塚田賞について
TETSUさんのおもちゃ箱で今年の塚田賞選考について取り上げられていました。なんでも半年遅れとなった上に票の集計もおかしかったとか。
「とか」と書いたことからもわかるとおり、現在私は恥ずかしながら近代将棋を買っておりません。立ち読みでも読まないですね。いつごろからでしょう?もう結構長い気がします。前は穴が空くほど詰将棋欄を見ていたものですが…。
理由はいくつかありますが、ある時期から「朝」「昼」「夜」の3分類がなくなり中長編がほとんど載らなくなったことが大きいですね。"あぁ、詰将棋に好意的でなくなってきたな"という感を強く受けました。あと、出題欄に「パソコンソフトでの解図時間」が載っていたのにも幻滅。あれで解図意欲がわくとでも思っているのかな~。
現在は中長編コーナーも復活していますし、柳田さんがしっかりと解説されている、ということですので、前よりは改善されてきているんでは、と個人的には思っています。運営についてですが、もう「賞品はなく名誉だけ」とキッチリ書いてもいいのではないかと思います。極端な話、入選作に対するお金もナシにしてもかまわないのではないかと。その分塚田賞選考だけはキッチリやってほしいな、と思います。作家や読者として、一番見たいのは一流作家の視点が覗える選考コメントや、創作の苦労のにじみ出た受賞の言葉ですから。
「詰将棋ファンからも愛される雑誌」としての近代将棋誌の発展をお祈りしております。
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