知恵の輪
詰将棋の中で大好きなタイプがコレです。
古くは久留島喜内から始まるこの分野ですが、なぜか正式な定義がされていないように感じます。単に繰り返し手順が出るだけではちょっと足りないような気がしますし。
とっかかりもヘッタクレもない作品で苦労するよりも、ある程度軸となる手順の中にキーが潜んでいる、それを探り当てる楽しさがいいですよね。最近このタイプの作品にお目にかかることがなかなか無くてちょっと寂しいです。
私の大好きな作品をひとつ。
佐々木浩二さんの作品です。(もし掲載不可でしたらその旨お手数でもご連絡ください。即時削除いたします)
工夫に満ち溢れた知恵の輪の傑作と思います。オリジナリティもありますし、局面打開のキー設定が見事。なんといっても私にも解ける、というのが良いです。(^_^;
繰り返し手順とは少し違うような感じがしますが、内容は知恵の輪そのものですよね。う~ん、やはりいい定義付けが思い浮かびません。どなたか良いアイディアありませんでしょうか。
« たまにはマジメな話など。 | トップページ | 6月号 »
「詰将棋」カテゴリの記事
- 全国大会in甲府と編集長の長編(2024.07.15)
- 今年もよろしくお願いします。(2024.01.03)
- 詰将棋全国大会(2023.07.22)
- 郵便事情と看寿賞感想(2023.07.02)
- 5月の詰とうほく+パラ3月号発表作(2023.06.03)
すんげぇ、この作品。
と金消しちゃうんだね、驚いたことに。
あ、これ云っちゃいけなかった?
でもね、その意味付けがいいんだよ、単純で。
繰り返し手順が音楽的でいいなあ、この人すごいね。
やさしくてもいい作品、まだまだあるんだろうな。
投稿: 首猛夫 | 2005/06/20 22:02