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⑥芹田修さん作 解説

 

▲44飛△同飛▲23と△35玉▲24角成△同飛▲45金迄7手。

正解者20名 評点3.37(5-1,4-10,3-4,2-3,1-1) 7位

今年デビュー、パラの表紙も飾った(いいなぁ…)芹田さん作です。25金~23角成の筋が見えますが、初手25金は同と、23角成、35玉、45馬、26玉で逃れます。23とが35玉で同じく駄目、というところで44が塞がっていれば…ということに気付くのはそう難しくはないかと思います。それでも44飛限定打は気持ちよいですね。54飛では35玉でやはり駄目です。

ちょっと惜しいのは同歩の変化が作意とほぼ同じ順であることでしょうか。作意の収束を別にする手もあったかなあと思います。じゃあどうするんだ、といわれると簡単にはできないんですが。

波崎樽生さん-初手25金の紛れ、44飛の限定打。7手詰では充分。

☆深い紛れが一個あるとだいぶ印象が違いますよね。

藤井孝太郎さん-23金~34飛成の筋かと思い、一番時間がかかった。

☆なるほど、結構色々な筋が見えるものですね。

橘圭吾さん-既視感が少し強過ぎる。

けんちゃんさん-これも主張が感じられない。

☆うーむ、厳しい。

谷口翔太さん-私には最適の難しさ。でも、競争には勝てない、残念。

中村雅哉さん-紛れもあり面白い。5手目の成生非限定が惜しい。

たくぼんさん-初手が素晴らしい。かなり好きです。作者予想:芹田修さん(独特の感性が感じられる気がする)

☆おぉー。デビューしたてなのにもう感性がチェックされてますねえ。

Disabledさん-歩頭の飛。相手の飛が再利用されるところがいい。

北北東さん-23と,はそっぽに行く感じで指しづらい好手。34と,に嵌ってしまった。

☆詰棋好きな方ですと、どちらかというと重い25金より34と~33飛に誘われる人が多そうですね。

小峰耕希さん-初手から受方飛の転回は良いのですが、それを活かし切れていないのか、何故か解後感は今一でした。

馬屋原剛さん-みえみえだけど、44飛は嬉しい。

☆限定打の捨駒はヤミツキになりますよ。

しろねこさん-23とまでがわかりずらく、あとは解いたことのあるような詰め手筋です。

隅の老人Aさん-ぼんやりした23とを褒めるへそ曲がりです。

☆うーむ、確かに変わってますねえ(笑)。

今井亜美さん-46歩を取られたら終わりなので考えやすい。

凡骨生さん-飛捨てから24角捨てで気分爽快。

☆詰将棋は捨てることと覚えたり。王道には王道の良さがあります。

利波偉さん-初手の限定打が全て。

風みどりさん-初手がきっちり新作を主張している。

今後の活躍も期待しております。こちらにもまた遊びにきてくださいね。

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