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8月の詰とうほく+軽趣向好作選100

 昨日詰とうほくを開催しました。蒸し暑い日でかつ駅から遠目ということで着くまでが大変だったという声が多かったですが、それでも8名参加。利波さんが上梓されたばかりの軽趣向好作選やUraさんの大作参考資料の話題等、いつもどおりのんびり楽しみました。先週行われたたま研の出品作の一部を解いたり、あとは新聞用に作りためている作品を見てもらったり、という一日でした。尾形さんが悩んでいる、という7月号芹田氏作を2次会までかかってやっと解図しました。いつもながらうまく作るものだなあ、と思います。
 次回は11月18日なのですが、抽選の競争率が高そうで心配です。当選しますように。。。

 先ほどのたま研作品展のテーマは趣向作だったのですが、ちょうど軽趣向好作選も100回になりました。ネタがたくさんあるのでまだまだ続きます。ということで、特に力を入れることなく、今回も軽くて楽しめる作品を紹介します。
20230820fukawa
▲24桂△同銀▲22歩成△13玉
▲25桂△同銀左▲15香△同銀
▲14歩△同銀▲12と△同玉
▲13歩△同玉▲22銀△12玉
▲24桂△同銀▲13歩△同銀
▲11銀成まで21手。

 44角が33馬をピンしているような形で、その制約下で豊富な持駒を使って足場を築きにいきます。22歩成、13玉の局面では24銀の効きが強いので25桂から15香で外します。14合は23と~22銀ですね。14歩と一旦25に動かした銀を戻してから待望の12と~13歩~22銀。最後はもう一枚の銀も13に戻して、11銀成まで。
 気が付くと、持駒のうち桂香歩は全て捨てて、初形から23歩が22銀に変わっただけの局面になっています。作者らしいユーモアが感じられる作品です。

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