特別出題解答①
特別出題にたくさんの感想、まことにありがとうございました。
この作品は原図のときも本当に気に入っており、思い入れも相当に強い作品です。ということで、いつもより長い解説になります。あらかじめご了承ください。
狭そうな玉ですが45に逃げられては終わりなので初手は55飛の一手。66玉に対してどこに空き王手するか、というところですが、まずは59のと金をパクつきたくなります。
…が、それは罠。正解は57飛です。
(初形より)
▲55飛△66玉▲57飛
仮に59飛とと金を取ると55歩合とされ、67歩は二歩で打てず、にっちもさっちもいかない状態になります。57飛は55歩に対して67馬を用意しており、65玉と歩を取らせることを狙いとしています。
△65玉▲55飛△66玉▲59飛
今度は55歩合なら67歩、65玉、55飛で詰み。玉方は逃げるしかありません。
△65玉▲55飛△66玉
首尾よく一歩を手にしましたが、今度は67歩が打歩詰。ここからが主題となります。…がそれはまた次回。
この間受けた試験の合格発表がありました。自己採点で届いていることはすでに確認済みでしたが、やはり実際に結果を知るとほっとします。良い週末を迎えられそう。ではでは。
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