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この魅力ある世界に

今、けんちゃんさん(←ヘン)のコメント(こちらの記事のものです)を見て感心しているところです。変別を避ける、というのは考えもしなかったですね。
私は変別×論者ですが、その割りに解答ではよくひっかかります。確かにひっかかるとあまり面白くないですよね。そういう意味でも、これから詰将棋をやりたい、という方には向いていないかもしれません。

ただ、この世界の面白さをわかってもらうためには、ただキレイに捨てる作品ばかりでも駄目かなあ、という気がします。ちなみに私が詰将棋に興味をもったきっかけのひとつとなった作品はこれ。若島正氏作です。
05Nov29b
ちょっと初心者向けとは言いがたいですが、解説欄をぼんやりと見ていて、この作品の4手目はウソじゃないかと思いました。こんな手がこの世界では表現できるのかと。


そういった経験のせいかもしれませんが、私的には、一般の方に見てもらいたい作品は「多少形がヘンであっても、『おっ?』という手が入っていたりする作品」ですね。もしくはほとんど紛れがない趣向詰とか。現実的な「終盤のトレーニング」から一歩足を踏み外してほしい(笑)なと。
05Nov29a
これは自作です。なんとか使用駒一桁に抑えましたが、盤面が少し広がってしまいました。でも私が一般の方に見てもらいたいのは、こんなタイプです。

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詰将棋」カテゴリの記事

コメント

冬眠蛙様の方はやっと詰みました。最初、手順前後で第2の打歩詰コースに思い切り突っ込んで行ってました。
若島先生の方は全然詰みません。4手目に凄い手が出てくる初手が見つかりません……

若島さん作は目算では解けません。
蛙さん作は、玉方も○○合でがんばるようですが、それを取られて使われて詰まされる。なんか「悲哀」を感じます。

詰んだかも知れません(自信なし)。取りあえず、4手目に強防の出る初手は見つかりました。
9手詰に見せかけて11手詰、でしょうか? どの変化も作意っぽいんですけど。

コメントありがとうございます。

>>老化現象さん
なるほど、「悲哀」ですね。(笑)飛を使うところが自然に限定できたのがちょっとだけオイシイと思ってます。まあ作者だけでしょうけど。

>>ひろべさん
多分正解です。変化がまたいいよねえ。若島正氏はこういうところが本当にうまい。河出書房から出ている「盤上のファンタジア」(本作も収録)はまさにオススメの一冊です。

若島さんの作品は冬眠蛙さんのヒントでわかりました。f(^ー^;リ
もちろん、冬眠蛙さんの作品も楽しませていただきました。
また、私のブログの題材に使わせてくださいますことをお許し下さい。

2作品ともすごいですが若島さんのは
冬眠蛙さんに影響をうけただけあってすごすぎる。
こんな手順が成立するとは!
奥が深いな。。。

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