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2009年4月

ゴールデンウィーク

今年は高速1000円でどこに行っても込みそうな気がしますねえ。どうなんでしょ。

そんな冬眠蛙は土曜日から仙台を離れ、今回は山形経由で実家に帰ります。渋滞とかないといいなあ。戻ってくるのは5日の夜になりそうです。

ゴールデンウィークに今月の新作の解答をいただけると嬉しいなあ、ということで問題再掲示しておきますね。よろしくお願いいたします。

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 冬眠蛙作 4月の新作

 

 

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特別出題 小川悦勇氏作

アフラックのアヒルが

…どうみてもワタシより筋のいい将棋を指しているCMに違和感を覚える今日このごろ。角打絶好すぎるんですけど。

さて、4月の終わりといえば、順位戦の締め切り。ということで、本日いそいそとプリンタから出力しております。…とは言っても実は去年の6月くらいに創った作品なので、もうすっかり自分の中では新鮮味がうせています。果たしてどういう結果になりますか。

特別出題の『立方体』が不詰とのことで本当に残念なことです。いつか完全な形で再び世に問われることを祈ります。…とかいいながら、まだ高校を解いているワタシ。今月もせめて短大までは解きたいものです。ではでは。

どうなんですかねえ。

ブログネタにも「酔ったら止まらない?お酒の失敗談教えて!」というのがありました。先の事件の関係なんでしょうねえ。スターなだけに騒ぎになっても当然と思います。

全般的には「カワイソウ…」的な風潮を感じるのですが、『お酒が入っていたので』なんて言い訳は社会では通用しないワケで、私的にはおおいに反省してもらいたいと思っています。ただ、他人にものすごく迷惑をかけた、ということでもないのは不幸中の幸いだったかもしれません。

 

今日はJリーグがあり、新潟はアウェーで苦しみながらも勝利。2位に浮上しました。これから連戦ですが、なんとか上位に踏みとどまってほしいものです。ゴールデンウィークには久々に生観戦する予定。前見た試合0-6で負けてるので、不安半分楽しみ半分ってとこですね。

ちょっと見ぬ間に

 たくぼんさんの方で精力的に発行されている「Web Fairy Paradise」をこの間久しぶりに覗いてみました。ほんとは久しぶりに解けるだけ解いてみよう、と思ったわけですが、すごいルールのすごい作品ばかりで、最初の協力詰だけで退散しちゃいました。まあまた懲りずにチャレンジしてみたいと思います。

 特に推理将棋がフェアリールールで出題されていたのにはビックリ。普通ルールでも冬眠蛙にはだいぶ厳しい。はるか彼方の世界です…と短評を書いて送ったら、そのせいかどうかは知りませんが、たけとひでさんから練習問題がメールで送付されてきました。こんな問題です。

「フェアリールールの将棋で、後手玉は5手で詰んだよ。」
「王手の瞬間に、王は王手をかけている駒と同じ動き方になるルールだっけ。」
「駒を成る手はなかったよ。」

Transmuted Kingsと呼ばれる詰チェスのルールなんだそうです。たまにフェアリーで出題される鏡詰と同じですかね?

5手ということなので、ちょっと食指が動きましたが、10分くらいは「ホンマに詰むの?」と疑心暗鬼。解けて納得、相変わらず頭が固いです。

あ、まだ今月のパラの推理将棋も解いてないんでした。難しそうですが、ちょっとは頑張ってみましょっと。

不自然成駒の是非

先日結果発表しました『今月の新作番外編』について、こんな質問をいただきました。

『先月の詰将棋で成香がありましたが、こういう不自然?な配置はどのくらいが許容範囲なんでしょうか?内容がよければいいのかな。蛙さんの考えを聞かせてください。』

 

…難しい質問です。あくまでも私見で書きますね。

①許容して当然、というケース

成香や成桂の存在が手順の中核をなす場合です。ハガシ趣向が典型ですね。

②若干減価事項だけどまあ仕方ないかな、というケース

煙詰等の盤面条件を成立させるために、やむなく配置、というのはよくあるパターンです。

③かなり減価事項だけど場合によっては許容範囲かな、というケース

今回の作品の場合、成香を香にすると余詰が生じるだけですので、正直に書くとかなり痛いです。…が、仮にこれを回避するとして、駒数を増やさざるを得なくなった場合、総合的な作品価値が却って落ちる、ということもあるかと思います。

冬眠蛙的には1枚増えるくらいだったら多分そちらの図の方を選ぶと思います。今回のはそれも無理だった、ということです。

 

あと、作品のテーマに拠る部分も結構大きいと思います。普通の手筋物だとやはり目立ちますし、実戦形だとなお厳しいものになるかと思います。今回の番外編のような、ちょっと前衛的な感じの手順ですとあまり気にならないかなあ。甘えているだけかもしれないですけど。

 

古図式ですと結構普通の実戦形で不自然成駒が出てたりするのもあるようなので、こういった見方も時代とともに変わるものなのかもしれません。最近の風潮では、ちょっと前より拒否反応は少なくなったように感じますけど、皆さんいかがでしょう?

 

…ということで、その番外編にいただいた短評をコチラに掲示しました。たくさんの解答、本当にありがとうございました。

詰とうほく4月の会

一昨日書いた咳が更にひどくなり、処方してもらった風邪薬も効かないので、呼吸器系の内科で診てもらい、気管支炎のクスリをもらったのが午前中。そこから家に戻り、更に昼食。詰とうほくに着いたのは2時くらいでした。

既にいらっしゃったのは佐原さん、浦壁さん、利波さん(東京から連続出席!)に加え、初参加の保育園担当の佐藤さん。さらに私の後に久々の佐々木聡さん、伊田さん、西君と合計8名でした。なかなかの盛会です。…とはいえ、私は既に青息吐息(何せ夜横になると咳が止まらないので結局2時間くらいしか寝ていない)でした。利波さんから見せてもらった実戦形に撃沈。宮田プロもだいぶ考えたそうなので、私に歯が立つわけもありませんでした。佐々木さんは解答選手権の問題にチャレンジされてましたが、結局何題解けたのでしょう?結構健闘されていた感じではありました。立方体とルービックキューブの話題、更には今年の看寿賞予想などで盛り上がりました。

私は今回は1作だけ持参。まあまあの評価?でしたのでまあヨシとしましょう。…とか言いながら、実は既に戻ってから改作してたりして。うまく行けば?、パラに載るかもしれません。

更に佐々木さんの構想作を解図。主眼手が成立する仕組みに感心しました。もう1作見せてもらったのですが、時間もない中でしたので鑑賞しきれませんでした。どうやら余詰もありそう、ということで、次回参加までに仕上げて欲しいものです。

2次会はいつもの居酒屋。今回は西君と佐藤君の対決で、西君がかろうじて先輩の面目を見せてました。その後は詰四会作品展を解図。その場に2人も作者がいるのに教えてくれるどころか、『答を忘れてしまった(利波氏)』。家に帰った後にようやく詰ましました。なんとか解答出せそうです。しかし思うに、立方体と詰四会作品展、ページ順逆にすべきなのでは…。

 

ということでそれなりに盛り上がりました。家に戻った後、新しくもらった薬が効いたようで、夜の咳もおさまりやっと寝れました。ああやれやれ。

あ、そうそう利波さん例の件よろしくお願いしますね。近々メールします。

ではでは。

今月の新作番外編 結果発表

季節はずれの風邪をひいてしまったようで、咳が止まりません。熱が出たりとかはしていないのですが…まさか今流行りの結核?~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

気を取り直して番外編の結果発表を。

作品名:『大貧民』

▲49桂△36玉▲18角△27歩▲同角△25玉

▲43角△34歩▲同角成△26玉▲25馬△同玉

▲36角△同玉▲37歩△46玉▲47歩△同玉

▲45飛△同飛▲48香 迄21手。

①14玉は32角成、23歩、24飛、同玉、45角、29桂成、26香以下。

大貧民はトランプの一種。プレイヤーの順位が「大富豪」「富豪」「平民」「貧民」「大貧民」であらわされ、最初にカードが配られた後、大貧民は自分の持っているカードの中の強いもの2枚を大富豪の好きなカードと交換させられてしまう義務を負っています。このルールを、3手目の局面での持駒角2枚を玉方の持駒で最弱である歩2枚と交換(14手目の局面)する手順であらわしてみたものです。43角で36角とすると、同玉、25角、46玉で打歩詰なので、2枚目の角も歩に変換する必要がある仕組みですね。

さて、実はこの作品には作成当初から姉妹作がありました。隅の老人Aさんが少しコメントで触れていた筋です。こちら。

もちろん作品名は「貧民」です。

2作セットで、作品名込みで、ちょっと気に入っております(笑)。

○解答いただいた方(カッコ内は累計ポイント数) 

防止さん(1歩) genkouさん(1歩)

中村雅哉さん(15歩) たけとひでさん(2歩)

凡骨生さん(18歩) 詰将棋2級さん(10歩)

坂本栄治郎さん(9歩) DISABLEDさん(22歩)

オタマジャクシさん(11歩) 馬屋原剛さん(3歩)

ごぶりんさん(11歩) 嵐田保夫さん(9歩)

山﨑泰史さん(1歩) 隅の老人Bさん(10歩)

隅の老人Aさん(28歩) しろねこさん(24歩)

*坂本さんは昨年のウォークラリーの解答もいただきましたので、合わせて3歩今回計上しています。 

企画自体はそうウケるものでもないはずですが、今回は短コン短評1題分の賞品が効き、過去最高の解答者数でした。皆様ありがとうございます。短評は後日掲示いたします。

★解答いただけなかった方でも、この記事への感想をお寄せください。同様に一回につき1歩ポイント加算します。
★10歩まで貯まった時点で「1000円相当の図書カード」または「冬眠蛙のミニ作品集」のどちらかを進呈します。10歩以上になられた方は10歩ごとに同様に選べるものとします。

今回は詰将棋2級さんと隅の老人Bさんが節目の10歩到達しました。希望の賞品をメールいただければ、と思います。Bさんは翔太君の分もあるので、両方選択も可ですし、2000円分でもOKです。ご連絡お待ちしております。

4月の新作&特別出題

○4月の新作

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予告どおりの手数一桁です。タイムトライアル向きかな?実に小川氏作の前座です(笑)。 

○特別出題 小川悦勇氏作

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こちらが今回のメインディッシュ。手数は40手台前半です。ちょっと難しいですが、解いて気持ちよい作品だと思います。解答期間も少し長めに取りましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

★解答・コメントを募集します。(5月17日まででお願いします)コメントはこちらの記事に直接でもメール(アドレス:hirokiichishima@yahoo.co.jp)でも結構です。一回コメントをいただくごとに歩数ポイントを1歩贈呈します。

今回は冬眠蛙作で1歩、小川氏作で1歩ずつ贈呈しますので、一挙に2歩獲得できますヨ。

★10歩まで貯まった時点で「1000円相当の図書カード」または「冬眠蛙のミニ作品集」のどちらかを進呈します。10歩以上になられた方は10歩ごとに同様に選べるものとします。

超短編の創作は

先に書きましたように、今月の新作は小川氏から提供いただいた中編作品をメインにして、オマケとして自分の超短編を出す予定となってます。

手数一桁の創作は簡単そうに見えてなかなか難しいですね。やはりそれなりには考える手が欲しいし、かといってあまりに形が汚くするとバランスが狂うし。更に創作している途中でどうしても「ああ、こういう手も入れたいなあ」という誘惑に駆られます。それがちゃんと思ったとおりに入れば文句ないんですけど、ほとんどうまくいった試しがないですね。どうしても配置が増えちゃったりします。挙句の果てにやっとできた、と思ったところで、今度は同一作の心配もするわけで。いや~疲れます。

というわけで今日は失敗作を一個晒します。 

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9手詰。どういうセンスで創るとこんだけ配置が増えるんでしょうねっと。

まあそれでもなんとかギリギリ見れるかな、という作品できました。明後日に今月の新作を出題します。

 

超短編といえば、"冬眠蛙好みの超短編"シリーズの解説?がすっかり滞っていました。順次紹介していきます。今回は番外編として紹介させていただきました斉田氏作11手詰を。こちらに解答掲示しております。あ、まだ解いていない、という方はぜひチャレンジしてみてください。図を再掲します。

Saitashu

名人戦開幕

…ですが、観戦記者が対局中に扇子にサインをねだるという事件が起きたようで、YouTubeでも一時期動画がアップされ、アクセスがトップになってました。あんまり良くないハナシでトップになるのは…ねえ。

これがぽっと出の新米ライターさんがやった、って言うのなら、まあ怒られるのは当たり前としてもまだ許せると思いますが、実はこの道ウン十年のベテラン記者らしいとか。なんかもうガッカリ。だって言うことが、「相手の手番だと思った」ですもん。相手の手番だったら良かったのかって。大体羽生名人にだけって郷田九段にあまりに失礼でしょう。悪いけど、この方の文章もう読みたくないですね。朝日新聞には猛省してもらわないと。

 今日は詰将棋の創作をやってましたが、あと一歩のところでどうもうまくいきません。ちょっと気分転換して、またチャレンジしてみよう。…とサッカーを見ればアルビ負けちゃうし。あーあ。だめだこりゃ。

初楽天

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同僚と一緒に、プロ野球の楽天-ソフトバンク戦を観戦。プロ野球を見るのは小学生以来なので実に30年ぶり位です。

 結果は2-1で楽天勝利。チャンスをだいぶ逃したし、最後も危なかったのですが、それでも勝ちきる辺りが好調の証拠でしょうか。ちなみに写真は審判に抗議する野村監督(でも同僚曰く、「あれはきっと(三振した)中村紀へのグチをいってるだけ」)と、勝利の瞬間の白風船飛ばしです。久しぶりの割には結構楽しめました。また機会があったら行ってみたいと思います。

解答選手権

先々週チャンピョン戦、先週一般戦が実施され、大変な盛況だったようで何よりです。実は若島氏から仙台開催の打診があったのですが、諸般の事情でお断りさせていただいてました。本当はそのお詫び方々、東京に見物に行くつもりだったのですが、こちらも所用でかなわず。(そもそも見物可なんでしょうか??)しかし宮田プロは凄いですねえ。

一方でたくぼんさんのブログで「ばか詰タイムトライアル」が展示されています。なかなかユニークな試みですね。冬眠蛙も試してみましたが、予想どおりの大苦戦でした(笑)。でもなんとか解けたかな?5手詰なので皆さんもどうぞ。

 

さて、そろそろ4月の新作を準備する時期ですが、実は今月は、小川悦勇さんから作品の提供をいただいておりまして、超短編と中編の2作同時出題で考えております(後者がいただいた作品)。なかなかの力作ですので、皆様どうぞお楽しみに!

今週の大笑い

サッカーの試合といってもサッカーの試合だけで客が呼べるはずもなく、色々アトラクションをしたりしています。

今回記事を見て大笑いしたのがJ2愛媛FCのイベント「ゆるキャラ100m走」。リンククリックすると写真の記事が表示されます。カエルの一平くんの大活躍、ぜひご覧あれ。

①100m走実施前

②笑顔をふりまくカエルの一平くん

③いざ100m走…ってあれ?

④ありゃりゃ…

⑤あらら…、意外とひどかったんだな。

⑥治療中

⑦ほんとにカエルかよっ!そんな身体固いんかい!

 

 いや~笑いました。ちなみにこの「一平くん」、⑤の写真の背景に写っている「ゆうゆう亭」のマスコットなんだそうです。なぜにカエル…?たくぼんさんなら知っているかな?

あ、そういえばたくぼんさんに問い合わせメール出しているのですが、届いてないでしょうか?ご確認お願いしま~す。

パラ4月号

…というと、1月の結果発表ということで、今年から解答を始めた冬眠蛙の短評も久々にいくつか載りました。あ、もちろん?別のペンネームです。とりあえず、解答出した分は全部正解でした。良かったです。

さて、結果稿ではアトランティスもなかなかの話題ですが、楽しみにしていたのが添川氏の単騎詰。2ちゃんねるで話題になっていて、締め切り後でしたが解いてました。このテーマで馬鋸だけでも素晴らしいのに、更に歩発生~消去!作者の探究心の深さにただただ感嘆です。岡村さんが丁寧に解説されてますので、皆様もぜひ鑑賞してみてください。

驚いたのが原田さんの半期賞受賞のことば。このブログ読んでたとは…いや~お恥ずかしい。短コン解説、毎回しょうもなくてすみません。どうも原田さんの作品見ると遊びたくなるんですよねえ。あと石黒さん、ムリっす(笑)。

 

さて、今月の新作番外編も結果発表まで2週間を切りました。まだの方、もしよろしければ、作品名当てとともに、お試しください。

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 作品名のヒント:頭に「だ」のつくカードゲームです。

結局。

パラ3月号は短大まで+表紙と推理将棋の解答を出し終えました。高校5題が全部で20分という冬眠蛙にしては記録的な速さの解図でした。まあもちろん変化飛ばしまくりですが。

短大の11と14、それに推理将棋の32には感心しました。推理将棋は今月7日までOKだそうですので、まだ解いてない方はぜひチャレンジしてみてください。

 

パラ4月号が今日届いたのですが、実は今夜のこれからの予定はラーメンズの新作DVD「TEXT」に割かれることに決まっておりますので、感想はまた後日。ではでは。

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