戻ってまいりました。
ああくたびれたっと。
前に紹介したパソコンは今回はわけあって出陣せず。行きも帰りも読書とパラの解図程度でした。というわけで今回は読んだ本の紹介等。
行き→「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎(創元推理文庫)
今本屋に行くとほぼ必ずといっていいほど平積みにしてある本で、映画化もされるそうです(どうやって映画化するんだろう?結構難しい話だと思うのですが)。二つのストーリーが並行展開する小説でこの辺りは前に話題になった貫井徳郎の「慟哭」(同文庫)と同じです。冬眠蛙は個人的に「慟哭」の作意?設定があまり好きでないせいもあり、今回の「アヒルと鴨のコインロッカー」の方がよかったです。一部話の展開的に無理もあるかなぁ、という感じはありました。
帰り→「試験に出ないパズル」高田崇史(講談社文庫)
前にいくつか紹介した論理パズルの元ネタ本(「試験に出るパズル」)の続編。論理パズルを強引にストーリーにしてしまうあたりが面白いです。今回はなんとパズルのひとつとして詰将棋も出てきました。もしかしたら作者も興味あるのかもしれませんね。
まあ一般向けなのでこんなもんです。主人公の千波君は瞬間で解答。あったまいい~。…というわけで、今回はここに載っていた将棋パズルを。
「5×5の将棋盤に以下のルールで攻方の駒を配置します。
①行き所のない駒を置いてはいけません
②駒の利きが重なってはいけません
③置く駒は王・飛・角・金・金・銀・銀・桂・桂・香・香」
巻末に解答が載ってましたが、1個ではありませんでした。
解答例を1個。
金○○○王
○香○○○
桂角○○金
○○○飛○
銀銀香○桂
ただこれ、ここに歩を一枚加えても条件を満たす図が存在する、という読者からの指摘が来たとのこと。しかしヒマなすごい人もいるものですね。考えてみてください。ではでは。
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