NIMBY
順位戦の作品を投稿しました。昨日さんざん試して、やっと配置一枚減らせました。まだ減らす余地もありそうなのですが、代わりに味も落ちそうなので割り切り。疲れたなあ。
今日は以前予告しましたとおり時事ネタで。いつもに増してくだらない私見ですので、読みたくない、という方はどうぞ飛ばしてください。
タイトルのNIMBYとは「Not In My BackYard」の略語。直訳すると"ウチの裏庭には欲しくない"ということで、要は『世の中の仕組みとして必要なのだが、自分のとこは勘弁して』ということですね。今回の普天間基地騒動はまさにコレです。まだまだ迷走しそうな気配ですね。
これについて私は深い知見をもっているわけではないので、「沖縄には置かないべきだ」とか「海外に…」とかいう明確な意見はありません。ただ言いたいのは、「政府はなぜイニシアチブを強く取らないのか」ということ。子供じゃないんだし、NIMBY的な要素がある施設なのは誰でもわかるワケです。それを恐る恐る「ここでいい?」って聞いて回ったところで、「OKです、大歓迎」って言いだす自治体がそうあるワケない。
最近地方自治が声高に叫ばれていますが、少なくとも外交や軍事政策については国が主導権を握り、調整すべき問題と思います。もっと堂々と、毅然とした対応をとって欲しいものです。
私が尊敬する歴史上の人物のひとり、白洲次郎は安保条約が議論になった際、こんなことを書いています。"なぜもっと具体的に数字で、というよりも自分で防備をやったらいくら税金がふえると国民に説明しないのか。税金がふえて、我々の生活が今よりぐっと苦しくなっても、なお外国の軍隊を国内に駐留させるよりもいいというのが国民の総意なら、安保など解消すべき"(新潮文庫『プリンシプルのない日本』) 今まさに政府に求められていることではないかな、と思います。
ひとつ付け加えると、「基地があること」がマイナス一方、と捉える風潮もマスコミも含めて、もう少し考えてもらいたいなあ。いいことだってたくさんあるはず。特にマスコミについては、じゃあ基地がなくなったらどうなるのかについて突っ込んで検討して、意見を言うべきと思いますね。
他にも思うことは色々とあるのですが、今回はこの辺で。明日から不在になります。戻ってくるのは5日くらいかな?ではでは。
« 先にお詫びしとこっと。 | トップページ | 春だ! »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 詰将棋全国大会(2023.05.06)
- 2月の詰とうほく(2023.02.19)
- 終わりゆく平成(2019.02.24)
- 日本酒の記録(2018年12月)(2019.01.06)
- 日本酒の記録(2018年11月)(2018.12.16)
« 先にお詫びしとこっと。 | トップページ | 春だ! »
コメント