無駄合

今日はいきなり図面から。既に発表した作品なので答えを書くと初手は97飛です。4桂連合を防ぐための最遠打なわけですが、実はこの作品、変長です。
変長となる手順は87歩合とした後、77桂・67桂・57桂と連続合した瞬間に26角~39歩の筋で詰ますものです。最後は57飛までなのですが、当時ここで思ったのは「この手順中の77桂・67桂は有効合なのか?」ということ。連続合の理由にもなっている26角~48金から飛を引く筋に対しては有効ですが、26角~39歩の筋に対しては無効。こういった部分でのルールというのはまだ曖昧なように思っています。
作者としての答えは「無駄合に近い有効合でありやはり変化長」。ある手順の中では無駄合だから無駄だ、では解答者の負担が大きすぎるように感じます。でも実は発表時は変長指摘は1個もありませんでしたけど(笑)
無駄合というと前に「古時計」や「園裡の虎」で少し議論になったことがありましたが、あちらの論点は「持駒増加部分を除いて局面が回帰していることが(どんなに手順が長くなろうとも)できるのであればそれは無駄合扱いできるのか」ということでした。こちらの方は個人的には無駄合だよなあ、と思っています。幾分作家よりの見方になっている、という点では上の話と同じですけどね。
難しい話でスミマセンでした。
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