« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

実は

色々とありまして、今月はほとんどパラ解いていません。解いたのは中学校までですね。あと表紙かな。このままでは3日坊主ならぬ2か月坊主なワケですが、さてどうしたものかと。皆勤している推理将棋も手つかずだしなあ。明日には印刷して出さないと駄目なわけで、今日明日で頑張れるのは高校くらいまでかな?頑張るとしましょう。

冬眠蛙好みの超短編12

この企画、久しぶりですね。最近サッカー見まくりのDVD見まくりですっかりご無沙汰になってしまいました。

今回はこちら。有名な作品なのでご存知の方も多いかも。

Tito  

 

 

 

 

 

 

伊藤正氏作 パラ83・4

感性が試される作品です。さあ、あなたはどれ位で解けますでしょうか。

 

サッカーでは日本がバーレーンに勝ち、現在行われている最下位のウズベキスタンと3位カタールの1戦でウズベキスタンが2点リード、ということで、だいぶ恵まれた展開になりつつありますね。南アフリカまであと1勝、ということになりそうです。頑張ってほしいなあ。今回新潟から呼ばれた矢野は試合に出れず残念。でも、これで明日のナビスコカップは出れそうかな?期待しましょう。

ではでは。

この時期の平日ナイターはやはりきつい。

同僚からチケットもらったのでベガルタ仙台の試合見に行きました。気温2度。我ながらようやります。

しかも今季ベガルタはホームのユアスタがただいま改修中で、中心部からクルマで30分以上かかる宮城スタジアムでの開催。まあもちろんクルマで行きましたが、結構な渋滞で、キックオフにはぎりぎり間に合いませんでした。

ちなみに雪が降ってましたが、風がほとんど無かったので、凍えるような寒さではなかった…はずが、肝心の試合内容が寒かった。(´~`)。゜○

強敵甲府が相手で、別にそんなにピンチがあった、というわけではないですけど、FWへの球の納まり具合は向こうが上でした。仙台の新外国人のマルセロもまあそれなりには頑張っていましたが、余計なファールや意味ないオフサイドとか、なんか空回りしてました。結局負け。まだまだこれから長いので、今後に期待するとしましょう。

 

スタジアムのスタッフは大半がボランティアだと思うのですが、本日は本当にお疲れ様でした。風邪ひかないよう、しっかりお休みください。

推理詰将棋

2月の新作を出した際にTETSUさんから紹介してもらったのが「推理詰将棋」というモノ。詰将棋メモを見ると、『推理詰将棋とは、いろいろな詰め方がある出題図で条件にあった手順を求めるもの』と書いてあります。例も載っている(コチラ)のですが、条件ばか詰でちょっとわかりにくいかなあ。

では"かしこ"の条件詰とはどういった定義になるか、というと『条件を満たす範囲で詰方と受方双方が最善を尽くす』という感じでしょうか。

1個例を作ってみました。

Suiritest_2  …普通に考えれば▲22金まで1手詰ですが、例えば、

A『隣の詰将棋なんだけどさ、金が横に5回も動いたんだよ』

B『へえ。それはすごいね。最後はどこで詰んだの?』

A『12だったよ。端に追いやられて無念だっただろうね』

という会話(=条件)を加えると、金送り趣向がいともたやすく実現できるわけです。あ、真面目に作ってないので余詰あったりして。

ただ、これはあくまでも極端な例でして、もっと斬新な条件でちゃんと謎解きになるモノが望ましいな、と思います。というか、『普通かしこでは実現できない妙手順』が出ないとあまり価値はないかと。そういう意味では作るのは難しいルールかもしれませんね。

え、じゃあ、そういう作品の作例はって?いやだなあ、それを作るのは見ているアナタの役割ですよ!

---------------------------------------------

ああそうそう、今日は久しぶりにNHK杯見ました。決勝には珍しく大熱戦でしたねえ。最後羽生玉に2回ほど詰みがあったようですが、ワタシも気付きませんでした。あれすぐに見えるようだったらパラの解図も苦労しないんでしょうねえ(笑)。 

 

容疑者χの献身

探偵ガリレオシリーズの映画化作である標記の映画が、今週ビデオレンタル開始ということで早速借りてきて見ました。これを見るためにずっと本屋で原作買うのを我慢してきたので、否応なく期待してしまいます。

今日一気に見終わりましたが、実に、我慢しただけの甲斐のあるものでした。特に天才数学者役の堤真一の演技がうまく、世界に一気に入り込みました。論理性をちりばめたトリックがまた良く、ミステリとして上出来だと思います。詰将棋を解くのが好きな方は見て損はないと思います。あえて難を言えば、あまりガリレオ先生の活躍がないような気はしますね。この辺はミステリ映画の難しさだと思います。

 

2月の新作にいただいたコメントをこちら(←クリック)に掲示しました。推理将棋風ヒントをつけたことで、こちらも結構ミステリ仕立てになったような気がするんですが、ひとりよがりだったかもしれませんね。ではでは。

使えないな~。

先月からメールアドレスを新しく作って、解答募集もそちらに切り替えたのですが、その新しく作ったYahooのメールソフトがイマイチで困っています。

何が困るって、「迷惑メールでないものが迷惑メールに整理される」こと。しかも例えばこれがなんか特定のメールアドレスで引っかかるのならまだしも、同じ人からのメールなのに、ちゃんと受信される場合と迷惑メールに整理される場合がある。これは異常に困ります。しかもそれに最初全然気付かなかったもんですから、「なぜ返事がこない?」と怒られたり。で、怒られたせいでやっとその事象に気が付きました。で、更に先日「もしかしたら他にもあるのでは」ともう一回迷惑メールフォルダを開いたら、taka-oさんから一番最後にもらったメールとたくぼんさんの2月の新作の解答メールがそこに整理されてしまってました。たくぼんさんのは辛うじて結果発表に間に合いましたが、taka-oさんは返事が来ないので、戸惑われたかもしれません。心よりお詫び申し上げます。4月号の解説、楽しみにしています。

えーと、2月の新作の短評については金曜日に別サイトに掲示予定です。もう少々お待ちください。

2月の新作 解答

 

◎出題時のヒント

・手数10手台 ・大駒が動く手が4回 ・お互い駒を取る手があった 

▲56金△同玉▲59香△46玉▲55馬△同飛

▲36飛△47玉▲46金△同桂▲31飛成△25飛

▲39桂迄13手。

 

「普通の詰将棋に推理将棋風のヒントをつける試み」、いかがでしたでしょう。正直なところ、この初形はワタシが解答者だったら手を出しづらいな、ということで、あえてヒントをつけてみようと。でもせっかくヒントつけるなら、却って作意が引き立つようなのがいいな、と考えた次第です。

「大駒4回動かす」と書いておいて最初4手はそれと違う手順。「双方駒を取る手があった」と書いておいて、詰方は最後の最後にとんでもない場所においてある駒を取る。……我ながら詐欺同然です。でも決してヒントは間違ってないですよね?ただ、出題時に書いた「易しい好作」には…なってないな(汗)。

 あ、少しだけ変化があるんでした。4手目同とは66飛~68金、58合は76飛、57玉、66馬、46玉、48馬で詰みます。作図時にこの香打ちが入ったときは嬉しかったです。

○解答いただいた方(カッコ内は累計ポイント数)

DISABLEDさん(21歩) 中村雅哉さん(14歩)

凡骨生さん(17歩) 谷口翔太さん(14歩)

風みどりさん(13歩) たけとひでさん(1歩)

坂本栄治郎さん(6歩) 詰将棋2級さん(9歩)

安武利太さん(1歩) しろねこさん(23歩)

隅の老人Aさん(27歩) 嵐田保夫さん(8歩)

たくぼんさん(20歩)

 

今月もたくさんのコメントありがとうございます。後日別サイトにまとめて掲示いたします。試みが試みだけに、なかなか楽しいコメントたくさんいただいてます(笑)のでお楽しみに!

★解答いただけなかった方でも、この記事への感想をお寄せください。同様に一回につき1歩ポイント加算します。
★10歩まで貯まった時点で「1000円相当の図書カード」または「冬眠蛙のミニ作品集」のどちらかを進呈します。10歩以上になられた方は10歩ごとに同様に選べるものとします。

たくぼんさんが今回20歩到達しました。前回書いたミニ作品集の作成作業の進捗が悪いのですが、とりあえず図書カード送付でも良いでしょうか?ご希望をメールいただければと思います。

ズレてますね。感覚が。

先日掲示の「今月の新作番外編」ですが、ワタシが思っているほど易しくないようです。特に変化が難しいみたいですね。あんまし色々ヒント書くと今度は解図の楽しさを奪ってしまうし、困ったモノです。とりあえず言えるのは『ヤン詰とどっこいどっこい』では無さそう、というところ。すみませんです。

ちなみにもう本人も忘れかけてますが(笑)、2月の新作は明日が解答締め切りです。明後日には解答を発表したいと思います。

今日は練習作を1個。

09mar14a

 

 

 

 

 

手筋物の7手詰。たまにこういうのも作らないと、作風がヘンになるばっかり(笑)。 

2つのおめでとうございます。

以前からコメントいただいていた詰将棋2級さんが「onakaponの詰将棋」というブログを開設されました。早速覗いてみましたが、センス良い短編が並んでおり、頭のトレーニングに最適です。ぜひ皆様もご訪問ください。

 

また、たくぼんさんも紹介されていますが、冬眠蛙のところにも伊達さんからメールきました。大学合格おめでとうございます!コーヘーさんや菊田さんの後輩ですか、これはますます今後期待大ですね。

 

今日は仙台は雪でした。まだまだ寒い日が続きそうです。皆様も風邪にお気をつけて。 

余計かな、とは思うのですが

あ、まず最初に連絡事項を。

馬屋原さんへ。解答ありがとうございました。…が、昨年同様、返信が受け付けてもらえません。昨年もらった別メールのアドレスに返事出しましたのでご覧ください。

genkouさんへ。コメントありがとうございます。絶好のヒントだと思ったので残そうかとも思ったのですが、一部カットさせていただきました。後日結果発表時に復活させます。ナイスな解き方で嬉しかったです。

------------------------------------------------

今まで誰もどこでも触れてませんでしたので、どうしようかと思ったのですが、個人的にとても驚いた記事があったのでちょこっとだけ。それは2月号に載っていた臨時中学校の結果稿です。手順以外は全て短評のみで構成。解説ナシ。ゴルゴ40氏、かなり斬新です。作品のポイントとなる部分に触れた短評をたくさん載せることで、少し考えながら読ませる狙いなのかなあ。

ただ、個人的には、少し違和感がありました。解かずに結果だけ見た人間からすると、フィルター越しに作品をのぞいたような感じです。本質が見えたようで見えないような。そういった意味で、見るだけ、読むだけの人でもわかりやすく楽しめるように、また勿論解いた人がもう一度共感できるようにガイドすることが大事なんだな、って思った次第です。自分の解説は果たしてガイドになっているのか、というと、……うーむ……。もっと意識しなくてはいけないですね。そう思わせてもらえた分、良い催しだったのかもしれません。(でもちょっと解説を楽しみにしていた作者の方にはかわいそうかな)

 

 

前にも書いたとおり、最近太ってきたので基礎代謝を上げるエクササイズを1日30分程度やってます。今まであんまし運動してなかったので結構キツイですね。少しは効果が出ると良いのですが。ではでは。

開幕に勝つってこんなに気持ちいいもんなのか。

世の中WBCで盛り上がってますが、そんな中、昨日からJリーグも開幕。冬眠蛙が懲りずに応援するアルビはアウェーFC東京戦でした。今年は去年と違ってだいぶ攻撃的な感じですが、正直前半は押されっ放し。実はアルビは開幕戦に勝ったことがない(大敗ならうなるほどある)んで、正直「ああ今年も厳しそうだなあ」と思いながら見てました。…が、こういうときにあっさり点は入るもので、前半ロスタイムにコーナーキックから先制。後半一度追いつかれたのですが、直後に勝ち越し、その後も相手のミスからダメ押しと得点を重ねて、4-1で勝ちました。最初に勝つと、ほんと今後を期待させてくれますね。

期待のFW大島も点を取りましたし、なんといってもセレッソ大阪から期限付きで移籍したジウトンという左サイドバックが見てて面白い。物凄い勢いで前線に駆け上がり、攻撃力がハンパない。…で、守備に戻ると、「オレでももう少しできるぞ」と言いたくなるほどアッサリ抜かれる(笑)。今回は失点の原因とかにはなりませんでしたが、次節以降どれくらいできるか、楽しみです。

 

さて、昨日出題の「今月の新作番外編」の作品名当てですが、解けたけど全然分らん、というコメントが。やっぱり難しいですかねえ…ということで、出題文にヒントを追加しておきます。なお、書くのを忘れてましたが、短評送付はクイズの解答がハズレでも勿論行ないますので、奮ってご参加ください。

今月の新作番外編

New09mar 

 

 

 

 *杏は成香です。

 

 

聞き手「??普通の詰将棋に見えるけど、どこが番外編?」

作者「えーとですね。普段だと解答・コメントを募集してるのですが、今回はプラスしてクイズに対する解答をいただければな、と」

聞き手「は?どんなクイズ?」

作者「こんなんです。『この詰将棋には作品名を付けています。その作品名はなんでしょう?』駄目?」

聞き手「何考えてんの?そんなこと言われてもわかるわけないじゃん」

作者「いや、一応ヒントあるの。『ヒント:その名前はあるカードゲーム名です』。」

聞き手「花札とか?」

作者「そうそう。神経衰弱とか、ババ抜きとか、その類」

聞き手「解けばわかるわけ?あんまり趣向詰っぽくない形だけど」

作者「たぶん…。一応書いておくと、これ、最初に作品名を決めて、それに合った手順を、ということで創ったの」

聞き手「ちなみに手数は?」

作者「詰パラでいうと短大クラス。でも難易度はヤン詰とどっこいどっこいだと思う」

聞き手「…たくさん解答もらえるといいね」 

------------------------------------------------------- 

聞き手「…解けたのに全然わからん、というコメントが来てるんですけど…」

作者「うーむ…。仕方ないですね。ヒント増やします。『ヒントその2:そのゲームの名前の最初の文字は「だ」です』 …ってとこでどうでしょう?」

聞き手「なんで最初の文字だけなの?最後の文字も載せればいいのに」

作者「なんかですね、正式な呼び名が2通りあるんですよね。Wikipediaにそう書いてありました」

聞き手「なお混乱するのでは…」

作者「いいんです、応募さえしてもらえれば(笑)」

 …ということで、大したことない企画ですが、ちょっとしたヒマつぶしになれば、と思います。ちなみに、一枚だけいじった姉妹作?もあるのですが、そちらは解答発表時に紹介します。

 で、今回はいつものポイントの他に、「昨年の短コン出品作の希望の一作品の短評」を送付します。出品作であればどの作品のでもかまいません(…とは言っても、出品された方なら「自分の!」と言うでしょうけど)。

 番外編ですのでメール(アドレス:hirokiichishima@yahoo.co.jp)で解答をお願いいたします。一応締め切りは4月14日(火)とします。

★解答・コメントいただくことに1歩ポイントを進呈します。10歩まで貯まった時点で「1000円相当の図書カード」または「冬眠蛙のミニ作品集」のどちらかを進呈します。10歩以上になられた方は10歩ごとに同様に選べるものとします。

予定変更

毎月だいたい15日前後に今月の新作シリーズを出題していますが、今月は番外編として明後日の土曜日に発表して、それにお答えいただいた方で、今回の短コンの特定の1題の短評が欲しい、と希望された場合、短評を送付することにしたいと思います。

昨年も番外編と称して「詰将棋ウォークラリー」を実施したのですが、今回は別の企画です。詳しくは出題時に。

 

さて、今日は久しぶりに冬眠蛙好みの超短編紹介を。

Matsuno 

 

 

 

 

 

 

松野裕明氏作 パラ82・5 

 

超短編はこうでなくては、という手が出ます。

3月号

ぱらりと一通り眺めてみました。短コンの解説はいかがでしたでしょうか?毎回これで良かったかなあ…と不安になるのですが、今回も同様ですね。

驚いたのが『詰将棋順位戦の歴史を振り返って』という記事。自分の出品作をブログでひととおり振り返ったのがついこないだですから。まさか私のブログ記事を見たのがキッカケ…なわけはないか。ちなみに言うまでもなく、三津田さんという著者の方は冬眠蛙とは別人です。自分がちょっとスゴイ作家に見えるのが数字の怖さですねえ。作品見ると実に大したことないんですけどね。

作品解図は今月はのんびり開始。ぱっと見で解く気が起きて、果たしてそのまま解けてしまうヤン詰③④はちょっと好みです。折角半分解けたし、①②も解くかなっと。

 

あ、そうそう気が付いたら3月に入っておりました。2月の新作のコメント締切まで残り10日あまりとなっております。図と推理将棋風ヒントのリンクを張っておきますので、まだの方、よろしければどうぞ。

New09feb  

 

 

 

ヒント

(Shiftキーを押しながらクリックしますと別ウィンドウで表示します)

なんかスゴイのあった!

Image014_4 

ちょっと画像大きいかな?今回の新潟行きで帰りに見つけた越乃寒梅の「超特撰大吟醸」。今から飲むのが楽しみです。ちなみに隣はMy徳利&お猪口です。

 

さて詰将棋。結局は大学は1問しか解けませんでした。いかんですね。今日戻ったら3月号が届いていましたが、中身はまだあまり読んでおりません。短コンの結果、皆様いかがでしたでしょう?予想どおりでしたでしょうか?今回も短評送付を景品に何かやろうかと考えておりますが、さしたる企画も思いつかず、思案中です。え、写真の酒を景品に出せ?駄目です(笑)。

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »