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2005年4月

5月号到着(・∀・)

今日5月号が到着しました。あ、書くの忘れてましたが先月号が届かなかったのは郵便事故なんだそうです。あて先不明で返送されてきたとか。困りますなあ柳田師匠(笑)。まあいずれにしても誌代も危なかったのでちょうどよかったです。

今年は仕事の関係で実家に帰らないGWなわけですが、そうしたら向こうから姉貴が遊びにきました。とはいっても仙台を離れるわけにもいかず、観光場所は大渋滞だろうし…で悩んだ末になぜかベガルタ仙台の試合を見に行ってきました(笑)。結果は3-0勝利!大柴がお見事でした。その勢いをアルビにくれないかなあ…。
他にもあちゃらこちゃらと走ってヘトヘトで戻ってきました。ちょっと今日はパラ読む気がしないっす。

さて以前素材で載せたのは今こんな風になってます。

まあまあ手数は伸びてますが、逆算の方向が間違っている感じ。まだまだですね。

6/17 投稿のため図面を削除しました。

オススメしない作

少し書くべきか迷いましたが、ブログですし、嫌いな作品を嫌いと書くのもひとつの主張と思いますのであえて。

桂花さんからせっかくコメントいただいたので短大解いてます。でも生理的に受け付けない作品が1個。あぶり出しだったとしても許せないような序が付いているのがありました。推敲不足としか思えません。
前回の同人室でも同じような感じでした。正直なところ、今回の方はまあ桂花さんが責任をもって選んでいるのでまあ見解の相違というのもありますしアレかとは思いますが、同人室は無条件入選じゃないですか。なんか今ひとつ納得いかないですね。
まあでも趣味の世界ですから仕方ないですか。好きな人は好きなんでしょうしね。黙ってCつけて解答送ることにしましょう。

オススメ作

のんべんだらりとパラを眺めて、たまたま眼に入った短大の武氏作。素晴らしい出来だと思います。難しいとかいうわけではありません。私が暗算で解けるんですから。何がいいって一手一手の手触りの良さ。ピカっと光る手はないですが全編好手で纏めきっていて、とても初入選とは思えません。
ちなみに私は「清涼詰=詰め上がり攻め方2枚」には同意しがたいと考えているのですが、これは間違いなく清涼詰です。ぜひ多くの方に解いてほしい一作です。

順位戦

…の締め切り間近ということで予定作品を見直しました。

昨年の順位戦で細々と6年位生き残ってきたA級から見事に陥落し(笑)、今年はB級での参加。ほんとは欠場しようと思っていましたが、コレに出ないと当分入選しそうにないので、年1回のノルマと考えて一応参加します。思えば単に入選回数を稼ぎたいばかりにD級順位戦に出品したのが始まりでした。というわけでその思い出?の一作を。
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クリックすると拡大します。15手ですが、今だったら絶対こんなに難しくはしてないですね。ちょっと恥ずかしさを感じています。


以前の作品をコンスタントに作れていた頃は結構遊んでました。「去年は飛の短打がテーマだったから今年は飛の遠打」とか。そんな余裕はいったいどこに行ってしまったのでしょう。(^^;
ちなみに今年の作品はたまたまできただけのもので、あまり作者好みではありません(実は去年の陥落作は結構好みだったりする)。B級解いてみて当ててみてください。ついでに高い点つけてもらうと…来年以降がつらくなるだけか。適当でいいです(笑)

4月号雑感

こないだ3月号同人室3の山田氏作の審査基準がヘンだ、と書いたのですが、よく見たら4月号の読者サロンで金子規約委員長がやはりおかしいと書いています。ただ私と金子さんでは少し解説の読み方が違っていたみたいで、論旨も違っている模様。とりあえずは展開を見守ってみましょう。

あと、今月は保育園の4が余詰ありのようです。大ベテランの坂野氏作ですが、油断したのでしょうか。
ちなみに私も不完全率は高い方ですね。ここ何年かは余詰はありませんが、それはコンピュータによるものもそうですし、何より発表数が激減しているのが一番大きな理由なので、まったくいばれない話です。(^-^;
ちなみに某誌ですと、余詰ありの場合修正された上で掲載されることがあります。気を使ってもらっているわけですし、無論責任は余詰に気づかず投稿する側にあるので文句は言えないと思うのですが、本当は素直にボツにしてもらった方がありがたいですね。やっぱり配置にはこだわりがあるので。でも大体の場合締め切り間際でわかるみたいなのでやっぱり無理なんでしょうね。仕方ありません。あくまでも悪いのは自分ですから。
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この作品の原図も余詰防止駒を配置してもらって掲載されましたが、駒数増やさないで修正してみました。易しいので将来的に作品集に載せることもないと思うのですが、ブログ上だけでも陽の目を見させてあげたいと思います。

めーるはずかむ。

標準的なユーザーがどのくらいの頻度でメールチェックをしているかは知らないのですが、私の場合、週に2回程度しか見ません。たいていは広告メールで見る前に削除するのですが、今日見てみたら高坂さんからメールがきてました。(^o^)危なく削除するとこでした。

「いくらネタにしてもかまいません」という非常にありがたいお言葉を頂戴しました。さすがに度量が広い…のですが続きで新作紹介が。短編1個と中編1個という内容。もちろんここで紹介、というわけにはいかないのですが、冬眠蛙には難しい作品でとりあえず短編の方で今までウンウンうなってました。やはり根性入りまくりです。
近い内にきっと発表するかと思われますので皆様(特に三角さんかな^^)お楽しみに。

さて中編のほうに取り掛かるか…って今からかい!(゜Д゜)
さすがに寝ます。おやすみなさい。
そーいや明日会社の健康診断だ。これで結果悪かったらきっと高坂さんのせいだな。(笑)

1月の結果稿

最近は解く力がガックリと落ちてしまい、パラが着くとまずは解く前に結果を見ている今日このごろ。
今月は4月号なので(一部のコーナー以外は)1月号の結果が載っています。

これはいい、とニッコリしてしまったのはデパートの近藤氏作。モロ好みです。ところで大学3の平山氏作は64歩は不要駒に見えるんですがそういうヤボなことを言うのは私だけなのかな?
短コンの採点をしていてもそうですけど、最近の解答者の方はいいかたが多くて、昔に比べると評点もインフレ気味のような気がします。いや、それはそれでもちろん採点者としてはうれしいんですけど(笑)。私の場合、解説で作品をけなすことはあまりないですけど、解答で評点を付けるときはかなりシブイ方だと思います。ほんとは短コンの場合、学校と違って自分が作品を選ぶわけではないので本当は解説も自由に書いていいかとは思うのですが、そこで作者の気持ちにシンクロしてしまうんですね。決してツマランなんて書けません。いつ我が身に跳ね返ってくるかわかりませんから。(^^;

今日は素材を1個。(こないだのもまだ完成とは言いがたいのにもう次にいってしまうあたりが流石だ)

素材の時点で配置10枚って…orz。

6/17 投稿のため図面削除しました。

詰棋的要素

なんとか中学まで解き終えました。今月は解図欲の沸く作品が多くて助かります。(^^)
一番考えたのは中19の三角さんのですね。先に形を決めたいところでじっと相手の出方をさぐる3手目がよかったです。

私は詰将棋で一番大きな要素は"解く"ことだと思っています。ルールではないですよ。要素です。したがって個人的には「定義としては詰将棋だが、人をひきつける要素がないもの」は詰将棋に見えません。そして「人をひきつける要素は手順の中に存在すべき」と思う者です。「よくこれが詰将棋として成立したな」と言われるよりも「よくこんな手が成立したな」と言われたい。う~ん、微妙なところなんですが、わかってもらえるでしょうか。(^-^;
無論そういう言葉を言うのは当然ながら"解くひと"なわけで、したがって私の詰将棋創作は常に解答者の存在を念頭に置いているつもりです。
前回コメントをくれた(冗談で書いたのですがまさか読まれるとは思いませんでした)高坂さんは実に洗練された手順を根性で(?)入れてくる作家ですが、あの異常なまでの(笑)推敲はきっと解答者の存在を反映しているから、と勝手に仲間意識をもっています。

解答者といってもレベルは色々あるわけで、作る際にどのレベルの解答者の存在を意識するかで作る内容もまた左右されるかと思います。今回は発表済の中から、初心者向けのを一局。
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手数はナイショ(笑)。まだ大学にいたころの作品。部の後輩が悩んでいるのをいいようにからかってました。本当に悪い先輩です。

ペンネーム

ゆめぎんがさんからのリクエストにお応えして久々に解答を送りました。誤解でないといいけど。(^-^)
日記のタイトルにもしている「冬眠蛙」は解答と解説用のペンネームで、何年か前から使っているものです。他にもいくつかペンネームもっています。作品の発表でよく使うのは「余詰屋本舗」です。易しくて楽しめそうな作品はこのペンネームを使うことにしています。先日ここに載せた17手詰のはもし発表するならこのペンネームですね。あ、入選できないかな。(笑)
最初は全く違うペンネームを使ってました。多分このペンネームだけは正体が私だとはばれてないはずですが、いい機会なので作品だけ紹介します。ヤン詰(今の幼稚園かな?)に出しました。
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9手詰です。え、この作者名はなんだったかって?恥ずかしくて言えません。(^^;好きな寺尾聡の曲の名でした。
昔は今よりもっと変なPNが氾濫していたような気がします。ねえ高坂さん。(笑)

ちなみに今月は今のところ中学校の途中まで解きました。小学校の藤井氏作がよかったですね。作意はすぐ見えましたが変化の割り切り方がキレイでした。せめて中学校までは週末までに暗算で解いておきたいですが、さてさてどうなりますでしょうか。

キタ────(・∀・)――――!

やっとパラ4月号が来ました。今晩はゆっくり夜更かしできそうです。(^o^)

あぶりだし

詰将棋でいうあぶりだしとは、詰め上がり形が文字やら象形になる作品のことを指します。(←何をいまさら)
条件作の苦手な私にももちろん創作歴は存在します。中学生くらいのときに塚田正夫氏の本であぶりだしの創り方が載ってるのがあり、見よう見まねで作っていたのが最初でしょうか。もちろんもう覚えていませんけど。(^^;
実はこっそりあぶりだしで半期賞なんていただいちゃったりしてるわけですが、今回ご紹介するのはこちら↓
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9手。大学の卒業記念に作ったものです。今まで作ったあぶりだしの中では一番印象に残っている作品ですね。出来不出来の問題じゃないんですよ。単に「よくこんなの作れたなあ」ってただそれだけ。(^-^)
ちなみに発表時から1路左に寄せて修正しています。別に余詰とかあったわけではなく、バランス的にこうかな、と。特に意味はありません。

あぶりだしについては得意にされてる方が結構多いですが、どちらかというとベテランの方が多いみたいですね。最近の若い人たちは初形曲詰のほうに流れてるような気がします。どっちが望ましいとかは言いませんよ。私はどっちも苦手ですし、正直どちらも興味がないので。

次回あたりに好きな詰将棋について書き散らしたいと思います。しかしだんだんブログっぽくなくなってきてるなあ。(--;

逆転勝ち!

…ってなんの話かというと、サッカー。
出身である新潟のアルビレックス新潟を応援しています。
一昨年に念願のJ1昇格を果たし、去年は前半苦しんだものの後半に好成績を納めて見事に残留。

今年はなかなかの補強をして、結構期待できるかと思っていたのですが、残念ながら苦しい試合の連続になっています。苦戦の原因はどうみてもDF。オフサイドを取る戦術でないせいでもあるのかもしれないけれど、引きすぎていてミドルシュートを嵐のように打たれる。しかも背の高いディフェンダーがいないので空中戦でも弱く、厳しい状態が続いています。1試合でシュート20本が結構ざらにあるんだもん。
開幕以降ホームで辛勝、アウェイで惨敗、という状態で今日はホームで大宮戦。一生懸命応援しました。ネットの中継サイトで。
先制しながら逆転を許す展開で正直、「今年はもう駄目か」と思いましたが、セットプレーから得点連発で見事に再逆転。パソコンの前でシャウトしちゃいました。(^-^;諦めちゃいけない、っていうことなんでしょうねえ。反省しました。今日はスポーツ番組ハシゴだ~!
ほんとはスカパーとかででも試合を見たいのですが、寮の部屋の向きがアンテナと見事に逆。(;;)実家に帰ったときに見に行く程度です。仙台がJ1に残っていればなあ…。今年も苦しそうだし。

現在2勝2敗で勝ち点6。これからも粘り強く戦ってまた喜ばせてほしいものです。

オフコース

今日はあたたかい日でしたねえ。関東地方では30度超えたところもあったとか。私が今の会社に入社した年は仙台で4月だというのに雪降ったこともあるのですが、今となっては信じられないですね。オフコースの「僕の贈り物」という曲で、「冬と夏の間に春をおきました/だから春は少しだけ中途半端なのです」という歌詞がありますが、今年は違う感じになるのでしょうか。
中学~大学にかけてオフコースはよく聴きました(当時流行っていたわけではなくて、周りはレベッカとか渡辺美里とか聴いてる人が多かったんですが)。特に初期のオフコース(小田和正と鈴木康博の2人だった頃)はこの季節向きの曲が多いと感じています。アルバムだと「ワインの匂い」とかがオススメですね。
2ちゃんねるとか見ると、再結成を希望する声が目立ってますけど、気持ちわかります。でも無理なんだろうなあ。
小田和正は今年は仙台にも来るみたいなのでできれば見に行きたいと思っています。

さて、先日掲示した詰将棋の素材ですが、こねくりまわしている内にこんな感じになりました。↓
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17手です。お気楽系詰将棋になってしまいました。(笑)季節感が少し出てるかな?


4月。

新しい年度の始まりということで心浮き立つ人も多いころでしょうか。
私が思い出すのは大学の入学式ですね。初めての一人暮らしの不安もちょっぴり、これから始まる学生生活への期待感、etc,etc。私が通った一橋大は国立市という東京のはずれにあるのですが、これがまた春が最高に綺麗なんです。一度桜が咲いた頃に駅前を散歩してみることをぜひお勧めします。
できればまた住んでみたい町ですね。パラの表紙を解説している田口さんなんかは近いところに住んでおられるので羨ましい限りです。

私が詰将棋にはまったのは大学4年からなのですが、実は入学前に遊びでいくつか作っていました。創作再開後にそれを思い出して作り直したものから1局。

050404クリックで拡大します。13手ですがとても簡単です。春の風のようなさわやかさを味わっていただければと。憧れの若島正氏にほめられてとても嬉しかったのを覚えています。

パラがこない!

月初めといえばパラ到着。仕事で疲れて帰ってきたときにポストにパラを見つけたときの感覚はなんともいえませんよね。周囲のすべてから切り離されて自分だけの世界に入っていきます。

で、来ないわけです。今日現在。なぜだ~!(゜Д゜)!!
ふと気が付くと同じ寮のパラ会員(指将棋派で練習で買ってるらしい。同じ寮でパラ会員がいるって良く考えるとスゴイ話だ)のとこには届いていた…

それでやっと気付きました。
そういやここ何年か、誌代振り込んでなかった~!!Σ( ̄□ ̄; ガーン!!

いつもなんかの機会があるごとに適当な金額を纏めて振り込むズボラな私。残りの誌代とかって書いてあるとうれしいのですが…。まあ自業自得ですので明日振り込んできます。うう、振込が確認されるまで来ないのね…(;;)

気を取り直して1局。

7手詰ですね。大して紛れもありません。これからとりあえずこれを発展させてなんか一局作ってみましょ、という素材です。ブログに載せておくと後で思い出しやすいかな、と…。

6/17 投稿のため図面削除しました。

追伸
昨日某国営放送で日本の格差について語る公開討論番組がありました。途中少し変な場面もありましたけど、議論百出でなかなか面白い番組だったかと思います。皆悩みを抱えて生きているんですね。私もこう見えて(あ、見えないか)結構色々と悩んでいるほうなので、共感を感じながら見ました。それにしてもホリエモン、見るたびに大きくなっているように見えるのは気のせい…?(笑)

アンチミステリ。

詰将棋作家の方にはミステリ愛好家が結構多いと聞いています。…でこのタイトルだと私は違うとでも言いたそうじゃないですか。実は私もミステリ愛好家です。なんでこのタイトルなのかというと、どうやら私は普通のミステリ愛好家と違った読み方をするようなので。
だいたい愛好家の方々は「犯人は誰だろう?」とか「どうやって殺したのだろう?」とか考えながら読んでいたりするみたいですが、私は何も考えずにたらたらと読んじゃうタイプです。じゃあ何が楽しみで読んでいるのか?冷静に自己分析すると、単純に感心したいだけのようです。鮮やかな謎解きに感心した後は何度も読み返して伏線を発見しては感心する…と、まあそういったのが楽しくて読んでいる感じですね。

なので、好きな作家はどちらかというとトリックに凝るのではなく、文章が旨い作家ですね。代表的なところで京極夏彦とか森博嗣とか。最近は法月綸太郎もよく読んでいます。こういった好みが詰将棋にも反映しているはずなのですが、なかなか満足いくような作品はやはりできません。文章力の無さが影響しているのかも。そういえば国語の偏差値26なんて成績も取ったなあ。(--;

テーマに合わせて既発表の中からショートミステリ風の作品を。発表時に余詰があったので修正しています。
050401もうちょっと凝ってみたい素材だったなあ…。今にしてみると少し残念。

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