アンチミステリ。
詰将棋作家の方にはミステリ愛好家が結構多いと聞いています。…でこのタイトルだと私は違うとでも言いたそうじゃないですか。実は私もミステリ愛好家です。なんでこのタイトルなのかというと、どうやら私は普通のミステリ愛好家と違った読み方をするようなので。
だいたい愛好家の方々は「犯人は誰だろう?」とか「どうやって殺したのだろう?」とか考えながら読んでいたりするみたいですが、私は何も考えずにたらたらと読んじゃうタイプです。じゃあ何が楽しみで読んでいるのか?冷静に自己分析すると、単純に感心したいだけのようです。鮮やかな謎解きに感心した後は何度も読み返して伏線を発見しては感心する…と、まあそういったのが楽しくて読んでいる感じですね。
なので、好きな作家はどちらかというとトリックに凝るのではなく、文章が旨い作家ですね。代表的なところで京極夏彦とか森博嗣とか。最近は法月綸太郎もよく読んでいます。こういった好みが詰将棋にも反映しているはずなのですが、なかなか満足いくような作品はやはりできません。文章力の無さが影響しているのかも。そういえば国語の偏差値26なんて成績も取ったなあ。(--;
テーマに合わせて既発表の中からショートミステリ風の作品を。発表時に余詰があったので修正しています。
もうちょっと凝ってみたい素材だったなあ…。今にしてみると少し残念。
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創作歴半年ほどですが素人と玄人の
違いが分かってきました。
素人のは、実戦から参考にしたり詰め手筋を
真似たりするのですが、玄人のは構想があって
それを組み立ててるのかなという印象です。
投稿: 詰め将棋3級 | 2008/04/25 23:50