続・首をひねりつつ…
たまには解説論なぞ。
最近のパラの解説者の方は本当に丁寧な方が多くて、まさに「作品の解説」になっていてとても良いと思います。別に変化の記述がどう、とか紛れの解説がどう、という話ではなくて、要は作品の本質を捉えているか、ということなんだと思うんですよね。
ただ、こないだミクシィで高坂さんが「この解説は面白い」と書いていた紅氏作に対する東京詰工房(確かかねこさんが書いてたって聞いたなあ)の解説とか、穂上さんの捻りの利いた表紙解説なんかの突き抜けたヤツもまた見てみたいですね。ああいうのはああいうので、作品の本質に合ってたよなあ、と思います。
ちなみに冬眠蛙も短コンの解説やってた頃は、作品によって、かなり遊んだのも書いてました。数も多いので、真面目な文面だけでは疲れちゃうかな、と。ただ、あまりユーモアのセンスがないので、伝わってたかどうかは微妙ですが。
あと、最近読んでる中で気になるのが、担当者による自己採点、っていうやつ。解答者の皆さんから見ると、「あ、俺と同じ」とか共感できるんでしょうか。作家的にはあまり意味ないと思うし、仮に低い点付けられると、解説の文で褒められてても、「なんだ、ほんとは大したことない、って思われてるんだ」ってしらけちゃいそう。昔と違って、賞選考で十分担当者の好みが反映できるので、やめた方がいいと思いますね。私だけかな?
今日は昼のアルビ、夜の楽天と疲れる試合を見せられました。まあ結果オーライなんでまだいいんですけどね。
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