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2006年1月

ADULT

あちゃー、原稿投函するの忘れた~。編集長ごめんなさい。

さて今回は久々にCD買ったのでその感想など。
東京事変のセカンドアルバムの「大人(と書いて表題のとおり読む)」です。
前作の「教育」がすごい出来だったのですが、そこからメンバーが2人入れ替わって、また違ったテイストとなりました。メロディーラインは前回の方がキャッチーでしたね。今回はタイトルのとおり、渋い曲が並んでいる感。しかし椎名林檎の歌もさることながら、亀田誠治を中心としたメンバーの技量はまず他のバンドの比ではないですね。恐ろしいほどのパワーを感じます。
椎名林檎の詞はわかりにくいので有名ですが、個人的にはあまりこだわらないで聴いてます。今回はそれでもわかりやすい方ではないかなあ。ちなみに今のところお気に入りは「喧嘩上等」「スーパースター」「透明人間」ですね。今年コンサートツアーをやるようなので、仙台は行ってみたいなと思っています。

タフな1週間

今週は新潟にも戻り、トンボ帰りでこちらで会議を2日間ミッチリと、非常にタフな毎日でした。やりきれないトラブルもあり、正直少し参っています。人間関係というのはうまくいかないものです。
自分が辛い立場に立たされたとき、いつも「これから先、もっと辛いことがあるかもしれない。それを思えば、今のこの状況は乗り切らないといけないんだ」と自分に言い聞かせることにしています。なんか後ろ向きですよね。でもこの言葉を、トラブルにあったかけがえのない友人たちに捧げます。君はこれを乗り越えなくてはいけないのだと。

今日は新潟行きのバスでぼんやりと創った実戦形を。
06Jan27a
久しぶりの暗算創作なのでまあこんなものです。多分同一作あるかなと。でも、なんかもう一工夫できそうな気もしています。
ああでもないこうでもないと考えていると、他のことを忘れられます。自分はいい趣味を持ったものだと思います。

非業務連絡など

4名参加いただいた短コン順位予想ですが、NMさんが最小値となりました。おめでとうございます。
…が、メールアドレスが不明。σ(--; ウーム。
私宛にメールいただければメールで送信いたします。


短コン解説は終了し、後は全題解答者を起こすだけとなりました。
今回は載るのが600号ですし、全題解答者数が少なめなので、例えば50題以上正解したら氏名掲載とかにしたいと思っています。でもどうですかねえ、「お、自分の名前が載ってる!うれしー!(^o^)」となるのか、「間違ったのがばれたじゃないか、このバカタレ!(゜Д゜#)」となるのか。下手すると解説者生命の危機が…ってもちろんそんなこと全然気にしませんが。(笑)

創作の方がすっかりご無沙汰になってしまいました。そろそろまた頑張りたいと思います。何かできたら紹介しますね…と前にも書いて結局何もできなかった記憶が…。
東京方面も雪が積もって大変だったようですが、皆様、転倒しないよう気をつけて。ではでは。

99%の誘拐

今年読んだミステリの第1号。「この文庫がスゴイ!」の第1位に選ばれていた、ただそれだけの理由で買いました。(安直)
毎年発表される「このミス」もそうなのですが、専門家の方々の推す本が絶対に面白いか、というと個人的にはそうでもなくて、結構がっかりするケースもあります。無論どれとは言いませんけどね。でもコレは違いました。とにかく面白い。一気に読了しました。
誘拐モノでは身代金の奪い方が重要なキーのひとつになりますが、この本ではソレが謎解きの中心になります。指定された身代金はダイヤの原石で受け渡し指定され、最後には忽然と消えるように犯人側に渡ります。一体どうやって…。
岡嶋二人(2人の合体ペンネームで現在は個々で活動されている)の小説は初めて読んだのですが、他にも良い本があるらしいのでまた機会があったら読んでみたいと思います。

短コンの順位予想は今日まででした。NMさんからもいただいて、結局4名かな?ご当選通知をお楽しみにどうぞ。

ただいま解説中。

…ようやく3分の2程度書き上げたところです。
私の流儀としてまず最初にやるのは
「昨年の短コンで何を書いたか確認する」
から始まります。
…が、去年の解説、私じゃなかったんですね。初めて気付きました。(爆)
で、去年のを見て今年の書き方を変えるか、といいますと別に変えません。だいたい短評をベースに書くタイプです。一回だけ詰とうほく座談会で書きましたね。あのときはハードでした。いえ、作業じゃなくて皆のコメントが。(笑)でも、あれが一番面白いような気がしますね。今年はタイミングが合わず、残念でした。

ちなみに今回は順位順の解説です。最初は普通に出題順で書こうと思ったのですが、某所でリクエストがあったので変えました。だんだん内容が盛り上がっていくのがイイ感じですよね。でも解説者から見ると、最初の方が非常に解説しづらい、という難点も。改善アドバイスとかうまくできればいいのですが、そんな技量は持ち合わせてないですし。。

ちょっとだけ結果を紹介すると、いやスゴかったんですよ。なんせ1位と2位の評点の差が0.007しか無かった。
あと全題正解者が109名中37名と少ない。罠のある作品が多かったですね。ええ、勿論私も2問ほど間違えました。(笑)
あ、順位予想は今週一杯で締め切ります。結果はご本人にのみ通知とさせていただきますのであしからず。ゆめぎんがさんが1位だったら…ご希望どおり、詰とうほく往復乗車券を。ただし自転車で。(笑)

回転作品紹介

短コンは採点終了し、解説に入りました。
ネタ話はまた後日。
あ、順位予想いただいてますが、今川さんが4作推してますので、ルールは以下のとおりとします。
①上位にくる作品を3個以上の任意の数で予想
②該当作品の順位を合計し、出した数で割り返し
③割り返した数が少ない方から順位付け
…でどうでしょう。ちなみに3作予想してそれがズバリ1・2・3位なら平均(1+2+3)/3で2ですね。
ということで今まで予想していただいた3名の方の数字を出すと、一番上の方で4.33です。
まだまだ上位狙えますので、ご応募お待ちしております。

さて、回転型の作品を紹介したところ、やっくんから伊藤氏作を、またオタマジャクシさんから新作を紹介いただきました。

(伊藤正氏作)
06Jan15a
これは私も見たことあります。確か「80年代ショートショート」に載っていたかと…。狙いがハッキリと浮かび上がる名作です。7手詰なのでぜひ解いてみてください。嬉しくなりますよ。





(オタマジャクシさん作)
06Jan15b
こちらは新作なので手数や解答の紹介はしませんが、なかなか見事な作品です。馬配置がミソですね。

私が紹介した柏川氏は余詰が発見されたとのことで残念。ただ、確か詰将棋半世紀は後でいくつか修正が入っている、ということなので既に修正済なのかもしれません。念のため。

さ、解説どんどん書かないと。ではでは。

ただいま採点中。

たくさんコメントありがとうございます。
…が、ただいま突貫工事で採点作業を進めており、終了次第作品紹介などしたいと思います。

いつもなら3連休の前に届く解答束が3連休終了後に届いたのがツライ。月末にどうしてもはずせない用事で地元に戻らなければいけなそうなので、実質3週間弱で終わらせなくてはならず、大変なのです。ちなみに某鬼編集長(笑)からは昨日依頼のはがきが届きました。事後、というのが鬼手ですな。(苦笑)

今回は久々に解答者100名超えして文字通りの嬉しい悲鳴です。90人ちょいまで採点終了しましたが、2.8超えが3作品あります。
最終的なベスト3の予想とかあったらコメントいただきたいと思います。え?賞品はって?いや~お金出してしまったら違法ですしねえ…、そうだ、

○短コン出品された方なら作品への全短評を送付します!!

…という手がありますね。
作品出してない人なら…

○好きな作品を解説できます!!

…というのはいかがでしょう。

その他の提案も受付します。ご希望賞品も含めて予想コメントください!!

3行日記

来ちゃいました。前触れなしに。


短コンの解答束が…


…がんばりまふ。

柏川氏作解説

昨日紹介しました柏川氏作の回転のしくみを見てみましょう。

初手より
▲57桂△同角成▲35金△同馬▲57桂△同馬▲25飛成△35馬で途中図。
tochu3
飛ばしてしまいましたが、金の邪魔駒消去の序が自然でさすがです。25飛成に35馬の移動合は36馬~57龍の筋を防ぐ妙手です。



さてここで。


(途中図より)
▲36馬△56玉▲45馬!△47玉▲56馬!(途中図2)
△同玉▲36龍△同馬▲57龍△45玉▲55龍迄21手。
tochu4
曲芸のような連続移動が!!

①途中図の局面では47馬が邪魔駒であり、36馬、56玉の局面では36馬が邪魔駒となっていること
および
②途中図から56馬では詰まないこと
がこの手順を実現する条件になるのですが、唯一解といってもいいのではないか、と思うほど巧妙な舞台装置です。特に48金配置がうまく、それにより配置が不可避となる龍(68)を57に使う収束も完璧。まさしくため息の出るような傑作でした。

回転ものでは山田修司氏作の「新水車」も大好きです。趣向作ですと機構自体の巧妙さに惹かれてしまう方かな、と思います。皆さんの印象に残る回転作品は??

まわってまわって…

前にここに載せた短編をぽけっと眺めて、銀の回転ものにできないかな~、とこねくり回しているところです。一応実現はしました。
06Jan08a

…しかし、つまらない。orz
桂を盤面に置けなかったのが痛いところです。

駒の動きを強調する作品として、回転ものは短編でも結構ポピュラーな感じです。昨年の高坂氏の傑作を思い起こす方も多いことでしょう。ちなみに私の一番好きな作品はこちら。↓
06Jan08b

柏川香悦氏作、盤上流転の第68番です。初めて見たときに、こんな筋が成立するのか、と感嘆しました。
こちらの解説は明日。


今日やっと見たかったDVD(「姑獲鳥の夏」)をレンタルできました。見るのがとても楽しみです。

古畑ファイナル

3日から5日にかけて古畑任三郎が放映されました。このドラマ、実は私大好きで、第1シリーズから全部見ています。一時期「えぇ~」という口癖が移って大変でした。(笑)

マイベスト5は
・笑福亭鶴瓶 (ストーリー全体が笑えた)
・桃井かおり(古畑の歌ってのがすごい)
・木村拓哉(最後の対決が見もの)
・唐沢寿明(このトリックは全然気付かなかった)
そして今回放映された石坂浩二と藤原竜也。なんで二人なんだろう、とは思っていましたが、こういう展開は予想できませんでした。
また、イチローの演技にもビックリ。まあ本人そのままの設定、ということもあるかとは思いますが、ここまで自然にはなかなかできないものです。昔からファンだったのでしびれました。

実は最後の松嶋奈々子だけこれから録画したものを見ます。ラストストーリーなのでとても楽しみです。
んではお休みなさい。

遅くなりましたが。

みなさま明けましておめでとうございます。
今年がみなさまにとってよい年でありますよう。

年賀詰を作れる技術は持ち合わせておらず、年末年始もそれなりに駒は触ってましたが結局お見せできるようなものもできませんでした。(←いつものこと)
なにも無いのも寂しいので、過去作(未発表)をほじくりだして新年のご挨拶かわりに。
04May04a
やさしい11手詰です。

こちらに戻ってパラ1月号を見ましたが、短大石黒さんの選題稿を見てびっくり。年間50000アクセスですか…。すごいな~。私もせめて1日の平均アクセス数が100をキープできるよう、毎日はムリとしても3日に1回くらいは更新したいと思います。
今年は解答も頑張りたいと思っており、早速高校まで解き終わりました。久しぶりの鳩氏作に思わずニッコリ。短大以降も頑張って解きたいと思います。

あ、ちなみに短コンの解説依頼は今回来ませんでした。残念なような、ほっとしたような…。誰がやるのでしょうか。ご苦労様です。

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