軽趣向好作選59
オリンピック、毎日盛り上がっているのは良いのですが、スポーツのイベントはさておいて、大河ドラマくらい続けてくれるといいのに。渋沢栄一はどちらかというと明治維新後が本格的な活躍のはずなのになあ。
さて、本日は軽趣向好作選を。
▲27銀打△25玉▲26歩△同銀▲同銀△同玉
▲27銀打△25玉▲37桂△同角成▲26歩△同馬
▲同銀△36玉▲37銀引△25玉▲17桂△同角成
▲26歩△同馬▲同銀△36玉▲37銀引△25玉
▲69角△58歩▲同角△同と▲17桂△同歩成
▲16角△同と▲26歩△同と▲同銀△同玉
▲27歩△25玉▲17桂△36玉▲16龍迄41手。
27銀打~26歩はこうやるところですし、37桂~26歩で19角を剥がすのも想像がつきますが、26同銀に36玉と逃げた形で詰みそうでなかなか詰みません。37銀引~17桂と39角を読んで剥がすのが好手順。あれ、でもまだ36玉と逃げられます。
ここで37銀引と追いなおして、69角で歩を入手するのが妙手でした。47への合駒は17桂、同歩成、26銀、36玉(同玉は37角以下)、37銀上、27玉、17龍、38玉、27角以下。58歩合とせざるを得ないのですがここで得た歩を使って16歩を剥がしにいくのが更なる好手段。最後は27歩~17桂(37桂も可)でピッタリ詰上がります。
この初形から角銀だけでなく16歩まで剥がすのは予想外の展開で、69角のスパイスも良く効いており、秀作と思います。
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