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詰将棋の評価基準

Uraさんの「まんようてい」で面白い記事が。要は、今月号の中学校の選題の言葉に関する感想なんですが、逆に捉えると確かにヘンですね。

解答審査をしていると、確かにたまに明らかに間違えた内容(例えば割り切れている変化を変同だと指摘したり)を書いてC、とかたまに見受けられますので、担当である中島さんの気持ちもよくわかります。それに対してUraさんは『評価を下げる誤解をさせるのも、その作品の器量なのでは』という疑問を呈しておられます。う~む、なるほど。ただ、個人的には「最終的には評価点は詰将棋の価値の一基準にしか過ぎない」と思っているので、そういった部分は解説でフォローしたりすることでなんとかならないかなぁ、と思っている次第です。一昨日書いた変長なんかは利波さんからコメントいただいたとおり、非常に気付きにくいタイプだと思いますが、じゃあ変長に大半の人が気付かなければOK,という扱いにはならないですよね。少なくとも冬眠蛙が作者だったらたとえ発表後でも何とか直すと思います。

ともあれ、こういうことを考えることができただけでも、中島さんの選題文は意義のある試みではないかと思いました。皆さんはどうお考えですか?

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コメント

実は僕もUraさんと同じ事を考えてました。
ただ、蛙さんの仰る通り提案自体は有意義だと思います。

私は作るほうの立場ですが,作品の評価でほしいのは解答者のコメントであって,多数決で作品のよしあしが決まるようなものではない,と考えています。が,ABC評価で順位付けするも,詰将棋の楽しみのひとつとは思います。
ABC評価を回答する場合は,できるだけAかCを付けるべきだと思います。全体の評価点を上げ下げするためにする回答するのであって,Bは何も言っていないので少し甘い。なので,ACだけの2段階評価というのも考えられると思いますが。

メールいただいた隅の老人Aさんも含め、コメントありがとうございます。

なかなか難しいんですよねえ。ちなみに短コンですと、「解くために存在する詰将棋に点を付けるのは愚の骨頂」みたいな方もいらっしゃいます。個人的には評点は「他人の眼に作品がどのように映っているか」という点のひとつの目安にはなるので、できれば付けてほしいですし、自分が解答を出す際にもなるべく付けるようにしています。でも正直言って、Cだからと言って理由を付す気にはなりません。C付けるだけでも気がとがめるのに、更にけなすことになりかねないですから。

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