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2005年7月

久しぶりにマジメな話題

 今日のニュースで、都庁が災害対策住宅の職員で先日の地震があったときに登庁しなかった人に対して退去命令を出したとか。いかにも石原都知事らしい話です。

 少しかわいそうではありますが、高い税金がかかっているにもかかわらず、するべきことをしなかった、というのは確かに見逃せないかな、と思います。公務員は公の僕たるべし、という原点を思い出させてくれました。

ちなみに私、おまわりさんに夜中に道路で職務質問されたことがありました。自転車が盗難物でないかチェックしているらしい。別にそれはいいんです。逆に夜遅くまでご苦労さまです、といいたいです。

ただ、ですね。

人の名前間違えて登録しないでください。

別に1回なら普通に登録間違いだから許せます。
でも、ですね。

1か月後にまた職務質問でまだ直してないことが判明したときには…。

怒りはしませんでしたけどね。多分まだ間違って登録されたままなんでしょうね。(笑)

台風

襲来ということでずぶ濡れで帰ってまいりました。やれやれ。
関東はだいぶすごかったようですね。ここ何年か台風の通り道が変わったような気がします。温暖化の関係かな~と少し考えてみたりする。ま、多分違うんでしょうけどね。

ちなみに仙台はただいま市長選のまっただ中。4人立候補していて、主張の中心は「地下鉄東西線を作るかどうか」になっているようです。ただ、今走っている南北線はすごい赤字出しているはずなのに、そっち方面の主張は皆薄いんですよね。
仙台の今年の話題はなんといっても楽天ゴールデンイーグルスなわけで、東西線のハナシもそれに関係があるわけですが、私個人はまだ1度も見に行ってません。東西線が出来たら見に行くのか、というとそれもちょっと疑問。気のせいでしょうけど、週に一度のサッカーとほぼ毎日やってる野球では、試合の緊張感が全然違うような気がしますね。選手達はそんなことないのでしょうけど、テレビを見ている人達にとっては間違いなくそうだと思います。もう少し試合数減らせば、視聴率もそれなりにあがるんではないかなあ、というのが個人的な予想です。どうでしょう?

私の好きなサッカーのアルビレックス新潟はやっと最近2連勝で11位まで順位を上げました。こういう調子のよくなったときに限って間があいちゃうんですよね。次は苦手のガンバですが、もうひとふんばりして欲しいものです。3-3-3-1の布陣で見てみたいのですが…。こんなんで↓

   エジミウソン
慎吾     海弟
    ファビ
勲  桑原  寺川
高橋 萩村 喜多
    野澤

攻撃的なガンバに向いた布陣だと思うのですが…、まあ逆に反町監督がこういう策に出るのはあまり見たくないような気もします。うーんフクザツ。
 

つれづれ

前回出したクイズにお二人の方から回答いただきました。
意外と当たらないものですね。正解は11と→22とでした。邪魔駒の意味づけを変えてみた、というところです。22との場合、52龍は他の配置(例えば43銀とか)でも間に合います。却って混乱させてしまったのかな?邪魔駒消去は大好きなテーマで数え切れないほど作っています。(→「お前の場合発表作全体でも数え切れるだろーが!」という突っ込みキボン)

さて、最近チマタで「面白い!」と言われているのが「電車男」。インターネットの某掲示板サイトでのやり取りから生まれた実話だとか。私もそのサイトはしょっちゅう見ているクチですが、全然この話は知りませんでした。映画はみませんでしたが、ドラマは今週初めてみました。「インターネットのやりとりなんてドラマにして面白いのかな」と思っていましたが、意外と楽しめますね。ドラマの作り方がうまいと思います。

ただ…

個人的には…

電車男がうらやましすぎる…(泣)

気を取り直して1局。
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一度やってみたかった手筋ではあります。もうちょいシンプル化できないものか…。

御礼

 なんとブログの便利なことか、あっという間に昨日の疑問に対する解答が。ありがとうございます。間違いなく仮面舞踏会です。最後の展開が秀逸ですよね。横溝ならでは、と思います。
 ちなみに銀さん、転用なら全く問題ないです。作者一応私です。某新聞に発表した過去作でした。褒めてもらえて大変ありがとうございました。

 御礼ということでもうひとつ、とりもとさんから連絡があって、握り詰が3位入賞とのこと!全国大会出席もできなかったのにもったいない話です。投票いただいた皆様、ありがとうございました。苦労して作った甲斐がありました。…って言っても、作品自体はえらく短い作図時間なんですけどね(笑)。気楽さが良かったのかな?

 今日は私好みのテーマで一局。易しい9手詰です。
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最初は1枚違う配置で作っていました。ちょっと工夫してみた次第です。元の配置が当てられる人はエライ。ヒントは52龍です。あ、ちなみに当たっても何も出ません。あしからず。 m( 。。)m

真珠郎

…がTBS系であったので見ました。
田中美里は相変わらず美人ですね~とか、古谷一行もトシなのによく倒立できるなあ…というのはおいといて、原作(…はそもそも金田一モノではなかったと記憶していますが)とは少し異なる展開でしたね。まあまあ楽しめました。

金田一モノは2時間ドラマに向いているのか、かなりの数見た記憶があります。ちなみに真珠郎は前に小野寺昭でも見ました。一番面白かったのは?と訊かれるとちょっと困るのですけど、あえてひとつ挙げると、石坂浩二の「犬神家の一族」ですかね。別に何がスゴイ、というわけではなくて、単に原作読む前に見たので犯人わからない分ドキドキした、ってそれだけです。すみません。(笑)

ちなみに個人的な横溝モノのベスト5は
「夜歩く」
「殺人鬼」
「悪魔が来たりて笛を吹く」
「獄門島」
…あれ、もう一個がタイトルど忘れ。なんでしたっけか?あの赤緑色盲がカギになってるやつ。どなたか教えてください。(笑)

3連休

…ですねえ。全国大会に出席される皆さんは今頃前夜祭なのでしょうか。

握り詰に応募していたのですが、結局今年もわけあって不参加とあいなりました。残念。
ということで今日は車を定期点検に出してきました。プロフィールにも書いているんですけど、ほとんど車乗らないんですよね。おかげで難なく最低価格で済みました。

あとはのんびり。Mr.Childrenのファンサイトを巡って新曲の「and I love you」や「ランニングハイ」のコード譜を手に入れてギターで弾きまくっています。私は声あまり高い方ではないので、だいたい5・6個キー下げてます。「and I love you」はDから始まるのですが、案の定そのまま弾き語りしたらサビで撃沈。Aまで下げてみたらまあちょうどいいくらいでした。コードも押さえやすいのでしばらくはコレで練習かな、と。あ、本番ってないんですけどね(笑)

ではでは、明日はよい全国大会になることをお祈りいたします。

難解?

風みどりさんとこで横田真一氏作の7手詰が紹介されていてコメントとして「冬眠蛙さんの短編の方が難しい」とありました。

実は難しいって言われたの初めてでないです。確か前に毎コミから5手・7手・9手詰パラダイスが出されたときに某氏から「7手迄だと塩見一族が一番難しいけど9手からだとキミのが一番難しい」って言われました。

声を大にして否定しましょう。んなこたない!!
そりゃデビューしたての頃は難しくしよう、という意識がありました。だってそうでもなければ入選できないと思ってましたし。今は全然そんなことないです。普通に作っているだけ。筋で読めば変化読み飛ばしでもいける作品ばかりだと個人的には思っています。
ん?待てよ、それで「難しい」と言われる、ということは

…単に「私の筋が悪い」ということか…_| ̄|○

がっくりしたところで過去作を。
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デビューした年の作品ですね。いやなつかしい。難しくしようという意識がありすぎて却って作意ミエミエでしょうか?


風邪

今年は一向に暑くならないので危ないとは思っていたのですが、ついに風邪をひいてしまいました。今年の風邪はのどにくるみたいで、咳が止まらずに困っております。熱系は強いんですけどね~。

まあ良い機会なので現在休煙中。ただタバコやめると詰将棋考えてるときが苦痛なんですよね。私にとって。何日もつやら。

んでは早いけどおやすみなさい。

テーマ創作

そろそろ次の作品を…ということで現在考えているところです。
今回はテーマを決めてから創作してみよう、ということでやっているのですが、今のところなかなか…。
どんなテーマかといいますと…うーん、もう少し形になってから話します。
テーマ創作はある意味条件作の創作に近いわけで、個人的にはほとんどやらないタイプです。今までもほんの数回程度。一番うまくいったのはコレです。
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この作品の場合、テーマは自分が決めたのではなく、阿部健治さんから電話で「こういうのできない?」って言われたものです。聞いたときは「できるわけないでしょ、そんなもん」と思ったのですが、なんだか知らない内にできてました。一週間位だったかな。その後、「できればこんな手入れたいな」と思った手もしっかり入ってくれました。マイベスト10に入る一局です。評価はそれほどでも無かったですけどね。(笑)
この作品の発表時の山下さんの短評とそれに対する当時担当の安江氏のツッコミがとても好きでした。ネタバレになりますが紹介します。
山下雅博「らしくない退屈な手順と思いながら、最後にこっそり盤面の飛と香を入れ替える」
担当安江氏「…そっとまわりを見たりする」

最近ここまでついていることってないなあ。努力していない証拠かもですね。

つづき

…なんの続きかというと、看寿賞選考の内容です。

短編の中村雅哉氏作について、形や不動駒に触れた評がありました。無論ひとつの見識と思いますが、少し感覚的な部分での評価が多いかと思います。あの作品の場合、紛れが本当に紙一重で、それをギリギリで成立させていることが評価されなかったのは少し残念ですね。
そういった部分を含めて、「解いていること」の重要さを思い知りました。私もちゃんと解図しないと。

さて、風みどりさんのところで紹介された鮎川モノを最近一冊読んでみました。「五つの時計」という短編集で、読んだ見ると昭和30年代ごろの作品と思われます。
一番面白かったのは表題の「五つの時計」でした。アリバイ破りの豪快さがいいですね。
全体的に今でも十分に通用する内容でしたが、全体的に少しアッサリ風味かな、というところです。もう少しひねりも欲しかったような感はあります。当時の主流だったのでしょうか。
短編集で一番面白かったのは「法月綸太郎の新・冒険」でした。特に「世界の神秘を解く男」と「身投げ女のブルース」が面白かったです。短編の良さを生かしきっていると思います。作者はこのミス(=「このミステリーがすごい!」の略)の昨年度第一位を取りましたが、比較的重厚感のある書き方なのでこういった短編の方が向いているのではないかと個人的には思っています。
あと、短編集といえば「ショートショート詰将棋200」も外せません。ちゃんと書いておこっと。(笑)

7月号

…届きました。
看寿賞は長編はまあ予想どおりでしたが、中編は少し意外でした。中合もので選ばれるのは珍しいですね。短編は残念ながら該当作なし、とのことでこれは久しぶりかもしれないですね。

看寿賞の選考方法が変わって3年目になるのですが、それなりにうまくいっているようですね。方法自体色々と変わってきていて、「これがあの選考方法だったらどうなるだろう」という少々不謹慎なことも考えたりしています。以前の40人くらいで選んだころだったら短編も該当作なしにはならなかったかも。
個人的には今の選考方法に異論はありません。ちなみに私は大学時代に経済学をかじったクチですが、経済学的には「順位付けを行なうときに真に公平な選び方というものは存在しない」ということが論理的に証明されています。(!)なんでコレが経済学?という感じではありますが、そもそも経済学というのは倫理学から派生したものなのだそうです。確かによく考えてみるとそうですね。

例によって結果稿を眺めてますが、大学の佐藤透さんのはなかなかいいですね。こういう素材が見つけられることが羨ましい。で、ちゃんと作品として纏められる技量が羨ましい。

最後に高坂さん、ラクチンでごめんなさい。(笑)

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