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2007年9月

9月の新作解答

 

▲22銀生△14玉▲13銀成△同玉▲31角△22桂合

▲同角成△14玉▲23馬△同玉▲21飛△32玉

▲22飛成△41玉▲42龍△同玉▲54桂△31玉

▲32歩△同玉▲33金△31玉▲42桂成△21玉

▲22金迄25手。

第一感で31銀が邪魔、と気付く人はおそらくいないでしょうし、変化がつきまとうのでとっかかりが悪いかもしれません。…ということで素材をヒントとして先出ししたのですが、ちょっと失敗だったかなあと思います。作品のポイントになる部分ですから考えやすすぎるのも問題でした。

31角に対して22歩合は15飛、23玉、24歩、32玉、35飛、41玉、42角成、同玉、33飛成以下。22桂合は35飛に対して34歩を用意する、いわゆる積極的な意味づけの捨て合です。で、この場合は同角成から23馬、という別の手段で詰ます、という構成でした。

ここまでは最高なんですけどね、うん。詰将棋として成立するにはここから駒を余らせずに詰めなくてはいけない訳で。もう無理くりです。それでも62銀一枚で済んだのだからヨシとしたい、というのが本音です。でもコメントを見ますと、やはり物足りなすぎる、というものがほとんどでした。主題とのバランス、そんなに悪いですかねえ。『この形から銀が邪魔駒』だからこそ価値があると思うのですが…。

ちなみに出題時に意味不明の文がありました。「46歩配置は作者の親切」っていうヤツですね。配置駒数としては同じですが、詰方46歩・玉方62銀の配置は玉方12歩・55とでもほとんど同じ手順が成立します。が、これだと31角、22歩合の変化が同角成以下作意とほぼ同様の順(54桂が43歩になるだけ)でも詰む、いわゆる変別が発生します。やはり歩合に対して15飛の順をちゃんと読んでほしいし、誤解をもらっても嬉しくないのでこちらの配置にしました。

○○ コメントいただいた方(カッコ内は累計ポイント) ○○

隅の老人Aさん(9歩) しろねこさん(3歩) ごぶりんさん(2歩) Disabledさん(3歩) けんちゃんさん(4歩) 利波偉さん(6歩) たくぼんさん(7歩)

○ 8月の新作 解答発表後コメントいただいた方 ○

小峰耕希さん(4歩)

★10歩までたまった時点で「1000円相当の図書カードまたはQUOカード」または「冬眠蛙の詰将棋ミニ作品集」のどちらかを贈呈いたします。隅の老人Aさんが現在リーチです。

☆解答発表後にコメントいただいてもポイント加算いたしますので、ご感想よろしくお願いいたします。

 

アルビまた負けそう…。4連敗かぁ。厳しいなあ。

け○り大全について

たくぼんさんの解図日記の文面がだいぶヒントになって、やっと推理将棋の2問目解けました。ほっとしました。快感というより脱力感の方が大きかったりして。

今週火曜日に私のよく聴くバンド、東京事変の3rdアルバム「娯楽」が発売になりました。前に紹介した「キラーチューン」が良い出来なので期待していたのですが、期待以上の出来で毎日聴いて飽きません。前2作の「教育」「大人」と比べてだいぶポップで聴きやすいですね。オススメできる一枚と思います。まあ椎名林檎のボーカルはだいぶクセがあるので、駄目という方も多いとは思いますが。今日ライブのチケット発売なんですが、電話がつながらず取れませんでした。残念。…ってか10分で売り切れって一体…。

ところでプレ短コンの賞品「け○り大全」について、何の説明もしていないことが判明しました。一体なんなのか、簡単に説明します。2005年までに発表された煙詰の作品について、その作品の情報(作者・作品名・発表先・発表年月・完全/不完全・種類)の登録されたkifファイルの集合体が主です。で、そのDBファイル(柿木将棋があれば起動可能)が付いています。イメージはこんなんです。

イメージを見る

…で、このファイル名をダブルクリックすると自動的にKifu for Windowsが起動されて簡単に鑑賞できる、というシロモノです。実はここでエラーが出てずっと「どうすればいいんだろう?」と思っていたのですが、最近詰とうほく掲示板で質問してみたところTETSUさんから方法をご教授いただきました。TETSUさんありがとうございました。ちょっとした作業が必要になりますが、一応作業内容についてマニュアルを作っておきました。賞品送付時に一緒に送ります。

…ということでコレに興味を示された皆様の作品提供をお待ちしております。あ、前にも書いたのですが、作ったのは私ではありません。謎の人物ということになっております。この賞品の存在も含めて、情報の取扱にご留意ください(笑)。

解けねー。。

また推理将棋でドはまり。挙句の果てに余詰順の方だけ見付かる始末。これは今月も駄目ですな、これは。

今月の新作はこの日曜に解答掲示予定です。やっぱし狙いがハッキリしない分ウケが良くないのか、それとも賞品を発表したのがやはりまずかったか、コメントいただいた方は今までで一番少ないです。仕方ないかとは思いつつも、皆さんよろしくお願いしますね。

プレ短コンの作品応募がまた1作ありまして、これで5作。うん、なんとか開催までこぎつけられそうです。こちらもまだまだ募集中です!

思い出の短編

昨日一挙に4作もの投稿をいただきました。初めての方からもいただき、驚くやらありがたいやら。おもちゃ箱で紹介してもらったこともありますでしょうか。TETSUさんありがとうございました。

今回は9手詰までということにさせていただきましたが、これは本番側と手数がかち合わないように配慮したつもりです。まああまり考えていないんですけどね。制限が少ないのは勿論自分が苦手だからです(笑)。

ちなみに冬眠蛙にとって、9手詰というと思い出す作品があります。将棋マガジンに発表されたこの作品です。

若島正氏作(『恋唄』所収)

Wakashima

 

 

 

 

 

 

 

ヘタクソながら解説をつけてみますが、いったん解いてみることをオススメします。スゴイですよ。ここまでムシが良くていいのか!という感じです。

 

空き王手ができる形で迷いますが、よく整理してみると47の桂馬が浮いていて、かつ58から下部に抜ける逃げ道をなんとかしなくてはいけないことがわかります。56飛だと47玉で駄目だし、他の場所では58玉とされてもう駄目っぽそう。…ではないのです!初手▲68飛が妙手。△47玉なら▲48飛ですし、△同玉は▲69金。合駒するしかなさそうです。…が、何を合駒しても▲58金から▲45とで詰み。なんだ簡単じゃない。

いえいえそこで終る作品ではありません。玉方も秘手で対抗します。△75龍!えぇーっタダじゃん。ところが▲同角は△68玉▲69金に今度は△77玉で詰まないではありませんか!でも捨て合を取らずに▲58金と打てば…って今度は△46玉▲45とが△同龍で詰まない。なんてウマイ合駒でしょう。

しかしちゃんと更なる素晴らしい対抗手段がありました。▲58金△46玉に▲66飛が妙手。△同香に▲73角成とすれば取っても合駒しても▲45と迄です。空き王手を構成する大駒2枚を捨てる華麗な収束が見事です。

(正解)▲68飛△75龍▲58金△46玉▲66飛△同香▲73角成△同龍▲45と迄9手詰。

いや、何度見ても凄い作品だと思います。…が、『恋唄』の解説を読むと『58金の手触りが気に入らない』。…なんてゼイタクな。そのせいでしょうか、将棋マガジンの年間最優秀作にもかかわらず『盤上のファンタジア』には収録されませんでした。でも『恋唄』は既に絶版ですし、埋もれるにはあまりに惜しい作品と思いますので紹介させていただきました。ヘタクソな文章ですみません。作者に無断で掲載してしまいました。若島さまゴメンナサイ。駄目!という場合はご連絡ください。即刻削除しますです。

サルだったのか…

戻ってきました。第2回プレ短コン開催告知にいくつか反応いただき、ありがとうございます。今のところまだ投稿はありません。だいじょうぶかしらん。

今回もパラを持っていって、眺めたり解いたりしていました。ヤン詰は普段お世話になっている須川さん、岩田さんの作品に感心。この2つのうちのどちらかがトップになるんではないかなあ、というのが冬眠蛙の予想です。

…で、例のごとくつまづいたのが推理将棋。1問目はバスの中でなんとか解けましたが、2問目が難しいですねえ。余詰が出たとのことで修正案をメールいただいているのでそちらで解いていますが、余詰順すらわかりません。全国大会の記事的に書くと、どうやら私はサルレベル…。なんとか解いてサル脱却を目指したいと思います。(笑)

まあでもその前にプレ短コンの数合わせで自分も短編作らなくては。ネタないんですよねー。困ったなあ。

気が変わりました。

考えてみたら、本番の短コンは原稿締切が絶対条件なので駄目だったら諦めるしかないのですが、このブログ上でやるのであれば結果発表が多少遅れたとしても許してもらえそう?なので、第2回プレ短コンを実施したいと思います。

…というわけで作品を募集させていただきます。ご協力をよろしくお願いいたします。

○募集要領○

・今回は9手詰までの普通詰将棋とします。(5手や7手でも可です)

・盤面配置駒数等の制限はありません。

・公式発表扱いとしますので、発表済の作品、投稿中(または投稿予定)の作品の出品はご遠慮ください。

・お一人様2作までとします。

○投稿先

こちらまでメールにて投稿お願いいたします。mailto:RXF12067@nifty.com

○募集締切:10月4日(木)

○開催予定:10月6日(土)にコンクール方式で一斉出題したいと思います。

○賞品:優勝された方にけ○り大全(謎)を提供したいと思います。

前回もそうだったのですが、ある程度作品・解答が集まらないと形にならないので、ご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。

明日からまた不在にしますが、確認したいこと等ありましたらこのブログ上でコメントいただければ、出先から携帯で回答いたしますので、よろしくお願いいたします。

素材にあった仕上げを。

07sep20a  

 

 

 

 

デビューした年に発表した中編(余詰)を修正中です。元々は私にしては難解な作品でしたが、今見るとどうも素材とのバランスがよくない感じ。上図はその素材を別な方向で逆算しなおしたモノですが、これもどうも違う。もっと短くしたいんですが、なかなか入れたい手が入ってくれないんですよねえ。素材自体はそんなに悪いとは思ってないんですが…。

 

オタマジャクシさんからプレ短コンの催促?を頂戴しました。やりたいのもヤマヤマなんですが、家庭の事情で今年は厳しいかなあ、というところです。本番の短コンの解説も今回は無理かもしれないです。プレ短コンを楽しみにされていた方には非常に申し訳ないですが、なにとぞご理解ください。

ん?

記事を作成しようとしたらNiftyのブログ編集用のページのレイアウトがいつのまにか変わっております。うまく投稿できると良いですが。

この3連休は久しぶりにどこにも出かけず、のんびりと過ごしました。最近はわけあって新潟に帰ることが多くなっていて、また来週も帰らないといけなくなりました。…ということは来月の新作に没頭できるのはこの3連休くらいじゃん。

まあ形になりそうなところまで来ましたので、なんとか来月も休まずにすみそうです。最近アレなんですよねえ、作り終わった瞬間に「これって同一作既にあるのでは?」とか「どっかで見たような形だ」という気分になることが多いです。長く続けている弊害、というだけであればいいですけど。それだけ発表されてる詰将棋が多い、ってことですよね。やれやれです。

後はたくぼんさんのところで開催されている臨時作品展を解いてました。「あの人」の名前に惹かれました。なるほど、こういう風にして興味を持たせるものか。参考になります。で、その「あの人」の作品はなんとか暗算で解けました。これも初形はどこかで見たような…。本人に見せてもらったんだっけか。他もボチボチと解いていますが、利波さんの難解作ではまっているところです。あと少しなんでできれば全部解いて解答出したいな、と思います。

 

総裁選が始まってますね。ほとんど出来レースという感じであまり面白味はないですが、そもそも面白さを求めるものではないので、それはそれで構わないと思います。政策はもうちょっと具体的にしてほしい気はしますけどね。麻生の方が幾分具体性があるかな。消費税率に言及したのはなかなか勇気があるな、と感じました。

何を惜しむわけでもないけど

大学の後輩のべー君からツッコミが入ってました。詰将棋に24時間夢中だった大学4年の頃にはとにかく作っては解かせる→ツブレるの繰り返しだったなあ。エライ迷惑をかけたものです。

社会人1年目にパラの購読を開始しましたが、その年はスゴイ数の作品を投稿していた記憶があります。自信作だろうが駄作だろうが関係ナシ。とにかく入選を…という気持ちでした。

3年か4年位経ったころから、投稿数が極端に減りました。せめて自分が納得できる作品を、という考えに変わったせいです。それは今でもずっと続いています。かといって作品レベルが上がったのか、というとそうではないんですけど。

前に将棋世界の付録で酒井氏の短編集が出たとき、「この作品は自分の名前のイメージが壊れるのをきらってペンネームで発表した」という内容の文がありました。一流作家って大変なんだなあ、と感心した覚えがあります。ちなみに自分もたまにペンネームで作品発表してますが、理由は全然違います。あしからず。

創作で何かを残そうとか、人生を表現とか大袈裟な姿勢は私にはありません。何を惜しむわけでもないですが、解いてくれる方が、少しでもいい気持ちになってもらえれば、それが一番嬉しいです。そういった意味では、確かに作品集のタイトルはあまり気にすることではないのでしょう。

来月向けの新作の創作中ですが、ちょっと苦手な分野にトライしようと悪戦苦闘中。あと半月か…。

 

今月の新作のコメント、よろしくお願いしますね。ではでは。

総理退陣

まさかこのタイミングで辞めるとは思わなかったですねえ。色々な事情があったのでしょうけど、まずはともかくお疲れ様、というところです。ちょっと不運だった面も否めないでしょうけど、そのあたりが一国の長の責任、ということなんでしょうね。

関係ないのですがマスゾエ厚生相の「家族だんらん法」にはガッカリ。感覚がだいぶ国民感情とずれてるような気がしますね。大事なのはホワイトカラーエグゼンプションが求められていることの背景と国民が抱いている疑念への説明をキチンとやることだと思うんですが。彼には期待していたので失望の念を覚えています。

 

さて、賞品発表にいくつかコメントいただきありがとうございます。風みどりさん、だいぶ乱視のようですが…(笑)。現在①の作品を選んでいるところです。思ったよりも少なくて、補充も考えないと…というところです。でもその前に来月向けの新作作らないと。次の3連休あたり、じっくり取り組みたいと思っています。

タイトル名

こんばんは。昨日帰ってきましたがくたびれて更新できませんでした。

今年に入って『今月の新作』と題して毎月1作詰将棋を出題して参りました。かなり自己中心的な企画ですが、多くの方々にお付き合いいただいて大変恐縮しています。

…で、毎月お約束のように「一定の歩数たまったら賞品を…」と書いてきましたが、本日はその賞品の紹介を。…といっても「ペアでハワイ旅行!」とか「本黄楊盛上駒!」とか期待されても困るわけで、残念ながらそんなに魅力的なものではありません。想像つく方もいらっしゃるでしょうが、賞品は不肖冬眠蛙の詰将棋作品集(電子ファイル版)です。(あれ、勝手に文字が小さくなった…ええ、もちろんわざとです。)

…『作品集ってこのホームページに掲載されているじゃない』と言われる方はきっと読んでいただいている、ということでありがとうございます(笑)。賞品にするのは

①第1~第3作品集の選に漏れた作品の中で選んだもの と、

②『今月の新作』をまとめたもの

の2セットを考えています。①の方はまあこれでも10年以上作ってきているのでそこそこ作品数もあるのですが、その中で比較的短手数であまり難しくない作品を中心に選んでいく予定です。②はまだそんなに作ってませんので、せめて1年分くらいたまってから作成・送付したいと思っています。将棋世界の付録チックな内容にできればいいな、と。ええ、もちろん作るのはこれからです。

…で、迷っているのは①の作品集名称。②の方は実はずっと前から決めてあります。えーと…一応ナイショ。①は一応正式な作品集には載らなかったものですけど、だからと言ってかわいくない訳ではないんです。トシ取ってきたせいか、あっさり風味の作品に結構愛着ありまして(笑)。まあ作りながら考えたいと思っています。

 

…え、もっと実のある賞品がいい?ごもっともです。えーとですね、正式には

10歩たまったら

・1000円相当の図書カードまたはQUOカード …か

・①②の作品集セット

…のいずれかを選択していただく、ということでお願いできればと思っております。

賞品がわかったとたんに解答(コメント)が激減するのが一番コワイんですが、なにとぞ今後とも冬眠蛙の自己満足にお付き合いいただければと思います。

ではでは。

秋も深まってきましたね。

…と思ったら台風がとんでもない方向に迷い込んできました。週末だというのに、大変なことにならないと良いのですが。

冬眠蛙的には秋はやはり食欲でして、サンマが大好物です。脂がのったサンマがじゅうじゅうと焼けてるところが頭の中いっぱいイメージされております(たくぼんさんの脳内メーカーではないですよ)。

新潟から仙台に来て驚いたんですが、こちらですとなんとサンマの刺身が食べられます。太平洋側ですとこういうオイシイ話があるのか、と思いましたね。またこれが口の中でとろけて美味極まります。太平洋側だとどこもこんななのでしょうか。なんか不公平だなあ。

ちなみに焼いた方でもやはり仙台で食べたほうがおいしく感じられますね。内臓とかも崩れてないですし。周りの人間は内臓を食べる私を気味悪そうに見るのですが、独特の苦味は他の魚ではなかなか味わえないです。ただ「内臓っつったら中身プランクトンじゃん」とか、余計な想像を働かせて言ってくるので困ってます(笑)。そんなこと言ったら牛のモツ煮なんて雑草じゃないですかねえ。

明日から出かけます(台風困ったもんだ)ので次の更新は早くて日曜です。ではでは。

集中力

九州Gの若手半期賞作家、やっくんのブログ、All by myselfが更新を再開しています。この春から九州大の工学部に編入するそうです。おめでとうございます。さっそく精力的な創作をしているようなので楽しみですね。

冬眠蛙が感心したのは昨年秋以降すぱっと更新を止めていたこと。勉学への集中のためなのでしょうが、なかなかできることじゃないですよね。自分の人生をしっかりと捉えている姿に感動すら覚えます。

冬眠蛙の場合(もう何年前だ?)、緊張感がもったのは共通一次(なつかしい名称ですな。実は冬眠蛙は共通一次最後の世代です)まででした。結果ができすぎだったせいか、そこで糸がプッツン。2次試験までの1か月は何してたか全くもう。試験前日など、東京で同じ宿(旅館)だった人全員で「元気が出るテレビ」とか見てましたからね(笑)。われながらよく合格できたものだと思います。

それでもまあそれなりには頑張ったんだろうなあと思うと、今の自分はかなりだらしないですね。もっと何事にも真剣に取り組まないと駄目だな、と感じた次第です。

そのだらしない私の9月の新作、既に解答がちらほらと届いております。冬眠蛙が思ったよりも易しいみたいですね。ヒント出しすぎだったかもしれません。来月は考えないと。…ってまだ作品が準備できてないんですけどね。

今日は仙台は久しぶりに晴れたのですが、夜になったらあっという間に雨に逆戻り。どうしちゃったんですかねえ。たまには爽やかな陽気が欲しいものです。ではでは。

パラ9月号

31日には届いてました。B級順位戦で自作がなんと1位。ありがとうございました。ちょっと今見ると54香は53の方が形のバランスがいいかな?作ったときは全く考えてませんでした。できたの締切ギリギリだったんで。

それにしてもC級の武さんのはすごいですね。前に順位戦で添川氏(今考えると添川氏が順位戦に出てたってスゴイですね)がやはり飛2枚の持駒でエラク難解な作品を出してきたことがありましたが、見た感じ更に上を行ってます。須藤さんの解説がまたイイですね。いや、それにしても情熱が感じられる作品です。

ただし、個人的には推理将棋の解答をみたときの衝撃の方が大きかったです。(笑)最初の4手はこうではないか、と思っていたのですが、まさかこういう詰上りとは夢にも思いませんでした。今月のがまたムズカシソウだなあ。また無謀なチャレンジしてみますか。

ちなみに今月結果発表の中では前にも書きましたがB級の西君のが好み。打ち換えがキレイですよね。あと臨時小学校の内山さんのは結構考えました。ちょっと意表をつかれますよね。

ではでは。相変わらず気温があがりませんよね。冬眠蛙は寒がりなのでもう秋冬モノ出して着込んでます。皆さまも風邪など召さぬよう。

9月の新作

New07sep  

 

 

 

 

 

 

作者「珍しくシンプルでしょ?」

聞き手「形は広がってるけどね」

作者「実はもう少し幅狭くできるんだけど。46歩を置いておくのが良心というヤツかなって」

聞き手「どういう意味よ?」

作者「余詰防止なんだけど、変別防止にもなってる」

聞き手「??まあいいや、で、なんかテーマは?」

作者「ない」

聞き手「なんですと?」

作者「一応それなりに狙いはあるけど、手数を支えきれるものでは」

聞き手「何手なのよ?」

作者「20手台。内容としては実質短編」

聞き手「要はまとめそこなってるということじゃん」

作者「でもちょっとだけ気に入ってるんだ」

聞き手「どこがよ?」

作者「だって配置一桁久しぶりなんだもん」

聞き手「…」

 

…ということで、中編ですけどそれほど難しくはないはずです。晩夏向き?かと思いますのでコメントよろしくお願いいたします。コメントはブログ上でも結構ですし、メール(RXF12067@Nifty.com)でも問題ありません。

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