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発想力

明日から新潟に帰るので、またちょっと更新が間が空きます。ご了承ください。

ところでパラ9月号の結果を見ていて、これは!という作品を見ました。それはやさしい大学院1の志駒屋十政氏作。あの32歩突きはちょっと面白いですね。盤面が還元していないので、確かに無駄合とは言えないのですが、駒1枚増えてもちゃんと駒余らずで詰ませる必要がある訳で、逃げ道を開ける意味合いと兼ねることで、歩一枚増えることと貸借を合わせる、この発想はちょっとありませんでした。長編作家がオリジナリティを持ち続けるためには、こういった発想の柔軟さが大事なんだろうなあ、と思った次第です。

ところで、その解説で風みどりさんが『無駄合は2手伸びて駒が1枚余ることをいうのではなかったか』という問題提起をして、32歩を打つ場合は『馬鋸に限って認められる無駄合』と表現されてました。個人的には龍鋸でも認められるべきと思うし、田島氏の「古時計」や首氏の「園裡の虎」も同じ理屈と思ってました。確かに発表当時も『スッキリしない』、という意見も多くありましたが。不文律、という言葉は確かに言いえて妙、とは思います。

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コメント

龍の反転追いではどうでしょうか。

「「古時計」は動き出した」という論文が掲載されたのは何年何月号だったか、もしご存知でしたらご教授ください。

バックナンバーを漁ってみました。
安江さんの「古時計は回りはじめた」ですね。2001年3月号です。

最近、無駄合詰にはまっています。
今年の短コンには、9手の無駄合詰で用意しているのですが(手数がはずれかも)
ところで、プレ短コンはいつですか?
楽しみにしています。

ありがとうございます!
勉強します。

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