新聞詰将棋について
私は現在寮暮らしで、新聞は寮で共用でとっているのですが、その中で共同通信系の河北新報は日曜日に二上九段の詰将棋を載せています。
今日の出題↓はなかなかでした。
(当然悪意はありませんが)無断転載なので、駄目、という場合はご連絡いただければ削除します。
形も自然ですし、手順も「お?」と思わせる手がちゃんと入っております。収束は流れているのですが、それを無理して決めようとしないのがいかにも二上流です。新聞に載る詰将棋というと、やっぱりこういった実戦に役に立ちそうで、かつその中に感心できる手を入れている、というのが受けるのかな、と思いました。前にも書いたのですが、この世界の魅力を伝えるにはちょっと…というのは個人的な思いですけど。
詰とうほくで佐原さんとかに見せてもらってますが、一昔前よりは減ったものの、色々なところで詰将棋が載っています。新聞系ですと他に中原永世十段や伊藤七段もありますよね。個人的に一押しは勝浦八段のもの。切れ味の鋭い手筋物で難度もほどよく、ちょっと新聞にはもったいないくらいですね。
冬眠蛙も昔パラに頼まれて何度か新聞にのっけてもらいました。どうもあまり向いていないようで、最近は全くお声がかからなくなりました。(笑)
あ、もうすぐ大河ドラマだ。ではでは今日はこのへんで。
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個人的には、詰将棋は一手好手があれば良いという塚田流の良さが判るようになったので、こういうのも最近好きです。
むしろP誌的既成手順で纏める作品に食傷気味です。
投稿: 利波偉 | 2007/02/18 21:33