初心者さんのフェアリーランド
たくぼんさんのところで少し前に最悪詰という特殊ルールの詰将棋が紹介されてました。どんなルールかというと、「攻方はなるべく相手玉が詰まないように王手し、受け方はなるべく早く自玉が詰むように応じる」。ふむふむ。例題を見た後、青木すみれさんの連作を解いて感心。なかなか面白いルールです。
ここで変なことを考えました。「逆に攻方はなるべく自玉が詰むように王手し、受け方はなるべく詰まさないように応じるルールで作ってみてもよいのでは?」。
試しに1個作ってみました。
余詰調べられませんので自信ないですが、作意は29飛、38玉、28飛、39玉、38金、同飛生、同飛、同玉、28金、39玉、38飛、同と、29金、同と迄。
ふむふむ、なかなか面白そう…と思ってハタ、と気付く。
これってただの自殺詰じゃん。Σ(゚д゚lll)
冬眠蛙はフェアリー詳しくないのですが、こんなルールだったような気がします。確か最長手数は千手超えてたはず。一気にがっかりしました。
今後また似たようなマヌケな思いつきをしないため、初心者なりにルールを整理してみようかと思いたちました。
フェアリールールは多彩なのですが、攻方が王手をかけ続けることを前提とすると、以下の図のとおりかなと。
すみません、「?」のところがルール名が埋まりませんでした。
「かしこ詰」というのがいわゆる普通の詰将棋ですね。ただし、この3次元の分岐のほかに、駒の動きですとか取られたときの作用でもまたルールが枝分かれするので、まだまだ整理できていないかと思います。
この表で見て一番下の行のふたつの「?」部分は多分ルール化できないと思います。でも「先手-消極、後手-協力で自玉を詰ます」のところはなんとなくできそうかなと。原理図ですけどこんな感じでどうでしょう。
うーん、ほんとの原理図ですね。作意は57馬、48銀、同馬、同馬、28銀、同と迄。ね、できないわけではないでしょ?
でも、これはなんか発展しそうにないですね。昨今のフェアリールールは駒の動きの方で発展してきている感じですが、なんとなくわかるような気がしました。
…ということで初心者さんのフェアリーランドはこれまで。玄人さんにおかれましては、ルール認識がちがっとる!という場合教えてくださいますようお願いします。m(_ _)m
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一番下の段の、先手も後手も目的を達成しないようにするのは、
「悪魔詰」というんじゃなかったかと思います。
今調べてみたら、
http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kapitan/kp038.htm
に作例つきで出ていました。ご参考までに。
投稿: natsuo | 2007/02/14 00:30
目的(攻方玉を詰める、受方玉を詰める、STMする、千日手にする、逃れる、等)に対して、
1)▲協力△協力が「協力(ばか)」
2)▲協力△抵抗が「かしこ」
3)▲抵抗△協力が「最悪」
4)▲抵抗△抵抗が「悪魔」
という分類になっています。
だから「最悪自玉(自殺)詰」は、攻方に王手義務があるのを除けば普通の将棋と同じなんですね。
たまに「逃れ図式」というのがありますが、この分類で行けば「最悪逃れ」とも言えそうです。
理論上は「最悪千日手」「悪魔STM」も可能ですが、作例は多分無いでしょうね。
で、何を言いたいのかというと、「森茂追悼作品展」に是非解答下さい。虫食い算もあったりして面白いですよ。
投稿: 小峰耕希 | 2007/02/14 09:57