この魅力ある世界に
今、けんちゃんさん(←ヘン)のコメント(こちらの記事のものです)を見て感心しているところです。変別を避ける、というのは考えもしなかったですね。
私は変別×論者ですが、その割りに解答ではよくひっかかります。確かにひっかかるとあまり面白くないですよね。そういう意味でも、これから詰将棋をやりたい、という方には向いていないかもしれません。
ただ、この世界の面白さをわかってもらうためには、ただキレイに捨てる作品ばかりでも駄目かなあ、という気がします。ちなみに私が詰将棋に興味をもったきっかけのひとつとなった作品はこれ。若島正氏作です。
ちょっと初心者向けとは言いがたいですが、解説欄をぼんやりと見ていて、この作品の4手目はウソじゃないかと思いました。こんな手がこの世界では表現できるのかと。
そういった経験のせいかもしれませんが、私的には、一般の方に見てもらいたい作品は「多少形がヘンであっても、『おっ?』という手が入っていたりする作品」ですね。もしくはほとんど紛れがない趣向詰とか。現実的な「終盤のトレーニング」から一歩足を踏み外してほしい(笑)なと。
これは自作です。なんとか使用駒一桁に抑えましたが、盤面が少し広がってしまいました。でも私が一般の方に見てもらいたいのは、こんなタイプです。
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