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2005年6月

どんなに易しい手筋ものであろうと

…最初に出たときは構想ものと呼ばれていたはず、というのは山田康平さん(結婚おめでとうございます…って遅いか)の弁。
んでは現代において構想ものとはいかなる作品なのか?前の知恵の輪と同様、正確に定義するのは大変でしょう。
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これもまあ構想作になるのかな?易しい9手詰です。
この作品に使われているテーマは私好みでして、パラに発表したものにもやはり同じようなものがあります。これは詰将棋を始めた頃にみた中村雅哉さん作の影響ですね。実はそちらを紹介したかったのですが、手順は覚えているものの配置が思い出せない…。誰か助けてくれないかな。将棋世界に出てたもの、ということは確かなのですが。

こないだ書いた「四次元」を昨日買って今聴きまくっているところです。Mr.Childrenはどこがお気に入りなのか、というと平凡の中に非凡さを出そうとしているところですね。非凡さを出そうとして平凡になってしまうアーティストが多い中で本当に貴重な存在と思います。
やっくんも書いてましたが「And I love you」が本当にいい曲でした。ランニングハイも面白かったです。易しい構想作に近い感じで、身構えて聴く必要もなく楽しんでいます。

ミュージカルバトン

ぷらさんから面白いコメントいただきました。
ミュージカルバトンはブログとブログをつなぐような感じでなかなか面白いですね。詰将棋でもできそうな感じです。

さてそれでは私の解答を。
①0kbyteですね。基本的にCD買っちゃうほうです。なんせオッサンなもので。
②今聞いている曲…って今ブログ書いているので何も聴いてませんがな。(笑)
 ちなみに最近たまたま耳にして頭の中でぐるぐる回っているのはオレンジレンジの「お願いセニョリータ」。
 やっくんのブログでパクリ疑惑とか書かれていましたが、彼らの場合は本人達が言っているんだからパクリなんでしょうね。まあ時代なのかな~と思います。米米とかも似たような感じだったし。正直CD買おうとは思いませんけど。
③最後に買ったCD…やばい、今日「四次元(Mr.Children)」の発売日だった~!!明日買いにいこっと。
④よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
 難しいですね~。
 ・最も感動した曲…「誇れるのはただ」(小田和正)
 ・最もギターでよく弾く曲…「ファスナー」(Mr.Children)
 ・学生時代の思い出の曲…「19のままさ」(浜田省吾)
 ・この人は天才だと思った曲…「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」(岡村靖幸)
 ・詰将棋創作時に最もよく聴く曲…「愛妻家の食卓」(椎名林檎)
こんなとこでどうでしょ。邦楽ばかりですね。クラシックとかはたまに聴きますけど。
⑤バトンを渡す5人
 5人も渡しちゃかわいそう。ひとりだけ指名します。大学後輩で元保育園園長の安田力君です。たぶんひとりで5人分の衝撃度のある解答がいただけるものと思います。


自堕落な週末

久しぶりに何もしない週末を過ごしてしまいました。
唯一残せたものがこちら↓
mine

前の記録が132秒だったので10秒以上更新。前に書いた目標(2分以内)も達成したので、まあもうやらないでしょう。
そろそろ次の詰将棋作るかな、と思っています。ある程度目標はあるのですが、果たしてどうなることやら。

そうかな

小田和正の新譜が出たので買って聴きました。タイトルは表題のとおり。なんでも「相対性の彼方」の略だそうです。「相対性の彼方」…うーん、イメージわかん…。(--;

シングル2曲をはじめとして全体的にスローテンポな曲で纏まっています。もうちょいPOPな感じを出して欲しい気もしますが、相変わらずの美声に酔いました。
オフコース時代のソロアルバムも含めると7枚のアルバムを出していますが、オススメは映画のサウンドトラックを兼ねた「sometime somewhere」とオフコース時代の「between the word and the heart」の2枚ですね。前者は彼のPOPの頂点といえる内容でメロディーラインもとてもキレイですし、後者は非常に適当な理由で作られたアルバムらしいのですが、その分肩の力が抜けた素直さが出ているような気がします。その中で「誇れるのはただ」という曲がとても気に入っています。非常にシンプルな歌詞ですが心を揺さぶられる、という点ではあの「言葉にできない」よりも個人的には上でした。コンサートで歌ってくれないかなあ、と思っています。

まとめてコメントありがとうございます。

 なんとか今回も異動の波をかいくぐりました。いや、別に異動がイヤ、というわけではないのですが、今の仕事好きですし、ま、色々とありまして。

 ところで昨日遅くかえってきたら首さんからたくさんコメントいただいていてビックリ。まとめて読まれたのでしょうか。それにしても解図が早い。さすがに教授です。
というわけでまとめてコメント返し。(笑)
 まず一昨日のですが、中学校に転送されて掲載されました。そこそこ好評いただいて嬉しかったです。あんこうさんや小西氏、故柏川氏といったかたがたに褒められたのは多分この作品だけですね。そういった意味で思い出深い作品です。
 次に佐々木浩二さんの作品ですが、残念ながら既に発表されているものですので、感想を書いても全く問題ありません(笑)首さんが冬眠から目覚められる少し前の大学院に発表されてました。当時は私もそれなりに作品解いてましたが、この作品が解けたときの快感はなかなか他では味わったことはないです。佐々木さんは一時同じ県に住んでいたのですが、結局会えなかったのが心残りです。
 握り詰は冬眠明けにしてはよくできました、というところです。前に握り詰に応募したときは本当に偶然できた、というシロモノだったので、今回の苦吟はまあ良い経験でした。たくぼんさんも書いてましたけど、普通作の創作が楽に感じれそうです。(笑)
 最後に過去作修正モノ13手ですが、変同については解説された伊藤果氏は全く触れていませんでした。将棋世界に出したものです。将棋世界は一般の人が多く見られるので、こういう狙いがある作品が向いているかな、と思います。どうでしょう?

 んでは話に出しただいぶ前の握り詰応募作品を。
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いかにも適当で偶然できました、という感じ。なぜか3位入賞し、しっかり入選回数稼がせていただきました。確かこれ最初に作ったとき26香が27で、初手16歩からの作意でした。投稿用紙書いてから1手詰に気づくあたりが流石に私です。(笑)

100手超えよりさらに遠く

…って言っても200手超えとかではないですからね。(笑)

詰将棋の趣味も本格的に始めてから12・3年たとうとしております。熱しやすく冷めやすいタイプの私ですが、これだけ続けて詰パラで50回強の入選を経験させていただきました。(あ、ペンネームの発表分も含めてです。本名の入選回数はまだ届いてません)
一応ほとんど全コーナーに入選しています。旧幼稚園から大学院まで、さらにデパート、大道棋、ヤング・デも出しました。唯一残ったのが、そう表紙詰将棋です。先日出した未発表作も実は表紙向け。「難しすぎる」とのことでした。…どこがやねん。(泣)紛れらしきものは無いんですが…。

ちなみに過去3回投稿して3回とも駄目でした。理由は全て同じ。一番残念だったのは↓のときですかねえ。
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これは確かに私も少し表紙としては難しいかと思います。でもコレだけはなんとしても表紙に出したかった。それだけ多くの人の眼に触れさせてあげたい作品だったのです。解いてみた方、いかがでしたでしょうか?あくまでも個人的には、ですけど、最も表紙にふさわしい作品なのではないかなあと思っています。
…というわけで、いまだ手の届かない憧れの場所として、今後も創作のはげみにしたいと思います。←無理やりポジティブにまとめてみました。(笑)

明日は定期異動の内示日。うぅ、異動したくないな~。

投稿。

握り詰は結局後のほうを投稿することにしました。まあどっちも入賞に届きそうには思えないので気楽なもんです。ついでに過去にここで出したのもいくつか投稿しようかと思っています。前にも書いたように、ここに出す作品については正式な発表とは考えていません。ただ、途中の作図過程も含めて書いていますので、過程の図の方は一応削除しておくことにしました。もし入選しちゃったらヒントになっちゃいますので。
順位戦以外だと2年ぶりの投稿になりますね。久しぶりに今から載るのが楽しみでわくわくします。選者の皆様、こちらをご覧になっていたらなにとぞよろしく。m(._.)m

今月パラの名局ライブラリーは先日亡くなられた野口益雄さんの特集でした。作意が紹介されている3作品はもとより、処女作の旨さにも感心させられました。そういえば私がはじめて買った詰将棋作品集は野口ブックス(若島正氏の「恋唄」)でした。今は既に絶版なので宝物のひとつです。小学校、中学校のときにむさぼるように読んだ将棋世界の当時の編集長でもおられました。おおげさでなく私の人生に少なからず影響をいただいたと思っています。心よりご冥福をお祈りいたします。

あれできた。

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こないだ書いていた握り詰素材ですが、ためしに金を置いてみたらさほど苦労もなく纏まってしまいました。あれあれ、という感じです。え、なんだこの収束はって?いやあだってちょうど詰んでしまったし。なんかこういうのも主題との対比でちょっとユーモラスかなって。
最初ずっと14に詰方の金を置いて上部に追い出す筋をエンエン追いかけていたのですが、どう作っても序とマッチしていない感じですので諦めました。

前に出した握り詰作品と比べると、多分作品価値としては前の方が上なんでしょうけど、個人的にはこちらの方が好きですね。力任せって感じがしなくて。なんかこう、解く気が起きません?前にも書いたけど、やはり解かれてこその詰将棋ですよね。

すべF

なんだこのタイトルは?と思われる方が圧倒的かと思います。これは森博嗣という作家のデビュー作、「全てがFになる」のマニアの間の略称です。前に紹介した「十角館の殺人」と同じく、講談社文庫の100冊に選ばれています。(う~ん、やはり違和感が消えない)

この作品を読んだときは本当に驚きました。ミステリというとまあ大体殺人とかを扱っているせいもあって、下手な小説よりもよほど社会性や人間性にあふれたものになるのですが、この人の小説は極限まで理系的です。しかもそれでありながら文章はライトタッチでかつウィットに富んでいます。トリックを考える以前にまず小説としてはまってしまいました。で、タイトルの意味はって?それは教えられません。(笑)
ちなみにこの小説は第1回メフィスト賞を受賞していますが、実はこの賞、森博嗣のデビューのためにわざわざ作られた賞なのだそうです。それだけのことはある、と断言していいのではないかと思いますね。
他の作品も佳作揃いです。特に伏線の張り方のうまさは絶品。一度構想物の詰将棋とか作らせてみたい人ですね。(笑)

続続にぎり詰。

本日も仕事でした。やっと目処たちそうなとこまで来ました。今週は普通に戻れそうかなあ。

にぎり詰については先日「香歩問題系で…」と書きましたが、たまたま別の素材を見つけて現在そちらで作図中。香歩問題はちょっと手を出しづらいですよね。類作ありそうですし。別の素材の方は序で攻め方が強くなりすぎるのでどうやって後を纏めるか、というところです。でもこれもバッティングしそうな感じ。この駒数だから仕方ないのですかね。

小田和正の仙台のコンサート、先行予約でチケット買いましたが見事に2F席(泣)。どうも先行予約だとどうしても後ろの方になっちゃうみたい。まあ2Fということはある程度は見えるかな、と割り切っております。昨年のミスチルは1Fの後ろから5列目くらいでしたからね。桜井がマメツブでした(笑)。
今月はそのミスチル・小田和正と新譜が出るので買う予定。特に小田和正のほうは5年ぶりのフルアルバムということで今から期待しております。

作品集

パラ6月号で阿部健治さんが好きな詰将棋作品集として「駒と人生」と「極光」を挙げておられました。「駒と人生」の方は詰将棋半世紀の前半としてですけど、両方とも所持しています。今更私ごときが言うまでもなくキラ星のような名作、心をつかむ解説でまさしく後世に残すべき本と思います。

もちろん他にも良い作品集はたくさんあります。結構他の詰キストの方にも言っているのでご存知の方も多いかと思いますが、私のイチ押しはなんといっても「相馬康幸Collection」です。
○装丁の美しさ
○シンプルかつ愛情あふれる(?)解説
そしてなんといっても
○作品と構成の美しさ
ですね。あの駒場和男氏に「全く無理をせずに81格全格配置ができているのはすごい」と言わしめる完璧な作品群です。
残念なのは部数限定だったこと。できれば一般の将棋ファンにも見せてあげて、こっちの世界に引きづりこみたい一冊ですね。え、ならお前のを譲れって?絶対にイヤです。(笑)

他にも影響を受けた作品集はいくつかあります。別の機会で紹介したいと思います。

つかれた…

仕事でいろいろとバタバタしまして、こんな時間の更新となってしまいました。私がバタバタしてそれでうまくいくんならいいんですけど、現実的にはあまり…。まあ、割り切ってますけどね。

不思議なものでこういう忙しい時期に限って、帰った後で盤とにらめっこしたくなるもの。やっとのことで握り詰一局完成させました。こんなんです↓
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こないだ論理矛盾を起こした筋を追うのを諦めて、別の収束をくっつけました。合駒は限定できたし、面白い紛れ筋もあるのですが、いかんせん作意がどうにもつまらない…。_| ̄|○
よく考えると香歩問題系で作れそうな指定駒ですよね。ちょっと追ってみようかとも思います。でもさすがに今日?は寝るとしましょう。おやすみなさい。

いろいろ。

金曜日にW杯予選で夜更かししたため、生活リズムが狂いまくりで弱ってます。でも勝ってよかった。8日も頑張ってW杯行きを決めてほしいですね。

土日でやったことはというと(作品集をほっぽって)、順位戦の解図と握り詰の創作。
順位戦の方はとりあえず自分が参加しているB級を全作品解図。相変わらずの悪形難解作揃いで参りました。感想を書くとどれが自分のかばれるので辞めときますが、う~む、残留できるといいな、というところです。

握り詰は悪戦苦闘。やはり駒が少ないですね。一度、これは!という筋に入りかけたんですが、よくよく分析したら論理矛盾起こしてました(笑)。作図感覚がまだまだ冬眠中の模様です。

ゆめぎんがさんのコメントにあるとおり、久しぶりに解答出したのが良かったのか、懸賞当たってました。当たったのは北海道将棋連盟の「こまのひらめき」。なかなかの作品がそろっていて、しばらく楽しめそう。ラッキーでした。v(^o^)v

6月号

パラが届きました。久しぶりに自分の作品が載りました。詰とうほくで西君は「ま、残留ですね」とシンプルに評してくれましたが、果たしてそううまくいくもんでしょうか。
とりあえずA4は暗算でいけました。前に自分が作った作品と同じ筋だったので。こういうときに作家であることの幸せを…ってなんか違う気がする。(--;
握り詰、たくぼんさんも書いてましたけど少ないですね~。こりゃ今年も駄目そう。まあとりあえず適当に並べてみる。先に言っておかないと怒られるので書いておきますが、詰みませんよ、これ。
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うまい具合に上部に追い出せるのですが、最後足りない…。やっぱそうそう楽に出来るわけないですね。でも駒数少ないと逆に「とりあえず少しチャレンジしてみるか」という気分になりますね。

どうでもいいが看寿賞推薦結果、なんでコメント載せられるの2人だけなんでしょう。中途半端な…。

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