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三輪勝昭さん個展第14回 解答

▲47桂 △同飛生 ▲66金 △同飛 ▲56歩 △同飛
▲44銀 △同玉  ▲43と引 △同桂 ▲53銀生 △同銀
▲55角 △同玉  ▲67桂 △同飛成 ▲45馬迄17手。
(詰上り「タ」の字)

形が広く、駒数も多いのですが、初手47桂はほぼ確定。同飛生も感覚的に指せるところですが、一応同飛成は56歩、同龍、44銀以下作意順の55角のところを66角と出来るので早いです。

以下も手なりで43と引まで指せてしまうのではないかと思いますが、ここで53銀生がポイント。同飛は66角、55飛、同角、同玉、54飛まで。同銀に55角が決め手で、同飛や同桂は43銀成まで(これが53銀生とした効果)。最後は「タ」の字が浮かび上がりました。

作者の言葉『解く気のなくなる配置だけど難しくないはず』

どちらかというと、古典風あぶり出しの雰囲気に近いかな。駒数多い方が、あぶり出しの趣旨には合っているかと思います。

** 短 評 **

荒川貴道さん(11歩)『成桂があるのでこれを取るのだろうと想像できました。2手目に飛車不成りはなんとなくわかりました。最後はきれいな「タ」の字ですね。楽天優勝で仙台は賑やかでしょうね』
☆ほんと、一時期は繁華街の大半で楽天の応援歌流れてましたね。あれ、店員は耳に残って大変だったのでは(笑)

羅刹國さん(42歩)『クですね~。このままいったらカタカナ全部いけそう』
☆あのぅ、「タ」な
んですけど…しかし、字形間違えるってことは暗算?

ぬさん(1歩)『10手目ぐらいまではスラスラ進みましたが、そこでしばらく手が止まりました』
☆『プレ短コンを解答した勢いでこちらも解答』とのこと。ありがとうございます。

さわやか風太郎さん(17歩)『玉方の応手はすべて「同○○」。玉を5六に出させてはダメで、込み入った変化もなく解きやすかった。5五角捨てがトドメの妙手。気がついたら還元玉、都詰』
☆お、ほんとだ。まあ駒取りもありますが、オール捨駒ですね。全捨駒のあぶり出しの長手数記録かも!?

中村雅哉さん(21歩)『プレ短コンついでに、との誘い文句でにひかれてチャレンジしました。確かに考えやすく、字形もきれい。曲詰解図入門にもってこいですね。ただ、取られるだけの44成桂や43角が悲しい印象です。あと、初手は省きたい感じです。2手目同飛成の変化で作意順が見えるのは味悪ですし、飛生を作品の主張点とするなら16手目の成生非限定が印象を悪くする感じなので』
☆一理ある意見。ただ、初手飛生入るとわかると、やはり入れたくなるなあ。

國吉進さん(9歩)『タの字ですね!いつも感心しています』
☆タの字は結構創作が難しそう。作例はどのくらいあるのかな。
 

坂本栄治郎さん(30歩)『大体はこの一手の筋が多かったのですが、11手目の軽い5三銀不成と13手目の焦点の5五角はシブイ好手だと思いました』
☆坂本さんは30歩到達。後日ミニ作品集を送付します。

後藤満さん(1歩)『都詰還元玉の好作と思います。つい敬遠したくなるような初形ですが、洗練された手順は流石。特に55角が好感触で解後感もいいですね』
☆後藤さんも初解答。今後もよろしくお願いします。(プレ短コンと同じ筆名で良かったでしょうか?)

占魚亭さん(15歩)『三輪さんの作品の中でも、かなり軽い部類に入るのでは』
☆軽いというか、少し力を抜いた感じかな?

1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。10ポイント溜まると三輪さんのミニ作品集をゲットできます。
・10歩溜まったところで、三輪さんのミニ作品集を送付いたします。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)

 

 

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コメント

玉の存在を完全に忘れていました、失敬。

ちゃんと正解でしたよ。

そうそう、正解だったのに字だけ違ってたので、暗算なのかなあと。玉見落としでしたか。

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