何を惜しむわけでもないけど
大学の後輩のべー君からツッコミが入ってました。詰将棋に24時間夢中だった大学4年の頃にはとにかく作っては解かせる→ツブレるの繰り返しだったなあ。エライ迷惑をかけたものです。
社会人1年目にパラの購読を開始しましたが、その年はスゴイ数の作品を投稿していた記憶があります。自信作だろうが駄作だろうが関係ナシ。とにかく入選を…という気持ちでした。
3年か4年位経ったころから、投稿数が極端に減りました。せめて自分が納得できる作品を、という考えに変わったせいです。それは今でもずっと続いています。かといって作品レベルが上がったのか、というとそうではないんですけど。
前に将棋世界の付録で酒井氏の短編集が出たとき、「この作品は自分の名前のイメージが壊れるのをきらってペンネームで発表した」という内容の文がありました。一流作家って大変なんだなあ、と感心した覚えがあります。ちなみに自分もたまにペンネームで作品発表してますが、理由は全然違います。あしからず。
創作で何かを残そうとか、人生を表現とか大袈裟な姿勢は私にはありません。何を惜しむわけでもないですが、解いてくれる方が、少しでもいい気持ちになってもらえれば、それが一番嬉しいです。そういった意味では、確かに作品集のタイトルはあまり気にすることではないのでしょう。
来月向けの新作の創作中ですが、ちょっと苦手な分野にトライしようと悪戦苦闘中。あと半月か…。
今月の新作のコメント、よろしくお願いしますね。ではでは。
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