11月の詰とうほく+軽趣向好作選153
1日土曜日に詰とうほくを開催しました。遠来のシナトラさん、いのてつさんの他、高坂さんも30年ぶり?の参加ということで盛り上がりました。哲さんのプルーフゲームを高坂さんが持ってきており、その解図ではシナトラさんといのてつさんの頭脳の回転の速さを目の当たりに。両人もスゴイのですが、見せてもらった手順がすごくて、哲さんの鬼才ぶりを改めて感じました。戸村さんや小笠原さんの新作を解いたり、短コンの出品作を見せ合ったりで楽しみました。3次会の喫茶店でコーヒーお代わりして長時間色々と盛り上がりました。改めてありがとうございました。
次回は2月14日を基本線に、21日も申し込む予定です。今回は想定外の日になってしまったのですが、次回はちゃんと希望の日に当選しますように。(ー人ー)ナムナム
さて、軽趣向好作選。今回残念ながら欠席だった石川さんの作品です。
▲13馬△同玉▲35馬△24角
▲同馬△12玉▲22銀成△同玉
▲55角△44歩▲同角△31玉
▲53角成△22玉▲23歩△12玉
▲13馬△同玉▲35馬△24角
▲同馬△12玉▲13馬△同玉
▲22角△12玉▲11角成△同玉
▲22歩成まで25手。
22銀成から開き王手の筋では届きません。思い切って13馬と捨てて35馬と引くと、12玉は22銀成までですので24に中合することになりますが、24歩合は同馬、12玉にまた13馬と捨ててしまえば、同玉、14歩以下で、また24桂合は同銀で簡単に詰むことがわかります。角合が最善で、捨てた角(馬)を回収することとなりました。
12玉に今度は22銀成と捨てて64の桂に狙いを定めて55角と打ちます。31玉で桂を取らせると、64角以下22玉、55角、31玉、43桂、同銀、64角で詰み。玉方も44歩合と近づけて粘るのが非常手段になりますが、53角成から23歩を据えて、13馬~35馬が再現します。もう一度角捨て合するのですが、11銀が23歩に置き換わっているのがポイントで、今度は13馬から22角とすれば11角成で収束します。
意表をつく角捨合から11銀を23歩に置き換えるマジックが秀逸で、収束まで統一感のある手順もさすがです。









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