし、東京は熱気がありますねえ。

当日は上野のカプセルホテルで一泊。翌日は迷った末に、久しぶりに母校のある国立に。週末パスだったので、その前に住んでいた場所からの最寄駅である国分寺にも寄ったのですが、再開発中で一面工事現場になっていてびっくりしました。一方国立は、というと、あそこは少しくらい店が変わろうと、基本的な景色は変わらないので、ほぼ当時の面影のまま。大学構内も行ったのですが、光景は記憶のとおりだったものの、「どんな講義を受けていたのか、内容が断片的にしか思い出せない」という。いやあ、経済観念が不足しているのもしかたないんだな、と(笑)。

帰りの電車の切符は買ってなかったのですが、いざ買おうとしたら、指定席が全部売り切れで愕然。普通のホテルの予約が取れない時点で気づくべきでした。読みが甘々。予定より1本遅らせてなんとか自由席をゲットし、帰仙しました。

たくさんの方にお会いできて、とても有意義な旅行になりました。詰工房の皆様には感謝の一語。また遊びに行きたいと思います。

金成憲雄氏作品紹介9

三連休にくっつけて休みが取れたので、今週末は久しぶりに詰工房にお邪魔するつもりです。解答選手権の準備で大変なところかな?まあ熱気だけでも味わってこようかと。

さて、では金成憲雄さんの作品紹介を。

Kanenari10

今回は10手台。 ちょっと今までのとは違う手触りなので、難しいかもしれません。

三輪勝昭さん個展第17回出題

昨年暮れにプリンタが使えなくなった話を書いたのですが、ようやく買い替える決心がつき、本日購入。やっと作品集の印刷ができます。坂本さん、今週中に賞品発送します。遅れてすみませんでした。

さて、では第17回出題を。

Miwa26

10手台。 暗算でいけるかも?

解答・短評を募集いたします。以下のメールアドレスに4月20日(日)までに解答をお寄せください。
送付先  hirokiichishima@yahoo.co.jp
本記事のコメント欄に、という場合、解答は入力せず、感想のみとしていただくようお願いいたします。

1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。10ポイント溜まると三輪さんのミニ作品集をゲットできます。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)

金成憲雄氏作品紹介8

ただ今絶賛腹痛中。ドルチェとほうじ茶って確かに食い合わせ悪そうでしたが…。(´・ω・`)

さて、気を取り直して。

Kanenari9

20手台となります。簡単そうですが、さて。

自己暗示

 もうすぐ震災から3年になります。当時のことはいまだに鮮明に思い出せます。幸い怪我もなく、また家の方も大きな被害はなかったのですが、(詳しくは書けませんが、)本当に辛い日々でした。
 当時のブログを見返したりしているのですが、ほとんどそういう記載はしていません。多分今同じ目にあっても、きっとやっぱり書かないと思います。「大丈夫だ、まだ頑張れる」、そんな自己暗示をかけるためのブログです(笑)。

 いまだに当時を引きずっておられる方も多いと思います。どうか少しでも前向きになれるよう。

金成憲雄氏作品紹介(番外編)

前回・前々回の記事にたくさんのコメント、ありがとうございました。やはり色々な考え方があるものだな、と改めて感じました。

本日は平常運転。(前回の方が本質では、とかいうツッコミは厳禁)

金成氏の珍しいフェアリー作を紹介します。

Kanenari8

一応念のためルール説明。「ばか詰」は受け方が詰方に協力して詰まされるように応じるものです。7手より手数がかかってはいけません。

冬眠蛙でも瞬殺でしたので、かなり易しいかと。フェアリーランドはこの頃くらいからですかね。

解答者軽視に対する問題提起

久しぶりに冬眠蛙のドス黒い部分を。

パラ2月号で小学校を解図していて、「これはアウトでしょ」という話をツイッターでしました。ちなみにそれに関しては、多分利波さんがつぶやかれた予想のとおりじゃないか、と思うのでまあ置いといて、気になった、というよりも小学校全題解き終わる時間より時間かかったのは、小9の合駒。私の勘違いでなければ、非限定なのは多分間違いなくて、ただし、飛金以外は不正解扱い。スッキリしないなあ。

で、それ自体が許されない、とは言ってません。ちなみに、同じ2月号の結果稿で同じ作者の作品で、「変同回避のための駒を置く必要はない」という作者の意見もわかります。それに対しては、解答者としてCを付けることで返せば良いだけ。問題だ、と声高らかに(…でもないけど)言いたいのは、「合駒非限定がある、と出題時に断わっておくべきではないか」ということです。

多分これに対しては、いや、それを含めて確認してこそ解答だ、という方もいるかもしれません。しかし、冬眠蛙にとっては「合駒が非限定である、ということを確認する行為」は、詰将棋を解く、ということの本質とは全然違うことのように思えるのです。

 

もういいや、ここまで書いたのなら、最後まで言っちゃえ。今月号の一番目立つ作品なんて論外もいいとこでしょ。駒数少ないから、とか記念だから、ということで許されるわけですかね。これを止める義務は編集部にもあったんではないかって。こういうことで解答者が減ったら、成り立たなくなるんではってちょっと本気で心配しています。

妄言多謝。

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »