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2007年11月

そうそう、そうじゃないかと思ってたんですよ(笑)。

あ、えーと昨日の図の件ですね。けんちゃんさんありがとうございました。

ちなみにタイトルはもちろんウソです(笑)。18金が両王手なので何枚利かせても大丈夫なのに全然気付きませんでした。もしかして26桂とかでも大丈夫なのかな?

やはり伊藤果氏でしたか。ちょっとおぼろながら記憶ありました。こういうパズル的な作品が一番氏っぽくて良いですよね。

明日11月の新作の解答発表します(飲み会入っているので少し遅れるかも)。嬉しいことに更にコメントをいただき、過去最高の解答者数になりました。本当にありがとうございました。

手順から配置を推理する

来月の新作の紹介編ということで昔どこかで解いた詰将棋を思い出そうとしているのですが、手順は思い出せるものの配置が思い出せない状態です。

一応その手順が成立する図はひとつ見つけたんですけどね。

07nov28a  

 

 

  

 

 

 確か双玉でなかったはずだよな~と思うのですが、代わりの案が見付かりません。どんなんだったっけかなあ。なんか凄く自分が不器用みたいで(いや、そうなんですけど)、ちょこっと落ち込んだりして。

…とりあえず来月の新作はこの路線です。

 

**非業務連絡コーナー**

たくぼんさんへ。10ポイントの賞品は①図書カード1000円分②QUOカード1000円分③冬眠蛙ミニ作品集のどれがよろしいでしょうか?

ご連絡お待ちしております。(Disabledさんへ。行き違いでした。メールいただいてました。もしご覧になっていたらすみません)

本日ボーリング大会

職場のボーリング大会+打ち上げでヘロヘロな冬眠蛙です。2年ぶりのボーリングだったのでとんでもない恥をかくのでは、と思いましたが辛うじて116・120という「まあ私の腕+ブランクなら上出来じゃね?」という結果でした。まあそれはいいんですけど、きっと2日後にとんでもない筋肉痛になるんだろうなあ…。ちなみに今年異動してきた新人が2ゲーム目220というとんでもないスコアをたたき出して独走で優勝したのですが運悪く上司が2位で皆に「KY」とかボロクソに言われてました(笑)。もちろん冗談ですけど。

携帯でネットする人って増えてるのかな?

アクセス数が異常に伸びている理由のひとつがどうもこれくさい。プレ短コンの解説は1題1題長いので、携帯で見てみると5ページ分くらいになるんですね。IT関係の方の話ですと、近いうちにPCと携帯のネット比率は逆転するだろう、ということですが、見づらくないですかねえ。そんなこと言うのはオッサンの証拠なんでしょうか。

再表示した甲斐ありまして、11月の新作の解答をたくさんいただけました。ありがとうございます。解答掲示は今週末ですので、まだ解いてない、という方、よろしくお願いしますね。

さて、前に近代将棋に易しい中編を1個投稿した、と書いたのですが、めでたく本日発売の新年号に掲載されてました。ということでこれが12月の新作になります。ここに転載するのは12月1日予定です。載ったから言うのですが(笑)、会心の出来です。お楽しみに!あとやなさん解説お手柔らかに!(笑)

ちなみに入選10回となってましたが、私の極めていい加減な記憶ですと、多分16回くらいです。まあ別にいいんですけどね。

おわび+総評

戻って参りました。えーと、解答いただいた皆様からコメントやメールで「間違えちゃった」申告をいただきました。いったい私は何を採点していたのでしょう(汗)。本当に申し訳ありませんでした。

総評をこちらで纏めておきました。お楽しみください。

なお、順位の入れ替えがかなりありましたので、もう一度掲示しておきます。

1位:⑩ 風みどりさん作 平均点4.53

2位:⑬ 波崎樽生さん作 平均点3.90

3位:⑭ オタマジャクシさん作 平均点3.80

4位:⑤ 中村雅哉さん作 平均点3.74

5位:⑫ たくぼんさん作 平均点3.60

6位:⑦ 馬屋原剛さん作 平均点3.58

7位:⑥ 芹田修さん作 平均点3.37

8位:① 藤井孝太郎さん作 平均点3.30

9位:⑪ ポアロさん作 平均点3.15

10位:⑨ 利波偉さん作 平均点3.05

11位:② らいあんさん作 平均点3.00

11位:⑧ 橘圭吾さん作 平均点3.00

13位:④ 梵失公さん作 平均点1.90

余詰:③ 今井亜美さん作 (平均点2.80)

…ということで躓きつづけながらも第2回プレ短コン、以上で閉幕したいと思います。皆様大変ありがとうございました。本番の短コンは約1週間後に開催ですね。楽しみにしましょう。

ところで解説また私なのかなあ。声かかってないのですが…。

⑭オタマジャクシさん作

いよいよ最後の作品となりました。オタマジャクシさんのユーモア作品?をこちらでお楽しみください。

総評はこちらに戻ってからアップします。しばらくお待ちください。

ところで、毎日更新している弊害か、11月の新作がサッパリ解答増えない内にあと1週間ちょいとなってしまいました。一桁ものですし、そう難しいというわけでもないと思います。今一度作品載せておきますので、解けた!という方、コメントよろしくお願いいたします。

(11月の新作 9手詰)

New07nov

⑬波崎樽生さん作

たくぼんさん作の解説で風みどりさんからいただいた評の「藤田作を思い出す」について、教えてください、と書いたところ、早速MNさんからご教授いただき、更に風みどりさんのブログでも取り上げていただきました。ぜひご覧になっていただければと思います。まさしく名作ですね、これは。

その風みどりさんによると、けんちゃんさんがmixiで評点のつけ方についてコメントしていただいているとか。オイラも見てみたい…。風さん、お願いします。m(__)m

 

さてさて、本日は構想派の雄、波崎さんの珍しい超短編。手筋もののようで実はそうではない、奥の深い作品となっています。こちらでお楽しみください。

明日から新潟に行くのですが、残り1作なので、12時過ぎにまた更新したいと思います。いや~しかしさすがに疲れました。ちなみに昨日は寮の総会後にヘベレケになって書いております。なんか文章がヘンでしたらすみません。

⑫たくぼんさん作

サッカーのオリンピック出場が決まったみたいですね。よかったよかった。

本日は超短編といえばこの方、たくぼんさんの作品です。こちらからどうぞ。洗練されています。

業務連絡?:Disabledさんへ。今日郵便局のエクスパックにて発送しました。集配時間を過ぎてしまったので、届くのは土曜日くらいになるかと思います。

⑪ポアロさん作

やってしまった…。本日解説の⑪ポアロさん作ですが、全員正解ではなく、1名誤解でした。今回は誤解は5点カウントにしているので、その影響で順位に変動が生じてしまいました。全くもって申し訳ありません。これから関係箇所を全て修正しておきたいと思います。

実は本番でも一回やらかしたことがあります。そのときは「誤解はA扱い」を忘れていて、全てノーカウントにしてしまっていました。これ、結構影響が大きいんですよね。そのときの優勝作は変わっていませんが、ベスト10は変わってました。ここでお詫びしても遅いのですが、千々岩さんその節はすみませんでした。

⑩風みどりさん作

いよいよ今回優勝の風みどりさんの作品です。アクロバティックで、緻密で華麗。至高の芸をこちらでどうぞ!

いい加減ノベルズで買ってしまおうか、という衝動をじっとこらえてきた森博嗣の新シリーズ第1作、「φは壊れたね」がやっと文庫化されて購入しました。ちょっとずつ読んで楽しみたいと思います。

⑨利波偉さん作

最近妙にアクセスカウンタが増えまくってますが、どうやら作品掲示用のサイト分もカウント対象になっているようで、そのせいで二重に増えているようです。10万アクセスも近づいてきましたねえ。意味も無く感慨にふけったりして。

さて、本日は昨今最も充実している作家の一人、利波さんの作品。構想のきらめきをこちらでご堪能ください。

Disabledさんへ。住所ありがとうございました。今週中には発送しますのでお待ちいただければ、と思います。

サッカーは新潟が久しぶりに連勝。今季はあと2試合で、これ以上上の順位にはいけないのですが、入賞(7位以内)も見えてきました。今後のためにも、気合を入れなおして頑張ってほしいです。一方J1昇格を目指す仙台はホームで不覚をとってしまいました。まだ自力昇格の芽は残っていますのでこちらもなんとか踏ん張るよう祈っています。

⑧橘圭吾さん作

また評点に関するコメントをいただきました。一応フォローしますと、特定の方がどの作品も1点にした、とかではありません。1点が一番多かった人でも14作中6作でした。

さて本日は橘圭吾さん作。こちらでご覧ください。ちなみにこの作品に1点をつけたのは先ほどの"1点が一番多かった人"です。まあ正直なところ、私がもし解答者だったとしても…あ、いかんいかん。また私の中の悪魔が。

⑦馬屋原剛さん作

昨日書いた梵失公さんの名前の読み方の件ですが、ポアロさんのヒントでやっとわかりました。あのぉ、冬眠蛙は食生活が貧弱なので、骨つきの○○なんて見たことない。これは読めないわけです。中国語なのかな、とか邪推して辞書とか真面目に調べてしまいました。ヤラレタ!

さて本日はおもちゃ箱でも活躍の馬屋原さん作。易しいながらセンスの良さが感じられます。こちらからどうぞ。

なお、先般告知しました、解答副賞のLPSA日めくり詰将棋カレンダですが、厳正なる抽選(?)の結果、Disabledさんが当選ということになりました。Disabledさんにおかれましては、送付先をメールにてご連絡くださいますようお願いいたします。

⑥芹田修さん作

本日は三軒茶屋裏通りの主、芹田さんの作品。こちらでお楽しみください。

④の作者、梵失公さんからお名前の読み方のヒントをメールでいただきました。

「梵失公」とかけて「乳幼児の手足」と解きます。
その心は、食欲の秋ですし、
骨無しの○○○○○○をガブリといきたいですよね。

???(@_@;)シシカバブー?

⑤中村雅哉さん作

いつものことながら完成度が高いです。こちらでぜひご鑑賞ください。

サッカーのアジアクラブチャンピォンシップを見ていて更新が遅れました。いやー、レッズ優勝、すごいです!やはり守備が良いチームは強いなあと思いますね。

そのレッズに今新潟にいるエジミウソン選手が移籍する、という話が最近スポーツ新聞に載っております。ずっと新潟を支えてきてくれた選手だけに、すごく残念な反面、強いチームで活躍する姿を見てみたい気も。フクザツですね。でも出ると決まったとしたら、「ありがとう」と笑顔で送り出してあげたいな、と思っています。

④梵失公さん作

コンクール方式だとどうしても最下位の作品が出てきてしまうわけで、解説もなかなか難しいです。コチラでご覧ください。作者(なんとお読みするのでしょう?)におかれましては、どうぞ気を落とさぬよう。

大橋光一さんが運営されている「詰将棋博物館」というサイトで濱田博さんの作品集が公開されました。濱田さんというと、本番の方の短コンで毎度独特の作品を出しておられるので、そちらの印象がどうも強いのですが、初期の作品はまた違った雰囲気でした。第7番が面白いですね。意欲を感じます。第19番は昔真面目に解いていたころ、1歩不足がどうしても解消できなくて泣く泣く無解だった記憶が。解答を見て本当に感心した覚えがあります。面白い作品が多いので鑑賞をオススメします。(「お前に勧められても…」とか言わないでくださいね)

③今井亜美さん作

前述のとおり、残念ながら余詰だったのですが、修正図で掲載しました。こちらをご覧ください。

北北東さんと酒井さんからコメントいただきました。そうですねえ、評点の基準は人それぞれですが、確かにちょっと厳しいなあ、という気はします。あえて差を出そう、という配慮なのかもしれませんね。

えーと、明日は夜8時からニフティのメンテナンスが入るそうです。それまでに帰ってくる可能性が薄いので今から原稿打っておかなくては。ではでは。

②らいあんさん作

近くのレンタルDVD屋さんから前にNHKでやっていた「ハゲタカ」をレンタルして見てます。スリリングな展開が最高ですね。まだ半分なので、これからが楽しみです。

では②らいあんさん作の解説をコチラでお楽しみください。あ、えーと、たくぼんさんから点数内訳を見せてほしい、という要望がありましたので追加しました。

①藤井孝太郎さん作

えーと、折角わざわざ別のサイト作ったので、そちらで1作ずつ掲載します。ご覧ください。

①藤井孝太郎さん作 解説

たくさん解答いただいたおかげで、結構なボリュームです。文字の大きさは普通サイズにしましたが、見づらい、という場合は大文字に直しますので、ご遠慮なくお申し出ください。

第2回プレ短コン結果発表

それではお待たせしました。第2回プレ短コンの結果を発表します。

解答者総数20名 全題正解者数18名

1位:⑩ 風みどりさん作 平均点4.53

2位:⑬ 波崎樽生さん作 平均点3.90

3位:⑭ オタマジャクシさん作 平均点3.80

4位:⑤ 中村雅哉さん作 平均点3.74

5位:⑫ たくぼんさん作 平均点3.60

6位:⑦ 馬屋原剛さん作 平均点3.58

7位:⑥ 芹田修さん作 平均点3.37

8位:① 藤井孝太郎さん作 平均点3.30

9位:⑪ ポアロさん作 平均点3.15

10位:⑨ 利波偉さん作 平均点3.05

11位:② らいあんさん作 平均点3.00

11位:⑧ 橘圭吾さん作 平均点3.00

13位:④ 梵失公さん作 平均点1.90

余詰:③ 今井亜美さん作 (平均点2.80)

風みどりさんが圧倒的なスコアで第2回優勝を飾りました。おめでとうございます!!また、同時に行ないました首位作+その作者予想、正解者は中村雅哉さんお一人。拍手!

お二方には賞品を後ほどメールにて送付いたします。

本日夜から1作ずつ正解発表+解説・短評を載せてまいります。お楽しみに!

○○解答いただいた方(カッコ内は累計ポイント数)○○

今井亜美さん(2歩) しろねこさん(6歩) 凡骨生さん(3歩) 波崎樽生さん(2歩) Disabledさん(5歩) ssさん(2歩) 中村雅哉さん(2歩) 橘圭吾さん(4歩) 酒井博久さん(2歩) 隅の老人Aさん(12歩) 北北東さん(2歩) 谷口翔太さん(3歩) たくぼんさん(10歩) 小峰耕希さん(7歩) 風みどりさん(6歩) 馬屋原剛さん(2歩) けんちゃんさん(6歩) 利波偉さん(9歩) 藤井孝太郎さん(2歩) Urakabeさん(4歩)

全題正解者は下線のひかれている方々です。

★10歩たまった時点で「1000円相当の図書券またはQUOカード」か「冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集」のいずれかを贈呈いたします。

たくぼんさんが今回で10歩に到達しました。どちらの賞品がよいか、メールにてご連絡ください。

前回より多くの解答がいただけて、本当にありがとうございました。これで懸賞なしではあまりに申し訳ないなあ、と思っており、LPSAの詰将棋日めくりカレンダを1部用意しました。これから厳正に抽選し、当選した方には後ほどご連絡いたします。

いよいよ明日なんですが。

第2回プレ短コンの結果発表がいよいよ明日にせまりました。出品された方は今頃ドキドキでしょうか。

一方、今月の新作なのですが、今までで一番短い割りに解答がちょっと少なめです。そんなに難しい、というわけでもないはずなのですが…。

新作シリーズについて小冊子にまとめる、という話は以前に書きましたが、現在作成中となっております。題して「ねっと・わーく」。今年2月の新作から今回の11月の新作までを納めて賞品として配布したいと思っております。既に10歩に到達した隅の老人Aさんにおかれましては、今しばらくお待ちください。で、どちらかというと皆様から頂戴したコメントで成り立っておりますので、今月の新作にもなにとぞ解答よろしくお願いいたします。

ゆうちょ銀行に行ってみる。

いや、私のメインバンクなんで行くのは当たり前なんですけどね。

なんで行ったのか、というとキャッシュカードを紛失したから。今日ちょっと口座番号を書く書類があったので番号は…とサイフの中身を見て初めて気付きました。いつ無くしたのかもわからない。なんてことでしょう。

慌てて近くの郵便局へ。通帳は手元にないので、とりあえず取引だけでも停止しなくてはいけません。で、書類を…というところまでは受付嬢の対応も滑らかでした。…が、その申込書が見当たらないらしく、5分くらい局員2名で棚をひっくり返しての騒ぎに。なんだかねえ。

結局コンピュータから届けを印刷してそれに記入しました(…てか、最初からそうすればいいのに)。無事に手続き終了。残高も確認してとりあえず変わってないので一安心。で、再発行は通帳が必要です等と説明を受けてその場はいったん納まりました。

で、ズボラな私は通帳は実家に置いてきているので、早速電話。

息子「…ということで通帳送ってくれ」

母「そういえばお前宛に手紙来てたよ。どれどれ(…と開けて)○×郵便局からでカード預かっているから取りに来てくれだって」

なぜそれを早く言わない!!

まあ、普通息子宛の郵便物なら開けないかもしれないな、と思い直しました。でもですねえ、郵便局さん側でもそういう情報って管理してくれてもいいんでないかと。そうすればめんどくさい手続きとかしないですんだのに。

まあ、何はともあれ、あってよかった。と。

ちなみになくしたとわかったときの周囲の同僚の反応は、というと一様に「暗証番号教えてくれれば探すの手伝うよ」。

 

…あたたかい同僚にめぐまれて幸せです。

う~ん残念。

第2回プレ短コンにはなんと20名の皆様から解答をいただきました。ご多忙のところ誠にありがとうございます。

集計結果ももう出ておりますが、お約束どおり、結果発表は11月10日とさせていただきます。今しばらくお待ちください。なお、首位+その作者名当てについては正解者1名ということで、抽選方法を考えなくて済みました。毎月懸賞を行なっている中島さんとかTETSUさんとかはどうやって選んでいるんでしょうね。

さて、本日③(下図)の作者から余詰発生の連絡がありました。

11  

 

 

 

 

 

余詰順は初手から44金、24玉、33金、44桂、同飛、33玉、43飛成、同玉、55桂、54玉、43角以下。作者の方と同様、冬眠蛙も投稿メールを拝見したときは44桂合に感心して全く読んでいませんでした。粗検お詫び申し上げます。

作者の方からは23香を飛にして修正したかったがそれでも余詰むようなのでしばらく時間が欲しい、との連絡をいただいております。無駄な駒を一枚でも置きたくない、という真摯な創作姿勢に感心しております。冬眠蛙だったらあっさり1枚追加しちゃうとこです。名案をお待ちしております。

素材が衝突すると

今まで詰将棋100局近く発表してきて、不思議なことに一度も類作指摘は受けたことがありません。(指摘する気も起きないほどしょうもない作品ばかり、という説はありますけど)

…が、2年ほど前に素材が偶然衝突したことがあります。私の作品がコレ。↓

07nov06a  

 

 

 

 

 

 第3作品集の25番に載せています。谷川さんに将棋世界の年間優秀作に選んでもらった思い出の作品のひとつです。…で、その後、とある看寿賞作家の作品集を手にしまして、ビックリしました。同じ素材の作品が載っていたのです。

07nov06b  

 

 

 

 

 

 偶然の衝突ですし、作品としては違うよね、とは思いますが、賞をもらってしまっただけに後味が悪い(ちなみに氏のは新聞向け出題でした)。多分氏は気付いているでしょうし、今度会ったらあやまらないと、と思ってます。ほんとは先月に会う予定だったのですが、こちらの都合で駄目になってしまいました。来年の全国大会には会えるかなあ。

しかし、同じ素材だと作風の違いが如実に出ますねえ。え、誰の作品かって?さあ誰でしょう。この洗練された形と手順で推理してみてください。ではでは。

プロの世界を見る(ドンキホーテ編)

先週こたつを出した、という記事を書きましたが、その続きなど。

こたつを出していざ点けてみましょ、と思ったら接続コードが見付かりませんでした。どこやったんでしょう。狭い6畳の部屋をひっくり返しましたが結局見付からず。間違って捨ててしまったらしい。

仕方なく買いに行くことに。果たして売ってるものなのかしらん。…で近くのコンビニとかスーパーを廻りましたが全く姿が見えません。う~ん、どうしましょう。

そこでふっと「そういえばチャリで10分くらいのとこにドンキホーテできたんだった。ちょっと行ってみるか」ということで土曜の夜でしたが行って参りました。

ドンキホーテ、というと夜中まで営業しているのがだいぶ世間で問題になっているらしいのでちょっと敬遠してました。今回が初めて、ということになります。いやぁ、品揃えもすごいですが客もわんさか。かなりの圧迫感です。…で、家電コーナーから台所コーナーからいろいろ探し歩きましたが結局見付からず。さすがに疲れて店員のアンチャンに聞いてみました。

「あのぉ。コタツにつなぐコードって売ってますでしょうか?」

かなりマヌケな質問。案の定店員の眼が点になりかけます。

「は?あの、コタツではなくて?」

「はい。コードだけなんですけど」

「あの入り切りのスイッチがあるものですか?」

「そうそう、それです!」

とりあえず話が通じて一安心。で、多分すぐにはわからないだろうから一緒に探してくれるんだろうな、と思ったわけです。ところが、店員の答は違いました。

「それですと、もう少し寒くなってから入荷します。もう少々お待ちいただければ」

カンマ2秒で即答でした。す…すげえ。コタツでなくてコタツのコードですよ。しかもそれも電気屋でなくて商品と呼べるものならなんでもアリのドンキホーテで。なんでそんなもんの入荷時期まで覚えているのでしょう。これには脱帽でした。いや、プロというのは本当にすごいものです。

…で、結局翌日ヨドバシで買ったんですけどね(笑)。店員さんスマン。だって寒いんだもん。でも本当に色々と置いてあって、一時間位は余裕で楽しめそう。また今度行ってみたいと思います。

10月の新作解答

少し遅れましたが10月の新作の解答を掲示します。

▲24桂△同銀▲33金△同銀▲同銀成△同玉

▲44銀△34玉▲45金△同桂▲36香△44玉

▲45香△53玉▲52飛成△同玉▲43銀△61玉

▲72金△同玉▲82馬寄△61玉▲53桂△62玉

▲73馬△53玉▲54銀成△同玉▲64馬△45玉

▲55馬△36玉▲46馬△27玉▲37馬△同龍

▲同馬△18玉▲17飛△29玉▲38銀△39玉

▲28馬△同玉▲18飛△同玉▲19香△同玉

▲29金迄49手。

長い変化は8手目同玉くらいかと思います。45香、同桂、55馬、43玉、54馬、同玉、52飛成以下で早く詰みます。

歩なし煙、というだけですと少々寂しいですので、馬追い趣向を入れました。出題時にも書きましたが序は何通りか作った中で最も趣向に合ったものにしたつもりです。初形からは趣向が見えず、自然に進めていって45香、53玉としたところで「ああ、これは…」と気付いてもらえれば、という仕掛け。どうでしょう?

隅の老人Bさんから煙詰の定義についてコメントいただきました。前に駒場さんと田中至さんで論争になったものですよね。個々人で微妙に違うかもしれませんが、一般的には「詰上りが理論上の最小駒数」なのが煙詰、というところではないでしょうか。ちなみに本作の場合、最後28玉、29金とすると詰上り4枚ですが、冬眠蛙的には「28玉における詰上りの最小駒数は4枚だからこれでも煙詰」という考え方です。…というか、お願いですので素直に同玉と取ってください(笑)。

○○コメントいただいた方々(カッコ内は累計ポイント)○○

たくぼんさん(8歩)しろねこさん(4歩)凡骨生さん(1歩)

橘圭吾さん(2歩)隅の老人Aさん(10歩)谷口翔太さん(1歩)

利波偉さん(7歩)

○ 9月の新作 解答発表後コメントいただいた方 ○

小峰耕希さん(5歩)

★10歩までたまった時点で「1000円相当の図書カードまたはQUOカード」または「冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集」のどちらかを贈呈いたします。

隅の老人Aさんが10歩到達しました。ご希望により冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集を送付します。10歩以上になったらどうするか?また考えます。(^^;

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本日、第2回プレ短コンの解答締切となっております。まだ、という方ぜひご解答よろしくお願いいたします。

ナビスコカップ決勝

川崎フロンターレとガンバ大阪の決勝戦をテレビ観戦しました。どちらの選手もものすごく技量があり、見ごたえのある試合でした。わがアルビレックス新潟もいつかは大舞台に立ってほしいです。

仙台もいよいよ冷え込みが厳しくなり、既にコタツが出陣しております。そこに疲れもあいまって、現在少々風邪気味です。街を歩くと、同じように鼻水や咳が止まらない人がチラホラ。皆様もお気をつけください。

明日10月の新作の解答発表します。

Q&Aつづき

以前の記事「質問きてました。」で、今回のプレ短コンの賞品である「け○り大全」の収録局数について載せたのですが、同じ方からもう1個質問があったのを失念していました。相変わらず寝ぼけています。

Q:『収録されているもののうち、添川さんのは何作?』

早速数えてみました。煙詰DBの方に30局、その他煙DBの方に1局で合計31局ありました。…すごい…で、この後更にペースを上げて発表されておられますので、もう40局を超えているのではないかな、と思います。あ、ちなみに30局の中には相馬さんとの合作「ステージ」や今のところ1局しか存在しない小駒都煙「子熊座」も含まれています。

ちなみに小駒の都煙と書きましたが、詰上りの駒は玉を含めて5枚です。ほんとは最小駒数は4枚ですが、小駒だと逆算が不可能なため5枚でも煙詰、とされています。ちなみに普通の都煙は4枚とされていますが、一応3枚でも詰上り形は存在します。え?どういう形か?それはやはり角さんの「詰将棋探検隊」を買っていただくしかないですねえ。と宣伝して本日はおしまい。

明日が10月の新作の、明後日が第2回プレ短コンの解答締切となっております。解答をお待ちしております。m(._.)m

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