変長作取扱。
今回の順位戦ではC級で変長作品が1個あり、(順位的な問題もあって)降級になった模様。余詰不完全と同じ扱いとなっているわけで、それに対して疑問を持たれる方もいらっしゃったようです。
確かに規約的には変長作品を作品と認めないとはどこにも書いていないわけで、少しスッキリしない感じです。
冬眠蛙の記憶では、前にも順位戦で2手変長作品が出たことがあり(確か宮浦さん作)、そのときは完全と見なされていました。まあちょっと気付きにくい変長ではあったのですが、それで減点ナシはちょっとズルイなあ、なんて当時は漠然と考えていました。一方で康平さん作で6手長くらいになっちゃったのがあって、そちらは陥落扱いだったと思います。
気付きにくい変長と気付きやすい変長、短い変長と長い変長で、完全・不完全が判定されるのもちょっと変かなあ、とは思います。個人的には順位戦や短コンのような、順位を競うような催しは変長作品禁止でいいんではないか、とは思いますね。学校なら評価点で何かが決まる、というわけではないので、フツウに減価事項で扱っていいかな、と。
まあ、あまり真面目に考えているわけではないのですが、たまには戯言など。
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