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情報の咀嚼

今日はちょっと真面目な話。あ、そうそう、今月の詰将棋解図目標だった詰備会の小野寺さん作がなかなか解けず、疲れてぼーっと見たその上の利波さんのがパっと作意が見えた。…のでついでに①も暗算で解こうとして大ハマり。あれ、客寄せにならないような気がしますよ、たくぼんさん。

 

まだ冬眠蛙が大学だった頃の話。中央線で事故があり、4人怪我人が出たのですが、そのうちの一人がサークルの先輩でした。幸い軽傷だったのですが、その先輩曰く。

「○○新聞から電話かかってきてインタビュー受けたんだ。まあ普通に『怖かった』って話したんだけど、翌日その新聞の記事を見たら、『怖かったと顔を青ざめさせて話していた』って書かれてたんだよね。電話なのにどうやって顔色分かったんだろう」

爆笑しました。まあ「この程度の脚色だったら許されるだろう」っていう判断があったんでしょうね。

 

さて、では、記事の脚色はどこまでが許容範囲でどこからがアウトなのでしょう?

ある発言をとりあげるとしても、見出しの付け方、捉え方、脚色の仕方で、どんなニュアンスにするのも作り手側の思いのまま。それくらいの能力は今時のマスコミの人間なら誰でも持っているんでしょう。ITで簡単に情報発信も可能になった現代、見る側についても、氾濫する情報を取捨選択し、自分なりに咀嚼しないと、正しく知識を身につけることはできないのだなあ、と常々思う今日この頃です。そういう意味で、裁判員になるのはちょっとコワイと思う冬眠蛙でした。

 

柄にもない話ですみません。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

マスコミにモラルはあるのか、
コンプライアンスの意識、自浄能力は?
彼らに公正中立を求めるのは幻想なのか?

そんな思いを強くする今日この頃です。

>電話なのにどうやって顔色分かったんだろう

面白い。10分ほど笑いころげました・・


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