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詰将棋学校好作選13

明日は詰とうほくです。13時より仙台市東口の生涯学習センター会議室です。先日積もった雪はほぼなくなっておりますが、気温は低めですので、ご参加の皆様、防寒対策をお願いいたします。


本日は学校好作選を。高校級のシブイ構想作をご紹介。
20240223taniguchi
▲44歩△42玉▲43香△33玉
▲23飛成△44玉▲45歩△同金
▲36桂△同金▲45歩△53玉
▲42香成△同玉▲24馬△同角
▲31龍まで17手。
 初手44香が普通ですが33玉とされて、以下23飛成、44玉、36桂、同金で打歩詰となり、以降どうやってもうまく打開できず不詰。そこで香を温存して44歩とします。42玉と踏ん張られて結局43香と使うしかないため、一見無駄に見えるのですが、33玉、23飛成、44玉の局面で43香が残っているのがポイントで、このため53地点が空いており、45歩~36桂~45歩とすることが出来る、という仕掛けです。
 42香成~24馬捨てで着地がピタリと決まっているあたり、流石谷口氏です。
 いわゆる歩香重ね打ち作品ですが、この時期に作者により様々な意味づけで作品が発表され、他の作家もそれに付随し、ちょっとした流行になりました。作品の完成度もさることながら、「こんな面白い手筋があるんだよ!」という主張を作品を通して表現し、トレンドまで作り出してしまうのはとても凄いことと感じています。

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