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炭鉱事故に思う

戻ってきました。さすがに9月後半になると新潟も過ごしやすい感じ。でも東京はまだ30度超えたところもあったそうで、文字通り、残暑お見舞い申し上げます。

 

さて、最近ニュースでたびたび採りあげられているのが、チリで起きた炭鉱事故。最近では、新らしい方法で、思ったよりも1か月ほど早く救出できそうなんだとか。いや良かったねえ、と素直に喜べます。

ただ、ほんとに余計なことなんですが、冬眠蛙が感じたのはまた別のことでした。

『果たして日本で同じ事故が起きたとして、地下で救出を待つ作業員は、"日本万歳"とか言っただろうか』

 

むろん、人によるでしょう。また、当然日本政府だって最善を尽くすと思います。が、家族のことを思ったり、恋人、友人に呼びかけたりする人はいても、きっと国歌を歌ったりはしないだろうな、と予想しちゃいました。で、本当にそれで良いのか、と。正直言って、こういうときに国歌を全員が歌う光景がとても羨ましく見えましたね。

それはもちろん、長い間植民地として支配されて、やっと独立を勝ち取ったという歴史や、南米特有の風土もあるのでしょう。それにしても日本の愛国心はあまりに薄すぎるような気がしてなりません。一方で、日本を悪い国だ、不満だらけだ、という人もあまり見ないです。要は"国"に対する関心が薄いのかもしれません。

これが果たして良い状況なのかどうかは、浅薄な冬眠蛙にはよく分かりません。が、少なくとも『日本、という国を考える機会』を教育は与えるべきでしょう。

 

ああ、また慣れない話をしてしまいました。次回からいつものモードに戻ります。

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コメント

> 要は"国"に対する関心が薄いのかもしれません。

先の戦争に負けたことが、すべての出発点になっているのだと思います。

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