新しい賞
半年に1回芥川賞と直木賞の選考が行われてます。某審査委員の発言で物議を醸すことも多い(笑)ですが、実は新人賞的な意味合いが強いんだそうですね。初めて知りました。そういえば2回受賞するヒトいませんもんね。
まあそれはさておいて、芥川賞が純文学、直木賞が大衆文学という棲み分けになってますが、明確な基準はないんだとか。ただ、冬眠蛙には、やはり芥川賞作品よりも直木賞作品の方が読みやすいですね。最近は両方ともほとんど読んでないんですけど。
詰将棋の世界だと、看寿賞が年間で最も優秀な作品に贈られる賞で、それ自体にはまったく異論をはさむ余地は無いのですが、ふと思ったのが、「はたして本当に万人にとっての最高の賞なのか」ということ。ここ数年の受賞作の中には、詰キストのハシクレと思っている冬眠蛙でも理解しにくい作品も多くあるような気がします。『それはお前が理解しようとしていないからだ』と言われそう。いや、そうなんです。だって小難しい芥川賞作品は読む気がしないわけですから。
なので、個人的な考えですが、「直木賞に相当するような、もう少し大衆的なタイプの作品用の賞もほしいなあ」と。最近はほとんど読むだけ会員の冬眠蛙ですけど、結果稿を見るだけでも「おぉ、これはスゴイね」と思う作品は結構ありますから。きっと一般の将棋ファンにも親しみやすいんではないかなあ。先日の中編発表の場の話とちょっと関連して、妄想してみた次第です。
大衆的な作品、というと浅学の冬眠蛙でも思いつくのが「将棋妙案」の久留島喜内。「久留島賞」とかどうでしょう。ダメですかね。
WBC初戦は見事勝利だったようですが、冬眠蛙にとっては今日はJリーグ開幕。新潟は残念なスタートでしたが、去年に比べてだいぶ内容は良い気がします。次節以降に期待します。ではでは。
« 中編発表の場 | トップページ | 三輪勝昭さん個展⑭解答 »
「詰将棋」カテゴリの記事
- 全国大会in甲府と編集長の長編(2024.07.15)
- 今年もよろしくお願いします。(2024.01.03)
- 詰将棋全国大会(2023.07.22)
- 郵便事情と看寿賞感想(2023.07.02)
- 5月の詰とうほく+パラ3月号発表作(2023.06.03)
コメント