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実家に帰る前に

これから法事で新潟に帰ります。あまり寒くないといいけど。

さて、前回でいただいた作品集の作者"高坂研さん"にお伺いしたところ、掲載について快諾いただきました。ありがとうございます。ではまずこの2作品を。新聞向けに発表したものだそうです。
05Oct29a
05Oct29b
端正な手筋モノです。本人もそう書いておられるのですが、おそらくは類作もあるかと思われます。でも配置の1枚1枚に細やかな心遣いが感じられます。無理なく無駄なく美しい、理想的な作品と思います。それほど難しくありませんので解いた方、感想をぜひお寄せください。作者も待っているそうです。
読んでみて気付いたのですが、高坂さんは私よりも詰将棋的にはだいぶ先輩と思っていたのですが、見てみますとほとんど同じ時期のデビューみたいですね。私がパラに入会したときにはもうバリバリの大学担当でしたので、ちょっと驚きました。
私が一生懸命解答してたころの作品もいくつかあって懐かしく感じました。もっと頑張らないとですね。

もうそろそろ時間なのでこの辺で。最後にもう一度、短評をぜひぜひ。

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詰将棋」カテゴリの記事

コメント

感想(上)

 美しく無駄がない。一手一手が輝いて見えます。

感想(下)

 ワンクッションがいい味です。これも無駄なく好感が持てます。

 氏の特に最近の切れ味には目を見張るものがありますね。
 勉強したいので是非、私にも作品集を送ってくださいませ。

取らずに逃げるのが、良い手。
最後にズバリと捨てる妙手あり。
これで最高の気分が味わえる。   2題共通

たいていの短編は、感想を書くのが難しい。
中長編は解くのは難しいが、感想は意外と簡単に浮かんでくる。
その点では、簡単に解けた短編の感想は難儀します。
「一目、簡単。」では感想になりません。
今回提示の高坂さんの2題は、詰手順、駒配置共に良く、
感想は直ぐに浮かびました。
以前に詰研会報で、感想をながながと書いて、
故森田先生に20-30字前後で纏めるようにと注意された
ことがあります。私には、これがなかなか出来ません。
たくぼんさんの感想は流石、巧みなものです。
 詰パラ12月号は7手詰コンクールですね。
 全題の感想書きで、また屹度苦労します。

いつも楽しく見ております。
(上)これがここにあれば1手詰。
(下)ここにこれがあれば3手詰。
この頃、変な解き方が身についてきした。まともな解き方をしないので、短評が書きにくくなりました。すみません。
作者とは詰工房10月例会でもお会いしました。こういうのって順算式で作るのでしょうか、逆算式で作るのでしょうか?
今年も短コン応募しました。(載るかどうか分りませんが)、解説をよろしくお願いします。たくぼんさん、隅の老人Bさんの短評を読みたいです。

 たくぼんさん、隅の老人Bさん、そして老花現象さん、拙作に短評をお寄せ下さり有難うございました!(掲載して頂いた冬眠蛙さんにも、改めて御礼申し上げます)
 どちらも専門誌に新作として投稿できるようなものではありませんが、最近はむしろこういった小品に愛着を感じています。でも、類作は探せば幾らでもあるんでしょうね…。

上段の23に呼んでから13に捨てる筋は村山隆治さんの作(「詰将棋教室」に収録)があります。

下段の筋は飛角図式にまとめられた山中竜雄さんの作があります。

蛙場さん、ご指摘有難うございました。やはり類作がありましたか…。今後の創作の参考にしたいので、できれば配置を教えて頂けないでしょうか?

村山作:将棋世界昭和41年2月
攻め方:21と、53馬、15歩
受け方:11桂、12玉、32銀、34歩、25飛、35金
持ち駒:飛、金

山中作:近代将棋昭和38年9月
攻め方:43飛
受け方:21玉、32馬、14角、34飛
持ち駒:金、銀、銀、銀

蛙場さん、早速のご教授どうも有難うございます。非常に勉強になりました!

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