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「ルール」とは。

…さだまさしの「北の国から」。って違うっつーに。(^-^)

 パラ3月号の同人室③山田氏作の結果稿を見たら、「…変同に余詰が付いていて一部で混乱。あえて誤解と処理させていただいた。実力解答者がこの作意手順を見出せなかったからである。」…なんだこりゃ。ありえん。

 変同ということは作意順とその変化順は同列なので、それに別の詰手順が存在するならそれで解答して何が悪いのか。私は変別×論者ですが、あくまでも「作意が変化より優位であることが確定している」ことが前提。まったく理解に苦しみます。こういう風にコーナーごとに基準が一致していない、というのは解答者を混乱させるばかりだと思うのですが…。
 「玉方は最善の応手を選ぶ必要はあるが、詰方の着手は自由」。無論細かいところで玉方最善の定義が難しくなることはありますが、基本はこれでいいんではないのかなあ、と思っています。個人的にはこういうハナシはあまり深くは突っ込みたくないですけどね。
 極端な話、持駒を消費しない基本型馬ノコの作品があったとして、解答者が馬ノコを100往復させて解答してきたとしてもそれを×にする権利は誰にもないかなと。だってそうじゃない、玉方が最善尽くしても詰ましたんですから。違うのかなあ。

 私らしくない話でしたね、疲れちゃいました。肩の凝らない作品でもひとつ。未発表作です。
050329クリックすると拡大表示します。3000手くらいの解答希望。(笑)

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コメント

空に向かって、懐中電灯を点したとき、ひょっとしたら、この宇宙は閉じた空間で、この明かりが何万光年も旅を続け、未来の地球人に届くのではないかと、思ったことがあったのですが、この将棋盤もシリンダー盤で、突如出現した馬鋸は、何万手も掛かって、23の地点に帰ってくるのではないかと、そんなことを勝手に思いました・・・。

首さん、浪漫あふれるコメントありがとうございます。すっかりご無沙汰しております。解説復活ということでさぞかしご多忙の日々を送られていることと…。

いつか首さんのことも書かせていただければ(「園裡の虎」を見たときの衝撃が記憶に強く残っているので…)、と思ってます。そのときはよろしくお願いします。m(._.)m

おおすごい。これが馬鋸か!
短編でのはあまり見たことありません。
最近詰め将棋に興味もちました。
これから最初から読ませていただきます。
短編中心に解きます。
中長編は解けないので盤に並べます。
これからよろしくお願いします。

詰め将棋3級(←だんだん上がっていくのですね)さん、はじめまして。解いてもらいありがとうございます。
馬鋸では一番シンプルなタイプです。楽しんでいただけましたでしょうか。
また感想お待ちしております。

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