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2005年10月

新装開店!

…って全然同じじゃん!というふうに思うでしょ?隠れたところで変えているんです。niftyのブログサービスは無料コースと有料コースがありまして、このたび有料コースに変更した、ということですね。
ちなみにどんなサービスがあるのか、というと
①ブログのページを3つ持てる。
なんかスゴイ。ここでたくぼんさんなら解図のページとフェアリーのページと…って持てる、ということですね。う~ん、どうしましょう。ちょっぴりゼイタクな悩みですね、これは。
②容量が2倍!
ちなみに今までは50メガ。ただ、まだ初めて半年程度なので実は全然余裕あります。

主目的は、というと

③アクセス解析ができる!
これですね。日記だからどーでもいーや、と思っていたのですが、やっぱりどれくらい見られているのか、って気になってきまして。
土曜の朝に導入しまして日曜の夜に戻ってきたところ、なんと1日100アクセスを超えていました。ちょっとした驚きでした。こんな下手っぴな文章に付き合っていただき、本当にありがとうございます。色々と分析できるのですが、中には「冬眠」とか「蛙」とかで検索してここに入ってきた人もいるようです。ごめんなさい、こんなんで。(笑)
多分アクセスが伸びたのはTETSUさんのおもちゃ箱で更新の都度…ではないですが取り上げていただいていることも大きいかと思います。本当にありがたいことです。
そのおもちゃ箱で、TETSUさんが塚田賞について書かれていました。これについて近いうちに書きたいと考えております。

気付いたら短編コンクールの締め切りが過ぎたのですね。今回はどんな作品が出るのでしょう。楽しみですね。ちなみに、たくぼんさんや老花現象さんからも「解説よろしく」とコメントいただいているのですが、残念ながらまだ私とは決まっていません。だいたい依頼が来るのは12月末から1月初め。どうなんでしょうねえ、多分編集長のほうでも「毎回こんなくだらない解説書くやつはクビにしたいんだが、代わりに書く人探すのも大変だし…」みたいな葛藤があるのではないでしょうか(笑)。
…で今回はもしまた解説させてもらえるのならイタズラしようかな、と思ったんです。月はじめに。それは「得体の知れないペンネームでこっそり自作を投稿」!で『新人にしてはよく纏まった好作』とか『これから期待大』と誉めまくる!(笑)
結局今回はこれは実現しませんでした。作品が作れなかったので…。orz
一応作ってみたことは作ってみたんですけどね。こんなんですけど。
05Oct10a
なんかイマイチ。せめて持駒が飛とかだったらまだ出す気も起きたのですが。まあいいや、楽しみは次回まわしにしておきましょう。(笑)

実家に帰る前に

これから法事で新潟に帰ります。あまり寒くないといいけど。

さて、前回でいただいた作品集の作者"高坂研さん"にお伺いしたところ、掲載について快諾いただきました。ありがとうございます。ではまずこの2作品を。新聞向けに発表したものだそうです。
05Oct29a
05Oct29b
端正な手筋モノです。本人もそう書いておられるのですが、おそらくは類作もあるかと思われます。でも配置の1枚1枚に細やかな心遣いが感じられます。無理なく無駄なく美しい、理想的な作品と思います。それほど難しくありませんので解いた方、感想をぜひお寄せください。作者も待っているそうです。
読んでみて気付いたのですが、高坂さんは私よりも詰将棋的にはだいぶ先輩と思っていたのですが、見てみますとほとんど同じ時期のデビューみたいですね。私がパラに入会したときにはもうバリバリの大学担当でしたので、ちょっと驚きました。
私が一生懸命解答してたころの作品もいくつかあって懐かしく感じました。もっと頑張らないとですね。

もうそろそろ時間なのでこの辺で。最後にもう一度、短評をぜひぜひ。

御礼かたがた

以前にミニ作品集をこのブログ上で発表しました。だいぶ反響をいただき、過去分の復刻もしています。もう一冊(②ですね)残っているのですが、ここのところ忙しくてまだ復刻に手をつけていない状態です。

この作品集は半分以上は自分が読むために作っているようなシロモノなわけですが、このたび嬉しいことがありました。昨今切れ味鋭い作品を出し続けているある作家の方から、「自分も作ってみました」と送られてきたのです!!以前はパラの担当もされていて、文章の旨さも折り紙つき。今から解いて解説読むのが非常に楽しみです。本当にありがとうございました。ゆっくり楽しませていただきます。

その中から作品を紹介…と思ったのですが、名前がわかるのはご希望ではないかもしれませんので、お願いしてOKだったら次回紹介することにしまして、昔パラの選題稿で氏が出題したパズルを紹介します。私でも解けたので少しやさしめと思われます。
うろ覚えなので違うところがあったらごめんなさい。

ある3人の死刑囚を縦1列に並べて王様が言いました。
「お前達に3つの赤い帽子と2つの白い帽子の中からどちらかをかぶせる。
自分の帽子の色は見ることができないが、当ててみせたら死刑を免除してやろう。ただし外れたら即時死刑を執行する」
1番後ろの死刑囚は「わからない」と答え、また2番目の死刑囚も「わからない」と答えました。しかし、1番前の死刑囚は見事に正解を言い当てました。
さて、1番前の死刑囚はなぜ自分の帽子の色を答えられたのでしょう?」

ポアロさんの問題の解答

いつものように?飲んだくれて帰ってきたところポアロさんからコメントでいただいた問題についてyuukoさんからヒントいただきましたので、ポアロさん出題の解答に取り組みました。やっと解答らしきものにたどり着きました。こんなところでいかがでしょう?

○○問題byポアロさん○○
あるところに6つの町があって,どの2つの町にも直接行ける道があります。
これらの道すべてにバスを運行することにしましたが,バス会社が2社あったので両者は話し合いで次のように決めました。
①どの道もどちらか一社が運行する。
②3つの町を結ぶ三角形をつくる3つの道を一社のみが独占して運行するようなところがあってはいけない。
こんなこと,できるのでしょうか?


★★解答?★★
バス会社をA社、B社とします。
①町から②町、③町、④町に走らせるバス路線が全てA社だったとすると、
a「②-③、③-④、②-④はすべてB社でないと①と②③④の内2つの町で作る三角形が全てA社になってしまい条件不適合」
b「②-③、③-④、②-④をすべてB社とすると②③④で作る三角形が全てB社となるため条件不適合」

…でaとbで矛盾が生じます。したがって、『あるひとつの町から別の5つの町のうち、3つ以上同じバス会社は採用できない』ということが条件となることがわかります。
しかし、路線は1つの町に対して5路線あることから、3つ以上同じバス会社を採用しないことはできません。

つまり、この出題の条件を満たす組み合わせは存在しません。
証明おしまい。

4つの町をピックアップするところまではすぐに気付いたのですが、相対する線の組み合わせにばかり目が行ってしまって対角線を含めて組み合わせを特定してしまうとこまで気付きませんでした。難度Aですね。これはすごい。
yuukoさんのヒントがなかったら堂々巡りになってました。yuukoさん、ありがとうございました。m(._.)m

「こういうのが詰将棋でできたら」というポアロさんのコメントを見てニヤリ。実は私も前に詰工房のミニコミ誌に前に出した血液型遺伝の問題を出したとき、「こんな詰将棋を作りたい」と書いてました。こういうときに詰将棋はパズルの一種であることを強く意識しますよね。

しまった、明日朝イチで会議だ…おやすみなさい。

間があいてしまいました。

4日ぶりですか…。
まあ色々とありまして、バタバタしていました。

忘れそうなので前にいじっていた素材をのっけておくことにします。
05Oct23a
なんかできそうな図の予感はするのですが…。センスおかしいのかも。

ポアロさんからコメントでいただいたパズルを寝る前に解いております…が、先に寝てしまうため(笑)、一向に進んでいません。のんびり楽しみたいと思います。

オオカミさんとウサギさん・解答

こんばんは、冬眠蛙@ありえない順を深追いする男です。orz

さて、13日に紹介しましたパズルの解答を。

ウサギさん3匹を○、ボートが漕げるオオカミさんを△、漕げないオオカミさんを×で表します。

こちら ○○○× → △× → むこう
こちら ○○○× ← △ ← ×むこう
こちら ○○○ → △× → ×むこう
こちら ○○○ ← △ ← ××むこう
こちら ○△ → ○○ → ××むこう
こちら ○△ ← ○× ← ○×むこう
こちら ○× → ○△ → ○×むこう
こちら ○× ← ○× ← ○△むこう
こちら ×× → ○○ → ○△むこう
こちら ×× ← △ ← ○○○むこう
こちら × → △× → ○○○むこう
こちら × ← △ ← ○○○×むこう
こちら → △× → ○○○×むこう
GOAL!

…ということで正解は6往復半でした。

最初はどう見ても漕げないオオカミさんを渡らせるしかなく、
一方最後は漕げないオオカミさんを漕げるオオカミさんが連れてくるしかない、
☆つまり、いったん漕げないオオカミさんを向こうからこちらに戻すしかない
ということに気付くかどうかがポイントです。
…とエラソーなことを書いてますが、実際のところ、自分も散々試行錯誤した覚えがあります。(笑)
 
これの姉妹作で、3組のカップルがこちらでもむこうでも、カップル以外の異性と一緒に居る状況を作らずに全員を渡す、という問題もあるそうです。これは5往復半でいけるとか。どなたか試してみてください。←お前が解けっつーに。

暗算創作

…岡田敏前会長が得意なのがコレ。将棋盤を使わずに創作する、というものですね。康平さんも普通にできるらしい。きっと基礎体力?が違うんでしょうね。私の場合、チャリンコ通勤ですし、職場では課長の目の前に席があるという不運(笑)があり、今はチャレンジしよう、という気にもなりませんが、その昔、バス通勤してたころはよくチャレンジしてみたものです。
で、結局モノになった経験はこれだけ。↓
05Oct16a

こんなカンタンな図なのに暗算で「できた!」という図では余詰があり、結局修正が入っております。
できればまたチャレンジしてみたい、とは思うのですが、最近はアレですね、出張やら帰省やらするときは大体3分の2は寝てますね。暗算創作よりも睡眠創作を身に付けるべきか!?

たくぼんさんとこでアンチキルケの結果発表。やっぱり62歩がなぁ…。次はがんばろっと…ってまだやるつもりかい!

「オオカミさんとウサギさん」の答は次回。

オオカミさんとウサギさん

先日出した血液型遺伝のパズル、詰キストさん以外のところでちょちウケが良かったので、また別なのを出題。え?前回の解答はって?…身近な男女をあてはめて考えてみましょう。ちなみにある人からは「B型の子供が生まれる可能性は何%?」という出題の方が良い、という指摘をいただきました。性格悪っ!(笑)

さて今回は結構まともです。

「川のこちら側にオオカミさんが3匹、ウサギさんが3匹います。川には二人(匹)乗りのボートがあり、それでなんとか向こう側に全員を渡らせたい。
ところが、ウサギさんは前足が器用なので3匹ともボートを漕げますが、オオカミさんは1匹しかボートを漕げません。更に、オオカミさん達はお腹が減っていて、こちら側の岸でも向こう側の岸でも、ウサギさんより大勢いたらウサギさんを襲って食べてしまう状況です。

さて、全員が向こう岸に渡るにはボートは何往復しなくてはいけないでしょう?」

例えば最初にウサギさんが2匹ボートに乗ってしまうと、こちら側の岸に残ったウサギさんは食べられてしまう、ということになります。
金3枚と銀2枚と歩1枚で試してみてください。(笑)
あ、ちなみにオオカミさんもウサギさんも泳げませんし、川が実は立って渡れる浅さだった、っつーのもナシです。

秋の夜長を少しでも楽しんでいただければ幸いです。ではでは。

無題

涙もろいのは昔からです。
嬉しいときにも、悲しいときにも涙は止まりません。
不思議なもので、自分にまつわることについては涙は出ません。女の子にふられたりしても、大学合格したときとかも。
周りの人の悲しいとき、周りの人が喜びで涙ぐむとき、こういうときが一番駄目です。それは私が弱い人間だからでしょうか。きっとそうなんでしょうね。

今日、同期入社した人のご令室が亡くなられたとの訃報に接しました。まだまだこれから、というときに世を去る無念、また残された彼の悲しみを想うと言葉もありません。
ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。

次からはいつものバカ話に戻ります。すみませんでした。

詰とうほく10月の会。

一昨日行なわれた詰とうほくの非公式結果報告です。

参加者は伊田さん、浦壁さん、佐原さん、西君と私のいつもの5人。佐々木さんは今年は3年の担任だそうで、少し厳しいみたいですね。

みんなでたくぼんさんのアンチキルケ作品展を解図。おかげで解答出せそうです。私がその場で解いて貢献したのは七郎さんのだけなので少し気恥ずかしいものが…(笑)
他に高橋和さんの看寿賞作品の類作論議ですとか、西君の変形アンチキルケルール(戻れない場合は取れない)でのばか自殺詰を見せてもらって発狂寸前になったり、といったところでした。今回はみんな作品ほとんど持ってきませんでした。いかんですなあ。…ってそれは私ですね。はは。

二次会では恒例となりつつある将棋対決。前々回が伊田さんと私で伊田さん勝ち、前回が私と西君で私勝ちだったので今回は西君と伊田さん。先手を握った西君、3手目に角交換を敢行して伊田さん得意の振り飛車封じへ。相筋違い角となり、中盤は一進一退、という感じでしたが、最後は西君がなんちゃって即詰に討ち取りました。「なんちゃって」と書いたのはギャラリーを含めた中で本人のみ詰みを読みきっていなかったから。最後に笑かしていただきました。西君曰く、「じゃんけんで勝ったのが勝因」。なりふり構わないあたりがさすが学生です。
さて、いつのまにかルールが「連敗したら煙詰創作」に変わっており、現在伊田さんがリーチとなっております。次回を乞うご期待。

会合の中で西君に見せた作品を紹介。久々に創ったヒトケタものです。
05Oct10b

10月号

ひさしぶりにパチンコで大勝し、気分よく外に出れば雨。嫌味かいな。orz

さて10月号。偶然のようですが、パソコンでの解答の話が多いですね。懸賞に当たりたい、という強い願望もないのでパソコンは解答には一切使いません。誤解は誤解でやむなし、と割り切ってます。どうなんでしょうねえ。まあ色々な考えがあって然るべきかと思います。
賀登屋さんの詰備会作品展の結果稿を興味深く読みました。多分あえてああいう過激な論調を唱えられたのではないか、と思いますし、正直言って最近の評点のインフレぶりにはやや閉口しているので感じるところも多かったです。ただ、短コンの採点とかやると、全部Aをつけてくれる人ってそれはそれで結構嬉しいものなんですよね。
評価点はやはり個人個人が自分自身の判断基準でつけるものであるべき、と冬眠蛙的には考えます。それで全てAを選んでいる、というのであれば、それはそれで尊重しなくてはいけないんだろうな、と。
なんか論点が整理しきれません。明日の詰とうほくで西君あたりに語ってもらおうかな。(笑)

ちなみに今のところ解いた中で「ちょっとカコイイ(・∀・)!」と感じたのは中18。好みです。
最近解答からだいぶ離れているので、今月は少し頑張ろうか、と思います。

血液型遺伝って知ってます?

昨日パラが届きました。色々面白い記事がありましたが、またそのオハナシは後日。

詰将棋でも論理性があるものに惹かれる冬眠蛙は論理パズルが大好きな人で、昔から良い問題を仕入れては人に出して楽しんでおります。(無論自分も苦しんだ人であることは言うまでもありません。)今日はその中からひとつ、誤解率90%近いヤツを紹介してオシマイ。

「血液型がA型のAさんという人と、B型のBさんという人の間にO型の子供が生まれました。その後、そのBさんと血液型がAB型のCさんという人の間にA型の子供が生まれました。

では問題です。AさんとCさんの間に生まれる子供の血液型は?」


ちなみに今まで即座に正解を出した人は高校時代の生物の先生のみ。プロというのはスゴイものだと感心したものです。

前に詰工房のミニコミ紙でも出したことがあるので、知ってる人もいるかもしれません(ちなみにやなさんはすぐ解けたそうです。さすが師匠)。今度は別のも紹介したいと思います。
え?正解はって?う~ん、教えてほしい、という人はメール(hirokiichishima@nifty.com)いただければ、と。ではでは。

偏頭痛

ミスチルの今回のアルバム「I■U(■はハート)」がなかなか良くて、繰り返し聴いていて飽きません。ファンサイトでは意見百出のようですが、個人的には「Q」に若干「深海」テイストが混ざったような、という感じですかねえ。私はどちらかというと、「アルバムは全体を通して評価するもの」と思っている方なので、今回のまとまり具合はとてもいい感じです。

で、今回のアルバムの歌詞の中に偏頭痛、という言葉がなぜか2回も出てきます。櫻井氏らしいセンスですが、さすがに2回も出てくる、ということは彼も持っているんですかねえ。実は私もかなりでして、本日も悩まされております。頭痛薬は手放せません。
だいたいコレがくる時、というのは決まってまして、いつもより長く寝てしまったときとか、タバコの煙が蔓延しているところでちょっとした時間過ごした後とかでしょうか。あと、仕事柄パソコンを相手にしているときが多いのも影響しているのかも。テレビとかを見ていても頭痛薬のCMって多いですよね。意外と悩んでいる人は多いのかもしれませんね。いい治療法があったら教えてほしいものです。


たくぼんさんのところのアンチキルケ作品展がいよいよアップ。早速解こうとしたのですが、1番目でいきなりけつまずいております。やばい、また偏頭痛が…。(笑)
早速飛ばしまして(笑)、今のところ解いた中では縫田さんのが面白かったです。簡単だけど彼らしい、というか。自分のは予想していたのですが一番枚数が多かったですねえ。頑張ったつもりではあるんですが…。

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