« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月

阿部重治郎さん逝去

…の報をネットで見ました。昨年の全国大会での大道詰将棋で元気一杯なお姿を拝見しておりましたが…。今年から見れなくなると思うと寂しいですね。謹んでご冥福をお祈りいたします。

予告編の解答を掲示します。

 

54角を置かずに34角を限定打にできる予定だったのですが…。余詰筋が強烈でした。ちぇっ。

5月の新作は明後日30日に解答掲示予定です。解答掲示後もコメント受付しますのでどうぞよろしくお願いします。ちなみに4月の新作については解答発表後にオタマジャクシさん(3歩)からコメントいただきました。ありがとうございました。(カッコ内は累積ポイントです。ポイントがたまったら賞品を…と考えておりますがいつになることやら)

すごいなあ。

冬眠蛙はずっと書いているとおり1サッカーファンですが、その前はご他聞にもれず野球にそこそこ興味がありました。ガキの頃は阪急ファン。自分が足が遅いので福本豊に憧れた、という単純な理由からです。

…で阪急がオリックスに変わったときに現れたのがイチローでした。ヒットは打つし足も速いし、守備は巧い。色々と球界にスターは数多くいますが、イチローを超える選手が現れるのは当分先ではないかなあと思っています。

個人的にイチローの好きなところはプロ意識に徹しているところですね。ポリシーの明確で、それでいて出しゃばった真似はしない。サッカーの中田英寿もそうでしたが、なかなか日本人でこういう人はいないですよね。生き方がカッコイイ、ていうのは本当にすごいと思います。

今は大リーグのマリナーズに所属していますが、今年は出足がどうも…と思っていたら、あれよあれよという間に3割4分も目前、というところまで来ました。今日もホームランを含む2安打、ということで流石としか言いようがありません。例年夏から秋にかけて調子が落ちるのが難点ですが、頑張ってほしいと思います。

暑くなってきましたねえ。

最近特に春から夏の間の時期が短くなったような気がするのは気のせいでしょうか。さわやかな新緑の季節、というのが一番過ごしやすい感じなのですが…。

一昨日掲示しました予告編に早速お二方からコメントいただきました。ありがとうございます。えーと、記事の中にも書きましたが来月の新作は『難易度的にどっこいどっこい』なので全く大したことありません。もしかしたらすごく期待はずれに終る可能性が高いのでなにとぞご了承のほどを…。

たくぼんさんのブログを見て驚いたのですが、まだ遊星人さんの作品の解答者1名だけらしいですね。ポアロさんのコメントにもあるように決して解いて損のない作品なのですが…。たくぼんさんみたいにマメに更新される方のところの出題でもそれぐらいですと、冬眠蛙のところの解答者数はまだ結構健闘している方なのかなあと感じた次第です。ネット詰将棋の普及はまだ時間がかかりそうですね。

風邪の方がようやくほとんど治りました。ここ数年「ナントカは風邪をひかない」を身でもって具現していた冬眠蛙としては辛かったです。皆様もお気をつけください。

予告編

今月の新作、今のところ解答者数5名というところで、易しい作品の割りに少ないかなあ、というところです。まあ元々そう見ている人が多いブログでもないですし、賞品もまだ用意できてませんし、何と言っても余詰修正という部分もやはり影響しているかと思いますが、やっぱり手数で敬遠されている部分もあるのかなあと感じているところです。

…ということで来月は試験的に難易度を更に落とし、手数も短編レベルまで落としてみたいと思っております。これで増えると良いのですが。

本日は予告編ということで短編を一個。

07may22a  

 

 

 

 

 

 

11手詰です。初手を入れなければもうちょっと形が整うのですが、あまり類型的なのもね、というところで悩ましい。ちなみに来月の新作は難易度的にはこれとどっこいどっこいだと思います。

ではでは。

初心者さんのフェアリーランド再び。

昨日から引き続き鼻詰り中な冬眠蛙です。

で、一向に創作に身が入らない状態なので、こんなときは創る方より解く方だな、ということでたくぼんさんのとこの最悪詰作品展を解図中です。例題はいくつか解いていて、「思ったより易しいじゃん。」とタカをくくっていたのですが、いざ作品展となると頭がウニになるような問題ばかり。困るなあ、本気出されては。一旦盲点にはまるとへろへろですね。しかし。橘君のは最初○○に合駒することばかり考えてどハマリでした。くっそー。

明日からまた会社です。金曜日風邪で休んだので仕事たまってそう。やれやれです。ではでは。

季節はずれの

風邪にやられて寝込んでいました。う~んと、違うな、正確に言うとなかなか寝るに寝れない状態でした。どんなんか、というと、とにかく鼻が詰まる。強烈に。で寝ようとしても息苦しくて寝れない。薬を飲んでやっと少し好転しました。

…と書くと、こんなときこそ詰将棋をじっくり…と思うじゃないですか。冬眠蛙ももちろんそう考え、実際寝ながらマグネット盤を相手に睨めっこ。でも全然駄目でした。まあ最近うまくいくこと滅多にないので慣れっこではありますけどね。

前にも書いたように今月の将棋世界に久しぶりに入選したのですが、会社の将棋部の人からちゃんと声がかかりました。やはりなんだかんだ言ってメジャーだなあと思った次第です。ちゃんと将棋大会出てくれ、と言われたのには閉口しましたが。西君と伊田さん以外の人と指してない現状…。。次の詰とうほくで佐々木さんに教えてもらおうかな。

さて、ではまた薬飲んで寝ます。ではでは。

唖然呆然

今日ヤフーを見て驚いたのが、「東北大の川島教授がDSの脳トレの監修料から3億円出して新たに研究棟を建設」というニュース。どひゃーという感じです。学者らしい使いかたですよねえ。

かくいう私も脳トレ買いましたが、なんとこれが国内外で1000万本売れたとのこと。う~ん、確かに面白かったですが、しかし…すごい。

ふと思ったんですけど、詰将棋のソフトもいくつか出ているじゃないですか。アレってどれくらいなんでしょうね。岡ビンさんに聞くと教えてもらえるかな。

 

一方で今日はショッキングなニュースも多く、本当に考えさせられました。どうなるんでしょうねえ、これからの日本は。…とらしくないことを書いて本日はおしまい。

今月の新作、まだまだコメント募集しております。よろしくお願いいたします。べー君、多分手数は長いがこっちの方が易しいと思うよん。

特に書くようなこともなく。

休みらしい休みを過ごしました。

思うところあって作品の整理を少し始めています。ちなみに第3作品集以降の作品はまだ10個程度でした。次の作品集への道は遠いです。もっと作図に励まなくてはなあ、と思います。

たくぼんさんのところの普通詰将棋の解答も送付しました。色々とあって詳細は書けないのですが、多くの人に解いて欲しい作品です。我こそは、と思う方はぜひチャレンジしてください。悩むだけの価値は保証します。…って冬眠蛙の保証なんて意味ないと言われればそれまでなんですけどね。でも本当にすごい作品です。

ではでは。

火の傷と書いて…

お昼ご飯を諸々の都合で立ち食い蕎麦で済ましました。適当でいいや、ということで肉そばとおにぎり。で、一緒に出てきたので受け取る。受け取る。受け取…。

つるっ。

あちーーーーー!!

いや、最初はそんなでもないかな、と思ったんですよ。水道借りてとりあえず患部をぬらすだけぬらして。で、しっかり蕎麦も食ったくらいにして。

職場に帰るまでが長かった。。。ヒリヒリ痛み出すし。

氷で冷やしたりしたのですが痛みがおさまらず、結局病院に行きました。それでも水ぶくれとかは無さそうだ、ということで医者に言われたのは「よかったですねぇ~」。あんましよくない…。

 

 

結論

食事中に詰将棋を考えるときは座って食べれるものにしましょう。

コメントありがとうございます。

「発表するということ」に対して3名の方からコメントいただきました。ありがとうございます。

かねこさんからは私が引き合いに出した例についてコメントいただきました。ちょっと書き方が過激だったかもしれないですね。私も№198の作品が類作とは思っていません。でも作品の価値はあまり認められないなぁ、というのが正直なところです。発表時は特に大橋氏作に触れられず、したがって公共財産たる7手のところが評価されての半期賞だった、ということがどうも引っかかっていたところです。こういうところは担当者の方がフォローすべきとは思うのですが、「そうは言っても知らなければ仕方ないじゃない」というところで、う~ん、難しいですよねえ。ちなみに冬眠蛙の個人的意見としては、解答者の方からもそういう部分についてはやはり指摘してほしいなあという気がします。無論強制はできませんけどね。

前に解答時に類作について全て指摘する解答者の方がおられたのに対して、ある作家の方が「そういう態度はおかしい」的な意見をパラで書かれたことがあります。厳しく書くと、そういうことを書くほうが作家としておかしいと思います。もし自分が新作と思って発表した作品に対して、類作が存在するとしたら絶対に知っておきたいと思いませんか?その作品の価値に関わることなのですから。私だけなのかなあ…。

で、そういった意味でも利波さんからコメントいただいたように、最近面白い詰将棋のアンソロジーがなかなか出ない、というのは寂しいですよね。前に書いたんですけど、ミステリと同じように「この詰将棋がスゴイ!」があるといいなあ、と思いました。

あと、かねこさんからは柳原氏作についても言及いただいてました。冬眠蛙も知っていたのですがあえて書きませんでした。柳原氏作の金の移動合を馬の移動合で実現したことに一定の新作としての価値を認めたものです(序奏もよかったですしね)。大橋氏が柳原氏作を知っていたかどうかは不明ですが。

隅の老人Aさん・Bさんのご意見、興味深く拝見しました。『作家たる者「たとえ初見で無くとも評価が落ちない、いや、益々評価が上がる」と言われる様な創作を目指したい。それが、生涯一作でも構わない。』まさしく同感です。冬眠蛙も一作位はそういう作品を創りたいと思います。(身の丈考えろよ、と言われそう)

ではでは。

発表する、ということ。

パラ5月号で一番目をひいたのが詰備会作品展の結果稿の冒頭部分。「初見でないと評価上損をする」という発言、冬眠蛙もよく訪れるサイトなので見てました。で、「うーん、そんなものかねえ」とちょっと感じていたところです。では賀登屋さんの意見にもろ手を挙げているのか、というとそうでもないですね。紙の媒体で作品を眼にしたとき、前に見たのがあるとがっかりする、そういう解答者の方がおられるのも事実ですし、そういう場合、評点に跳ね返るのもままありますからね。

でも初見だろうがそうでなかろうが、作品の価値、というのは変わってないはずですよね。配置が変わっているとか手順が変わっている、というわけではないですから。仮に初見でないからという理由で評点が下がって結果して賞が取れなかった、という作品があったとしても、その作品の価値は変わっていないのです。ただし、賞を取れていない作品について、たとえ価値が高くともその後も光が当たるか、というと、ほぼ皆無だというのは事実です。例えば今月号の名局ライブラリーに載っている第198局は、辛らつに書いてしまえばA級順位戦で大橋氏が発表した作品の収束の7手に別の2手加えただけです。でも発表時には気付かれもしない、敬意がまったく払われていない状態なのです。A級優勝作ですらこういう状態ですから、他にも同じような例はたくさんあるでしょう。そういう悲しい現実の方が問題のように思えてなりませんし、某看寿賞作家の方もその辺を意識して書かれたのではないかと考える次第です。

ああなんか肩が凝っちゃいますね、こういう話は。肩の力を抜いて、やさしい超短編を1個。変同のキズがあります。ご了承ください。

Botu8_1

なんかちょっとミーハーっぽいですが

たくぼんさんのところで出題されている遊星人さんの詰将棋を解図中です。ある程度筋は見えたのですが、途中どこかでつまづいている模様(解けてないんだから当たり前か)。どこかしらん。解ききってないのに言うのもなんですが、なかなかの力作ですね。皆様もぜひどうぞ♪

えーと、本日は最近買ったCD評を久々に。YUIというシンガーソングライターの「CAN’T BUY MY LOVE」というアルバムです。最近かなり売れているようですが、実は全く興味ありませんでした。じゃあなぜ買ったのか、というとどうにも耳について離れない曲があったので。これです↓(クリック2回で再生)

「CHE.R.RY」という曲で、まあハッキリ言っていいオッサンが聴く歌詞ではないのですが、でもコレはこの季節にピッタリという感じですね。桜に関する歌はここ何年か毎年「これぞ定番!」的な曲が出ますが、冬眠蛙的にはこの曲が一番合うような気がします。

他の収録曲も仕上がりは悪くなく、ヒット曲も数多く入っているので、お買い得な一枚かもしれません(レコード会社の売り文句みたいだ)。

 

さて、解図の続きをします。パラ5月号で「おお!」という記事があったのですが、その感想はまた明日。ではでは。

冬眠日記@新潟

 本日、新潟は晴れ。風がちょっと強いですが、気温が高めなのでさわやかに感じます。明日には仙台に帰るのですが、ネットカフェによる機会がありましたのでコーラを飲みつつ書いております。

 なによりも5月の新作に余詰あり、とのことで利波さん、本当にありがとうございました。新潟でアルビの惨敗ぶりに肩を落として帰ったところで更に追い討ちをかけられました(笑)。修正も最初簡単かな、と思ったのが意外と制約が厳しくて参りました…が、なんとか作意を保持できました。明日仙台に戻り次第、修正図を掲示したいと思います。しかし、生は全く考えていませんでしたねぇ。。。ちなみに修正図の方が変化が易しくなっておりますので、これから解いていただける、という方におかれましては、修正図にて解図されることをオススメいたします。

 作図環境を変えたのがよかったのか、順位戦の作品もなんとか間に合いました。どちらかというと、「満足がいく」というよりは「今の自分だとこれで精一杯かな」というレベルですが。まあ不戦敗は何よりも解答者の方に失礼と思いますので良かったです。

 あと、将棋世界の6月号に自作を採用していただきました。前にここで紹介したときに全く反応がなかったので「やっぱりつまらんのかなあ」と少々がっかりしていたので、正直とても嬉しいです。易しいので解いてあげてくださいね。

 GW前半は胎内温泉というちょっとした穴場に家族で一泊二日の旅行。天気に恵まれて良い旅になりました。帰りに食べた"へぎそば"がまた美味しかった。新潟の隠れた名物ですので、皆様も新潟にお越しの際はぜひお召し上がりください。

 ではでは。明日の夜には修正図を掲示できると思います。

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »