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2013年7月

詰とうほく第77回例会

昨日は詰とうほくでした。今回は東京組不参加で少しさみしい人数に。まあでも楽しみました。

まずは佐原さんから詰とうほくの歴史を取りまとめたペーパーをいただきました。今まで会合報告でも詰とうほくだけは「第○回」がなかったのですが、これで今回からは回数入れられます。ということでタイトルにも入れてみました。意外とやってますね。こんだけ細く長い会合も珍しいかも。

最近相次いで発売された詰将棋本も佐原さんから見せてもらいました。香龍会作品集の表紙がすごい。確かにコミケでも売れそうです(笑)。どれも充実していて、買うのを迷いますね。全部買うと、きっと逆に一題も解かず、見て終わりそうです(笑)。

で、今回会合では、「幻想咲花さんとこでやっている相馬さん作品展の解図」を個人目標として立ててきたのですが、パラの作品の話題等だべったりしたので、解けた?のは最初2問だけ。期待したとおりのコッテコテの構想作で、疲れましたが楽しめました。せっかくなので残りも頑張って自力で解きたいと思ってます…が、どうなることやら。

2次会も今回はのんびりとだべっておしまい。今後の予定等についてアドバイスをいただきました。近々発表します。

次回は10月3連休の初日にぶつけました。東北に小旅行、いかがでしょう。お待ちしてます。

三輪勝昭さん個展 第12回出題

選挙はすごい結果になりそうですね。民主党はもともと理念的に違うヒトが多かった、という弱点がモロに出た感じ。これからの政局はどうなるのでしょうか。

さて、では今回の出題を。前回に引き続き手数一桁。短いのですがちょっと考えさせる良い作品と思います。ぜひ挑戦してみてください。

Miwa21


解答・短評を募集いたします。以下のメールアドレスに8月25日(日)までに解答をお寄せください。
送付先 
hirokiichishima@yahoo.co.jp
本記事のコメント欄に、という場合、解答は入力せず、感想のみとしていただくようお願いいたします。

1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。10ポイント溜まると三輪さんのミニ作品集をゲットできます。
・10歩溜まったところで、三輪さんのミニ作品集を送付いたします。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)

古くなってきたんですかね。

明日から新潟に帰ります。仕事が忙しくてなかなか帰れなかったので、仕方なし。残念ながら今年の全国大会は不参加です。欲しい作品集があったのですが仕方なし。通販で申し込むことにしよっと。

さて、今日は久しぶりにルールの話を。

 パラ7月号で復元型無駄合を加藤さんがとりあげてました。論旨は非常に良くわかるのですが、救済してはいけないんでしょうかねえ。バッサリ切り捨てるのも疑問なんですが…。龍鋸とか、ほとんどダメになっちゃうんでは。
 
冬眠蛙的には無駄合を行なった解答を誤解で切り捨てない代わりに、それを使った作品の存在も認めてほしいな、と思います。もう少数派なのかなあ、とちょっと寂しくなったりして(笑)。皆さんはどんな感想をお持ちでしょう。今度詰とうほくで聞いてみよっと。

三輪勝昭さん個展⑳解答

今日はだいぶ蒸しましたねえ。みなさん熱中症に気を付けましょう。

▲53桂成△75歩▲54成桂△同銀▲45飛△56玉
▲67銀△同と▲65馬△同銀▲55飛△同玉
▲45馬迄13手。
(詰上り「ヤ」の字)

作者の言葉『生きた紛れがない。余詰筋がきついとこうなりがちなのです』

本作はだいぶ易しかったのではないかと思います。こっちを先にした方が良かったかな?作者の言う「きつい余詰筋」はたぶん5手目同馬でしょう。ここがかなり際どいので、発展が厳しかったものと推察されます。それでもうまく初手を入れて、配置駒に意味を持たせたのはさすがのテクニックです。

** 短 評 **

さわやか風太郎さん『4五飛に5六玉の局面で凍り付いてしまいました。ヤット6七銀を発見して解決』
☆なんでもない手が盲点に入ること、ありますよね。

坂本栄治郎さん『6七銀が気づきニクい好手で中央での駒の消去の連続は気持ち良かったです』
☆あれ、坂本さんも。守備駒が強いからですかね?

羅刹國さん『「ヤ」ですね。スッキリと決まるものですね』
☆収束の畳み込みはこの作者の代名詞となりつつあります。

占魚亭さん『詰上りの字形がイメージしやすいうえ、最終手の予想もすぐついたので簡単でした』
☆冬眠蛙と同じ解図パターンですね。はまるときはいいんですけど、外すとどハマリなんですよねえ。

太刀岡甫さん『重そうな飛打ちが見えず少し考えました。これは「ヤ」で良いんでしょうか』
☆ヤだ!(笑) 冗談はさておき、字形的には「ヤ」では一番妥当だと思います。

名無し名人さん『収束の連続捨駒は分かっていても気持ちいいですね。あぶり出しで清涼詰は珍しい?』
☆言われてみると確かに清涼詰。まあ意図したものではないのでは、と思います。

★★ 解答いただいた皆様とポイント集計 ★★

羅刹國さん(38歩) 坂本栄治郎さん(27歩)

占魚亭さん(11歩) 太刀岡甫さん(2歩)

さわやか風太郎さん(13歩) 名無し名人さん(9歩)

1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。10ポイント溜まると三輪さんのミニ作品集をゲットできます。
・10歩溜まったところで、三輪さんのミニ作品集を送付いたします。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)

パラ7月号をちょこっと。

表紙作。作品よりも作者コメントに感心しました(笑)。あ、利波さん、10月の件了解です。

エッセーの「類作調べの好きな…」のくだり、冗談にしても、ちょっと失礼に過ぎるように思います。ああいうのは編集部でチェックできないものかなあ。。まあ難しいんでしょうけど。

それにしても看寿賞選考、委員の皆さんの討議内容は本当にすごい。頭が下がります。今回の作品はどれも歴史に残る、という意味で受賞にふさわしい作品が揃ったように思います。

 

新しい職場で慣れないのですが、ちょっと落ち着いたら、たまっている作業にも着手したいなあ。特に「ねっと・わーく」は早めにまとめたいと思います。

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