90年代の一桁モノを振り返る。55
羽生-渡辺のNHK杯決勝を観戦。最後はまさに詰むや詰まざるや、でドキドキしました。しかし4連覇とは、すごすぎますね。
さて、本日はこちらをご紹介。
今をときめく木下氏の初入選作品。簡素形ながら、しっかりした手順です。解答はコメント欄に。
« 改作作業 | トップページ | 初入選作を解いてみる。 »
「詰将棋」カテゴリの記事
- 全国大会in甲府と編集長の長編(2024.07.15)
- 今年もよろしくお願いします。(2024.01.03)
- 詰将棋全国大会(2023.07.22)
- 郵便事情と看寿賞感想(2023.07.02)
- 5月の詰とうほく+パラ3月号発表作(2023.06.03)
▲54金△同飛▲44銀△同飛▲63飛成△同銀
▲53金まで7手。
法則にのっとってはいますが、初手金を手放すのは少しやりにくい手になっています。同玉に金銀では足りないように見えますが、32馬が少し盲点となる手で同手数駒余り。以下は気持ちの良い捨駒で詰上ります。手筋モノながら考えさせられるポイントがあり、佳作と思います。
なお、初手54銀は44玉でぎりぎり逃れ。誤解44名。私もこの頃は解答出しておりましたが、辛うじて引っかかりませんでした(笑)。
投稿: 冬眠蛙 | 2012/03/18 13:51
冬眠蛙さん、初めまして。宮原と申します。
今作、54銀は取らずに44玉と気づき54金としたのですが、同飛だと44銀~63飛成で7手駒余らず、同玉でも64馬 43玉 44銀 同飛 42金まで7手駒余らず、と考えて非常に苦労しました。(^^;
なるほど32馬ですか、盲点でしたね。
収束飛捨てで上手くまとまっていると思います。(^^)
投稿: 宮原航 | 2012/03/19 10:47
宮原君は私の弟子です(w
師匠の師匠ですぞ、蛙さんは(w
投稿: 小野寺 | 2012/03/19 12:54