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第7回プレ短コン⑫三輪勝昭さん作

▲53角成△66金 ▲35馬 △同と ▲66飛 △45玉
▲46飛 △同と ▲35金迄9手。

正解者 25名 (誤解1名)
評点 3.48 (5-2、4.5-1、4-9、3-9、2-4) 4位

☆冒頭2手のやり取りが強烈。特に75角や64角が有力に見える中で、あえて龍筋を閉ざす53角成は迫力十分。47玉には48金、同玉、26馬と大旋回する手順を用意しています。

☆それに大して66金合が同飛なら57玉で逃れる順を見せつつ、5手目56龍を防ぐ妙防。以下は難しくはないですが、しっかりと角・飛を捨ててまとまっており、密度の濃い短編です。

☆配置駒数は多いのですが、やりたいことを明確に表現するパワーは氏ならでは、というところでしょう。好評でした。

** 短 評 **

奥鳥羽生さん『角の大車輪、飛の着地もふらつきなし。受方手を色々と考えさせる』
有吉弘敏さん『龍筋を遮る位置への空き王手の角移動は実現が難しいテーマですが、26馬へ移動する変化でうまく成立させており、かつ43地点への攻方玉方の駒の効かせ方が絶対的、大変すばらしい作図技術です。気に入りました』

☆鋭い着眼。参考になります。

蛇塚の坂本さん『良い最高素敵金の中合もと金の翻弄も全部の駒が躍動して良い』
☆手放しの褒め評。

ikz26さん『手順は綺麗に纏まっているが、配置がちょっと雑』
河童Bさん『初手、竜の利きを止めての53角成と続く応手の金の中合が作者の狙い。初形の広さには少し辟易です』

☆下辺の金銀が残るのが若干嫌味ですかね。

夏風さん『初手53角生かと思いました。指し手に迷わなかったのは構図の問題?』
金子義隆さん『期待通りだが、見慣れた感も』

☆うーん。グルメの贅沢?

ほっとさん『ちょっと前の幻想咲花さんっぽい作り方。粗にして野だが卑ではない。こういう作品を発表できる場所が今ではほとんど無くなってしまった。やっぱり本家詰パラ短コンの盤面枚数制限は撤廃した方が良い』
☆本家でこれだと解答者数激減?悪くないな(笑)

占魚亭さん『玉とと金の入れ替え。35地点が攻方の重要地点』
ぬさん『手順はいいですが配置が重いです』
秀和歌さん『駒数多いが、意欲作』

☆意欲では当代ナンバー1かも。

ほいさん『中合からの4六飛が気持ちいいです。初手は最初に読む手?』
u-makuさん『初手を早めに察知できたので難しくなかった』
不透明人間さん『初手の第一感は5三角不成だった』

☆下に移動はほぼ無さそうなので、ものすごく意外、というわけではないですかね。

中村雅哉さん『狙いは良いが構図に無理がある』
さくかさん『派手さと知的さが融合した感じ。形は多少気になるけど、俺は好きです』

☆あー、ほっとさんの評は正解ですね。

斎藤吉雄さん『初手2手目の応酬が見所』
太刀岡甫さん『塞いで塞いで開いて開く。飛角が消えて詰め上がり』

☆交通標語みたいな評。うまく感じを捉えてます。

利波偉さん『こういう、ルール上どういう受け方が最長手数か?を探す作品は嫌い』
EOGさん『変化の48金が見えれば割とスムーズ』
名無し名人さん『金の中合を取る手順が作意とは意外。手順は申し分ないですが、悪形が気になります。作者は全くわかりません。秀和歌さんかも』

☆作者予想を全部外す方が難しい。(詰将棋あるある)

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コメント

初手53角は不成だと55玉で詰まなくしたつもりです。
手順は完全限定のはずですが。

投稿: 三輪 勝昭 | 2014年12月 4日 (木) 23時12分

あれれ、すみません。全然詰まないですね。勘違いしました。

投稿: 冬眠蛙 | 2014年12月 4日 (木) 23時48分

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