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2006年3月

最近ココログ重い…

記事を作成しようにも1クリックで120秒くらい待たされます。ニフティさん、しっかりしてくらさい。ほんとは毎日更新したいのに。(←ウソです)

では先々週の過去作の解答を。

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近代将棋 H5・11
▲87金 △同玉 ▲43角打 △76桂打
▲同角成 △同桂 ▲83飛 △97玉
▲86角 △87玉 ▲75角 △77玉
▲86角 △87玉 ▲68角 △97玉
▲88銀 △同龍 ▲89桂 △同龍
▲79角 △同龍 ▲86飛成迄23手。

出題時にも紹介したとおり、一応初形Gの字のつもりですが、形にやや無理があります。59ととかでも良い57桂配置など、今見ると微笑ましい感もありますね。
第1作品集の第12番と比較して、こちらの方が趣向的ではありますが、やはり総合的にはこちらの方が価値が劣ると思います。

ボードゲームとミステリ

土日と実家に帰っており、更新できませんでした。

私の場合、独り身ということもあって、実家に帰るのは高速バスが一番安くてかつ楽な状況であり、格好の読書タイムとなります。今回読んだのは北村薫の「盤上の敵」。盤上といっても将棋の話ではありません。登場人物をチェスの駒に見立てて章立てがされている、というだけです。突然妻を人質に取って家に立てこもったた凶悪犯と対峙する夫、という構図ですが、なかなかの面白さでした。ちゃんと駒に見立てている意味がある?あたりがスゴイです。

ではボードゲームを主題に使ったミステリで面白いのは?と問われると今のところ何冊か読んだことはあるのですが、これはスゴイ!というのは一冊もないですね。どうも一般読者向けに突飛な設定とかが乱舞してしまって、ミステリ自体の面白さに欠ける部分が目立ちました。やっぱりボードゲームのミステリは詰将棋が一番、というところなんでしょうか。。
ちなみに本屋には置いてないですが、面白かったのは京都民報の詰将棋を担当されている楠原崇司さん(皆さんご存知のあの方です)が書いた「詰将棋作家は詰め上り図を崩さない」。詰キスト以外のひとにはちょっと苦しいですが、短編として楽しめました。

詰将棋と言えば、久しぶりの「この詰将棋がイイ!」というのを見ました。今月結果発表の同人室の大和氏作です。趣向だけで作品になっていて、こういうの大好きです。

ではでは。

不健康診断

昨日書いたとおり、健康診断に行って参りました。結果はもちろんタイトルのとおり…。

まずあれです、絶対ひっかかるのが体重。ここ10年以上184cmで60kg以下ですよ。通るワケがない。
で、標準体重が72kgって言われる。んなね、12kgもどうやって太れるんですか。スーパーの肉売り場見て来いって。12kgってとんでもない量ですよ。
今年はオマケにコレステロールも微妙なところで引っかかってしまいました。実はやせてる割に大食いで、特に最近間食が常態化していまして、まあこれは自業自得です。まあまだ要注意のエリアですけどね。
…んで、今日は結果出てないのですが、初の胃部X線。いや~、噂には聞いてましたが、バリウムのオイシイことオイシイこと。海原雄山が飲んだらコンマ1秒で「主を呼べい!!」と叫ぶでしょうな。まさしく拷問でした。
その他は特に問題なし。去年面倒でさぼった体力測定もやってきました。標準キープでまあ良しとしましょう。

んでは今週の過去作(なんかヘン?)を。発表月順に出すつもりでしたが、ちょっと手直ししたい関係で順番を前後させます。
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やさしい短編です。面白いかな、と思った素材だったのですが、あまりいじりようが無く、初形を整えただけで発表しました。

解答

まずは幸せ数える問題から。

ポアロさんが正解で0個以上31個未満です。2進法を使うということで、親指から使うとすると1でまず親指を立て、2で親指を曲げて人差指を立てる。3で人差指を立てたまま親指を立てる。4で人差指・親指を曲げて中指を立てる…といった風に進めます。「できるかい、そんなもん」と思うかもしれませんが、意外と簡単です。指の運動と思って試してみてください。ただし、このSACHIKOさんの場合、不幸せは両手でも足りない、と言っているのでこの計算でいくと1024個以上ある、というとんでもない事態になるのですが…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

次に先々週の詰将棋の解答を。(NHKみたいですなあ)

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将棋マガジン H5・11
▲46角 △同玉 ▲58桂 △35玉 ▲55飛迄5手。
打ち換えからの間接両王手。それだけです。(笑)
今だったらなんとかして64角を打つ逆算を入れるところですが、この頃の私にそんな技量があるわけもなく、かと言って今の私にこれをもう一回作り直す棋力も気力もなく…(金子さん風)

さて、では次の過去作…と思ったのですが、よく考えると解答と出題を同じ日にする必要はないですし、ちょっと直したい気分なので後日にします。
明日は健康診断。バリウムやだよぉ。(T_T)
ではでは。

アルビ連勝

…というめったにないもの(苦笑)を見せてもらってゴキゲンの冬眠蛙です。
相性のいい大宮戦ではありましたが、なんといっても大型補強をしているチームであり、今年はどうかなあ…と不安でした。
今回もインターネット中継の観戦でしたが、同点に追いつかれた後で「引き分けでも…」というのではなくて、勝ちに行く姿勢が見えたのが何より嬉しいです。だからこそエジミウソンのあのシュートもなんとか入ったのではないかと…。
次節は火曜日の磐田戦。磐田は不調なようですけれど、地力としては明らかに向こうが上ですし、苦手としている相手。なんとか頑張ってもう少し夢を見させて欲しいものです。

一方野球では日本が韓国に勝って決勝進出ということでめでたいことです。野球はあまり好んで見ないのですが、元オリックスファンなのでイチローの活躍は素直に嬉しい。ただ今回初めて、ということもあって、なんかおかしいな、ということも多いですね。例の疑惑の判定連発もさることながら、
○なんで当事国の人が審判をするのか
○なんで一次リーグで対戦した国とまた二次リーグ・準決勝と戦うのか
普通A組1位対B組2位とかですよねえ。韓国にしてみればかなりスッキリしない話ではないかと思うのですが。まあ第1回ということもありますし、次回以降改善されていくと良いですね。

明日は仕事で一日電卓たたきなんだそうで、今から気が滅入ります。火曜日のサッカーを楽しみにして、なんとかこなしてきます。

幸せを数えたら…

「世界史は苦手」についてたくさんのコメントありがとうございました。
ちなみに読んだ小説の作意としては桂花さん・アロエさんが正解です。アロエさん、読みが鋭いですね。世界史は苦手というタイトル自体をヒントにしてみた、というところでした。ちなみにコレが載っていた小説、ミステリといえばミステリなのですが、ほんとにパズル小説に近い感じでした。

さて、今回のタイトル「幸せを数えたら…」は30代後半以上のひとは知ってるかもしれませんが、ばんばひろふみの「SACHIKO」の歌いだしです。どんなのかというと、

「幸せを数えたら片手にさえ余る 不幸せ数えたら両手でも足りない…」

というものです。この歌の主人公であるSACHIKOさんは幸せ・不幸せを一個一個指折り数えていったわけですね。さて、ここで問題です。

「SACHIKOさんの幸せは何個以上何個未満でしょうか」

むろんちょっとしたヒネリがありますのでご注意を。

過去作紹介コーナー

今日は帰宅後、高坂さんから見せてもらった新作を解図。やや苦戦しましたがなんとか解けました。次は橘君の2作を。なんか見ただけでムズカシソーなのでこちらは気長に取り組みたいと思います。

さて、先々週から過去作の作品集未収録編を載せているのですが、ネタもそうないことですので解答編も少しずつ載せていきたいと思います。

というわけでこちらは先々週に載せたものからスタート。
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将棋マガジン H5・3
解答
▲16馬 △同玉 ▲15飛 △同玉
▲17香 △25玉 ▲35馬迄7手。

確か詰パラの結果稿で「引っ張り出してフタをするタイプの作品はあまり見ない」みたいな文章を読んで、「なら作ってみようか」という安直な理由での作図です。初手36馬を少しでも読んでもらえば幸せ、というところでしょうか。


さてでは今週の作品を。
botu2
実戦形にありそうで絶対ない形ですね。まったく初期の作品なので美的センスが無いのは許してください。え?今の方がもっとひどいって??それは言わないお約束。

世界史は苦手

高校の頃に苦手だった科目のひとつが世界史。どうも舞台が今日はこちら、明日はあちらと飛ぶのについていけません。日本史という科目があることに深く感謝しております。(笑)

今日はある本で見た世界史クイズをひとつ。

「世界で一番大きな島はグリーンランドです。ではグリーンランドが発見されるまで、世界で一番大きな島はどれだったでしょうか?」

これを見て初めて世界で一番大きな島がグリーンランドであることを知りました。ええ、もちろん地理も苦手です。(笑)

橘君作を解いてみる。

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▲53龍△同銀▲同桂成△同玉▲54歩△同玉▲55歩△同玉で下の図。

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序奏で銀歩送りの筋に入ることが見えます。しかし歩18枚消化できるのでしょうか。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同馬▲44銀△54玉▲55歩△同馬▲43銀生△53玉▲54歩△同馬▲42銀生△52玉▲53歩△同馬▲同銀△同玉▲31角△54玉▲55歩△同玉▲22角成△同成銀で下の図。

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53で角を取るのがポイントで1枚成銀をはがしました。もう一回繰り返します。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同馬▲44銀△54玉▲55歩△同馬▲43銀生△53玉▲54歩△同馬▲42銀生△52玉▲53歩△同馬▲同銀△同玉▲31角△54玉▲55歩△同玉▲22角成△同金で下の図。

tachi3
今度は玉と一緒に送る駒が金になり、収束します。
▲56歩△同玉▲45銀△55玉▲56歩△同金▲44銀△54玉▲55歩△同金▲43銀生△53玉▲54歩△同金▲同銀△同玉▲45金△43玉▲44金△42玉▲43金△41玉▲42金迄83手。

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最後は12銀が良く働いていることを確認しましょう。

銀歩送りはいまだに新作が出てきており、単純ながら人気があります。先行作があったとのことですが、解いて楽しかったので手順ごと紹介しました。ちなみに私はこういうの大好きです。解けるから。(笑)

連絡など。

短評送付についてですが、掲示板でのご希望がお二方だけだったので油断していました。先程メールボックスを開いたら3名の方からご要望いただいておりました。今週中に送付したいと思いますので今しばしお待ちください。

また、橘君から詰将棋の供養依頼が来ましたので謹んで掲示いたします。(-人-)ナムナム。
06Mar09b

なんでも過去に似たような作品があったのでボツにしたとか。
私もこれから解きますが、コメントいただけると幸いです。

あと橘君からはヤン詰投稿用作品で笑わせていただきました。一言、第一感で初手を当てられる人はいないと思う。他2作は同様にこれから解くので橘君には気長にお待ちいただければと。

ではお休みなさい。

ルビーの指環

最近ビールのCMで寺尾聡が歌っていて懐かしさを感じる今日この頃です。まだ小学生でしたがあの独特の声が大好きでした。
大学に入ってからCDを買い集め、今ではライブ盤を除く全アルバムを持っております。最初の1枚がシングルカットした「シャドウシティ」「出航」を収録して大ヒットしたアルバムでしたが、その後の2枚もまずまずの佳作揃い。CMでは全然声が変わっていないし、桑田佳祐の「Blue」とか、低音向けのいい曲も結構多いので、近頃はやりのカバー盤でも出してくれないかなあ、と感じております。

さて、今日も過去作を1作。今回は中編です。
06Mar08a
初形「G」をオマケで付けたつもりですがダメですかねえ。まあアンチジャイアンツなのでどうでもいいのですが。ちなみに収録しなかったのは第1集に似た収束の作品があるからです。

惨敗…

今日はアルビレックスの2006J1開幕戦。インターネット中継で応援していましたが結果は表記のとおり。3年連続で開幕はダメなんですよね。前半は結構良かったと思うのですが、出鼻をくじかれた後は攻撃が単発で明らかに負けてました。リーグ戦は始まったばかりなので、これからに期待したいと思います。

今日は他は掃除したりなにやかやと。読者サロンへの原稿をこれから書いて寝るところです。

明日から仕事か~。色々とあって金曜日休みを取っていたので今週は長く感じそう。サラリーマンだから仕方ない。頑張るとしましょう。

追伸
老花現象さん、やっくん、ご要望受付いたしました。今週中にはなんとか送付したいと考えております。よろしくお願いいたします。

祝600号

普通の雑誌でも600号はなかなか行き着かないものです。驚きですよね、この数字。

その600号に解説文を載せさせていただきました。出品された皆さん、解答をいただいた皆さんには申し訳ない駄文だったかな、と思います。特に今回は時間がいつもよりも少なかったせいもあり、悔いが残ります。
とりあえず気付いた誤植・脱落などを一覧で載せます。申し訳ありませんでした。

123ページ最上段6行目「45」が脱落。(転記漏れ)
124ページ岩田さんの入選回数。初入選でないのは聞いていたのですが、何回目かわからず、結局原稿では「入選 回」で送りました。編集部も調べ切れなかったのでしょう。すみません。
126ページ最下段2行目×「カッコイイ」→○「カコイイ」。(誤植)たぶん2ちゃんねらーですね。(笑)
129ページ宮浦さん作については別稿をまだ起こしていません。今月中にはなんとか送付したいと思っております。
130ページ最下段11行目「47」が脱落。(転記漏れ)
気付いただけでもこれだけありました。きっと探せばもっとあるんでしょうね。本当にすみません。
お詫びと言ってはなんですが、作者の皆様にはご希望であれば全短評送付を行ないたいと思います。欲しい方はコメントいただくかメールいただければちょっと時間はかかるかもしれませんが必ず送付します。
(詰パラの掲示板にもこの文面を載せる予定です)

MS-Wordで毎回原稿を作るんですが、数字2桁が縦書きだと入らず、これで毎回苦労しています。なにかいいテはないもんですかね。

これだけ悪いことをしたというのに実はちゃっかり作品も載せていただき、更には名局ライブラリーにまで登場していてなんか非常に申し訳ない気分です。水上編集長、すみませんでした。

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