谷口さんスミマセン。
本日パラ6月号が届きました。私にとって年に1回のノルマ作が載る月であります。実は今回、投稿図書いてから最後に図があっているのをチェックしないまま出してしまい、後になって「ちゃんと書いたかなあ」と心配していましたが、ぱっと見た感じ大丈夫でした。まあ、どっちにしてもそもそも予備作だったモノなので内容は全く…なんですけど。
ぱらぱらとめくっていると、読者サロンで同人作家である谷口氏が近代将棋の塚田賞短編の受賞回数について書かれている記事が。で、『塚田賞を逃した短編』ということで13手詰の作品が紹介されています。これ、確かアレですねえ、こんとき受賞したの実はワタシなんです(第2作品集の25番)。当時ワタシも谷口氏作解いて、「これが出されては、自分のは塚田賞は駄目だな」と思ったので、受賞通知が来たときはビックリしました。後で集計結果を見たら、審査員のうち2人の方が自作の方を1点買いされてたのが影響したようです。全然そんな気はなかったのですが、これで谷口さんが受賞回数1位になれなかったとしたら申し訳ないなあとチョット思いました。
こないだ西君がその存在を知らなくて驚いたのですが、谷口氏は既に作品集を出版されています。故野口益雄氏の個人出版だったので、今はもう入手困難なのでしょうね。短編の名手にふさわしい作品が並んでおり、なかなか楽しめます。ただ、出版後に出された作品も数多く、その中には今回紹介された作品のほかにも各賞を受賞された作品がいくつもあります(出版後に出された作品群の方が構想色が強くて冬眠蛙好みです)ので、個人的にまた作品集を出してくれるものと期待しております。
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