橘君作を解いてみる。
▲53龍△同銀▲同桂成△同玉▲54歩△同玉▲55歩△同玉で下の図。
序奏で銀歩送りの筋に入ることが見えます。しかし歩18枚消化できるのでしょうか。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同馬▲44銀△54玉▲55歩△同馬▲43銀生△53玉▲54歩△同馬▲42銀生△52玉▲53歩△同馬▲同銀△同玉▲31角△54玉▲55歩△同玉▲22角成△同成銀で下の図。
53で角を取るのがポイントで1枚成銀をはがしました。もう一回繰り返します。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同馬▲44銀△54玉▲55歩△同馬▲43銀生△53玉▲54歩△同馬▲42銀生△52玉▲53歩△同馬▲同銀△同玉▲31角△54玉▲55歩△同玉▲22角成△同金で下の図。
今度は玉と一緒に送る駒が金になり、収束します。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同金▲44銀△54玉▲55歩△同金▲43銀生△53玉▲54歩△同金▲同銀△同玉▲45金△43玉▲44金△42玉▲43金△41玉▲42金迄83手。
最後は12銀が良く働いていることを確認しましょう。
銀歩送りはいまだに新作が出てきており、単純ながら人気があります。先行作があったとのことですが、解いて楽しかったので手順ごと紹介しました。ちなみに私はこういうの大好きです。解けるから。(笑)
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1999年三月号パラデパート③信太弘氏作とほぼ同一。
(違っていたらすいません)
銀の入手方法が微妙に違うだけです。
投稿: 橘 | 2006/03/13 13:45
詰将棋メモには他の類似作に関する情報が…。
こちらとはほぼ同一。しかし、途中歩を二枚消費する機構が入っているのでこちらは歩18枚を達成しています。よって、改作案とするのが妥当でしょうか?
投稿: クロ | 2006/03/13 14:54