2月の作品の解答
2月に出題しました作品の解答を展示します。
▲35角△45玉▲34銀生△同桂▲75飛△65歩
▲44金△55玉▲56香△同玉▲65銀△55玉
▲56歩△同桂▲54金△同歩▲74銀△64玉
▲73銀生△75玉▲53角成△74玉▲64馬迄23手。
収束からの逆算で、なるべく58角の76、85への利きを目立たせないようにしました。54金が収束に備えた伏線で、34銀生が54金に同桂とさせないための伏線手となっています。この構造は前にも書きましたが作者好みです。
…が大きな問題として6手目の中合が希望限定であることがあります。香合の場合、作意順のほかに56歩と54金を前後しても良い、これが致命的でした。手順前後がなければ6筋に歩を置いてでも…と思ったのですが。一応この図においてももう2枚香を配置すれば…というところではありますが、なかなかうまくいかないですし、何よりもただでさえ広がり気味の構図がさらに汚れてしまうので諦めました。
多くの方からコメントをいただき、大変ありがとうございました。たくぼんさんからは銀をもう一回くらい…というコメントをいただきました。冬眠蛙も76歩を置くことは検討しましたがかえって角筋を通すという目的が見えてしまうので一長一短かな、と思います。どちらかというと、その趣向部分だけ抜き取って別の作品に、というのはあるかもしれませんね。今度やってみるとしますか。
さて、そのたくぼんさんの作品である森茂追悼作品展のA3がなかなか解けません。どうやったらこの6手を縮められるのでしょう?うーむ。この土日で解けるように頑張りたいと思います。
3月4日追記:解説一部修正しました。自分が間違っているようではいけませんですなあ。
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え~っと、A3は看空さんですね(^^;)
3日までに3通の解答しかありませんので、皆様是非ともご解答を!
投稿: 小峰耕希 | 2007/03/04 10:33