感想大変ありがとうございました。
躑躅さん『「風の坂道」の改作ですね。最近解いたとこなのですぐ解けましたが,改作で追加された64銀成の箇所が上手く限定されてるなと感じました(同玉で一瞬詰まないかと思いました)。自分でこのような作品を作ってみたいです』
☆「風の坂道」は原図につけていた作品名。それにしても、最近解いていただいていたとは嬉しいです。ありがとうございます。ちなみに原図を納めた作品集PDFは脇のリンクからダウンロードできます。
會場健大さん『香ををどこで動かすのかということを考えさせられました。64銀成、同玉、67飛、65合、56桂、73玉に55角が見えず、苦労しました。難解でもなく絶連でもない微妙なバランスを保った好作だと思います』
☆嬉しい褒め言葉ですね。難解作でもなく絶連でもない。冬眠蛙的にツボです。
隅の老人Aさん『先ず、形に無理が無くスッキリしていて好感が持てる。初手は之しかないで始まる。ゴチャ付いた序奏が無いのも、形とマッチしてバランスが良い。3手目から考えさせる、と金の剥がし趣向かな?5筋に並んだと金と香の配置も何か有る?73銀はいずれ64銀成と捨てるだろう?36金は質駒だろう?)1、65歩を消す、2、59と金を頂く、次どこに開いても打歩詰。打開策は?出ました85飛、合駒は?桂合。67歩、同玉、65飛、56玉、55飛、66玉、―――この展開は新味有り、蛙さんのお気に入り?3、58桂、同桂?アリャリャ。そうか、ここで64銀成で62香を上げておくのか。4、58桂、同と、から、58桂、同桂。5、最後に35飛で36金を取り、収束へ。思考時間は休み休みして、3時間。』
☆こんな長評をいただけるのはブログならではでしょうか。Aさんに3時間も並べてもらえれば、この作品は幸せです。
オタマジャクシさん『最初、持駒変換がテーマの作品かと思ってしまった。持駒変換と伏線をからめたのが、面白くて良いです。特に、64銀成を入れるタイミングが絶妙です』
☆オタマジャクシさんからもこれとは別に解図過程を全部送ってもらいました。感激です。
風みどりさん『Tea-shotさんのコメントを読んで、やっと解決しました。なるほど、67飛から56桂ですか。実にいいタイミングでやな変化ともなってはいりましたね。作品の価値3割以上アップした感じです。(もっとかも)おっと、追加したのは当然香移動の伏線だという前提の感想ですが、あってますよね』
☆正解でした。3割増!いや~嬉しいです。TeaShotさんのコメントはすごいヒントになっていたので敢えて残しておきました。
TeaShotさん『打歩詰を回避しながら桂・歩を捌き、36金を入手する手順は良質のパズルのようです』
☆誤解部分は外して載せますね(笑)。良質のパズル!く~、嬉しいなあ。
嵐田保夫さん『見事な打歩詰回避手順から何とか4六金で頭を抑えたと思ったら、その後詰みそうで詰まない。ここに至って6四銀成を入れて6二香を移動できれば4五金~7二馬の筋で詰むことは分かったが,その6四銀成のタイミングと変化に一苦労どころか二苦労、三苦労。多分これで合っていると思いますが、55で55手詰とは流石冬眠蛙さん。☆三~つです!(笑)ところで岡田監督は解任でしょうかね?』
☆当時より今の方が最後の1行がハマってますなあ(笑)。でももう今更解任できないでしょうね。流石に。
羅刹國さん『銀の成り捨てをいれるだけで質がグンとアップしましたね。変化は難しいですが快作でしょう』
☆やはり変化難しいですかねえ。実はぶったぎる方法もあるんですが、形が気に食わなくて。まあ全体的には易しいのでお許しを。
しろねこさん『本格派の問題だけあり解けませんでした。回答を見ると、飛車が何度も動き、角で空き王手、収束も鮮やかでした』
☆この飛車の動きはあまり他の作品にはない内容かな、と思います。ワタシの作品の中では最もオリジナリティが高いかも。
坂本栄治郎さん『特に6四銀成の発見(同玉で進展せず)にはなかなか至らず駒余りから進みませんでした収束も素晴らしくかいご感は非常に良いと思います。玉と飛車の攻防2度の8五飛5五桂と5九飛の歩の補充はなかなかのもので盤上の中心を綺麗に片付けたさっぱり感も素晴らしく爽快感だけが残る思いですどうもありがとうございました。又これと同じような良い作品の紹介をお願いします』
☆実は坂本さんも64銀成のタイミングを最初誤解されてましたが、棋友の方から物言いが入った、とのことで後日見事正答を送付いただきました。いやあ楽しそうで羨ましいです。ありがとうございます。
ほいさん『なぜか64銀成が入るタイミングが永遠わからず苦労しました。分かってみると単純ですね。当時の作品を存じ上げませんが、当時入れたくてしかたなかった手ってまさかこれですか・・・?(違うか)最後の最後に利いてくる序盤の利かしはあこがれです。細かい飛車の動きも楽しかったです』
☆確かに、よく考えると持駒桂のときはあの局面しかないですから単純っちゃー単純なんですけどねえ。ワタシ気づくまで10年かかりました(涙)。
竹野龍騎さん『短コン短評のエサに釣られて、詰工房で数人で解きました。・・・・・・54馬まで55手。暫くして全体のストーリーと収束はなんとか見え、あとは伏線手の64銀成を同香と取ってくれるタイミングだけとなりました。しかし、ここからとても時間がかかりました。64銀成、同玉には(持駒歩のときに)63と、だとばかり思い込み、この変化が詰みそうで詰まないため嵌まりました・・・。67飛から55角に64に安い合駒がない!ことに気づいて、ようやく解けたようです』
☆いや大物が釣れたなあ。工房で楽しんでもらえた?のであれば本望です。
隅の老人Bさん『飛が縦横無尽の大活躍。かの三国志の豪傑、張飛の長坂橋大喝 を思い出す。詰め上げて手数勘定、55手。張飛も55歳で殺された。それにしても、巧くできた話ですね』
☆一応希望都(55)詰でもあります(笑)。張飛ですか、いやあちょっと流石に恐れ多いです。ありがとうございます。
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