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邪魅の雫

あっという間に京極本を読了してしまいました。
もったいないっちゃあもったいないですよね。ここんところこのシリーズは2年に1冊ペースですし。
でも、やはりこの人の文章は引きこまれます。どんなに寝不足になろうとも。

あまりストーリーを言うと読みたくなくなる方もいるかと思いますので、あまり触れませんが、今回は毒にまつわるミステリでした。各章の出だしが必ず死に関係する言葉なのがちょっとした趣向ですね。
凄惨な殺人事件の連続に絡むさまざまな登場人物の心情がなかなか面白かったです。今までと同じようにほとんどトリックらしいトリックはありませんが、それでもなぜか物足りない、という気にはならないのもいつものとおりです。
例によって次回作の名前までは明らかになっているんですが、いつ出るのかなぁ。あまり待たせないでほしいと思います。

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