10月の新作解答
少し遅れましたが10月の新作の解答を掲示します。
▲24桂△同銀▲33金△同銀▲同銀成△同玉
▲44銀△34玉▲45金△同桂▲36香△44玉
▲45香△53玉▲52飛成△同玉▲43銀△61玉
▲72金△同玉▲82馬寄△61玉▲53桂△62玉
▲73馬△53玉▲54銀成△同玉▲64馬△45玉
▲55馬△36玉▲46馬△27玉▲37馬△同龍
▲同馬△18玉▲17飛△29玉▲38銀△39玉
▲28馬△同玉▲18飛△同玉▲19香△同玉
▲29金迄49手。
長い変化は8手目同玉くらいかと思います。45香、同桂、55馬、43玉、54馬、同玉、52飛成以下で早く詰みます。
歩なし煙、というだけですと少々寂しいですので、馬追い趣向を入れました。出題時にも書きましたが序は何通りか作った中で最も趣向に合ったものにしたつもりです。初形からは趣向が見えず、自然に進めていって45香、53玉としたところで「ああ、これは…」と気付いてもらえれば、という仕掛け。どうでしょう?
隅の老人Bさんから煙詰の定義についてコメントいただきました。前に駒場さんと田中至さんで論争になったものですよね。個々人で微妙に違うかもしれませんが、一般的には「詰上りが理論上の最小駒数」なのが煙詰、というところではないでしょうか。ちなみに本作の場合、最後28玉、29金とすると詰上り4枚ですが、冬眠蛙的には「28玉における詰上りの最小駒数は4枚だからこれでも煙詰」という考え方です。…というか、お願いですので素直に同玉と取ってください(笑)。
○○コメントいただいた方々(カッコ内は累計ポイント)○○
たくぼんさん(8歩)しろねこさん(4歩)凡骨生さん(1歩)
橘圭吾さん(2歩)隅の老人Aさん(10歩)谷口翔太さん(1歩)
利波偉さん(7歩)
○ 9月の新作 解答発表後コメントいただいた方 ○
小峰耕希さん(5歩)
★10歩までたまった時点で「1000円相当の図書カードまたはQUOカード」または「冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集」のどちらかを贈呈いたします。
隅の老人Aさんが10歩到達しました。ご希望により冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集を送付します。10歩以上になったらどうするか?また考えます。(^^;
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本日、第2回プレ短コンの解答締切となっております。まだ、という方ぜひご解答よろしくお願いいたします。
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Bさんが「Q&Aつづき」でコメントを入れている。
「Aの感想や如何に?」とメールが来たので、蛙さんのブログをお借りして返事を書きます。
「煙詰」に対してAの考えは至極単純です。
「基本は全駒配置が3枚になるですが、作者の創意によって変わって来る。」 例えば都煙は4枚であるが、創意はあくまでも煙。玉が周辺に近づいても創意が煙で、最小枚数であれば煙詰とみる。
10月の新題は勿論煙詰です。
Bさんは4「金銀桂香、巣篭」も全駒なら準煙と言っていますが、
Aの見解は「創意、煙にあらず」従って準煙に該当せず、です。
但し、番外として取り上げる事には異論はありません。
仮にAが詰め上がり4枚でへの字全駒を作っても煙詰と言われたくない。
頑固爺の気持ち分かるかな?
A,B共に似たような爺で、意見がぶつかる事はありませんが、たまには
良いよね。
投稿: 隅の老人A | 2007/11/04 18:27