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続・パラ7月号

 詰将棋パラダイスで今毎月楽しみなのはなんといっても「詰将棋の眺め方」。超一流の方々の独自視点での解説が本当に興味深いです。今月は有吉さんの『山田康平氏「理」の世界』。オールラウンダーの山田氏ですが、短編では論理性の強い作品が多く、その作品群を丁寧に解説されており、冬眠蛙はリアルタイムで見たり解いたりした作品も多いのですが、改めて楽しめました。

 …で、その中で「あれ?」と思ったのがこの作品。

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 実は冬眠蛙がパラ購読を始めたのが93年でして、この作品もリアルタイムで解き、その狙いに感動しました。簡単に書くと、32桂生とはできないので桂を歩に打ち換える、という構想。これはもう、発想力に脱帽するしかないです。

 で、なぜ取り上げたのかというと、実は発表時にこの作品、不完全扱いだったのです。10手目33歩で変化長でした。

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同角成に21玉なら11馬なので無駄合ですが、ここで更に22歩合だとすぐには詰まず。冬眠蛙も当時、完全に見落としてました。当時の解説は柳原さんで、確か「修正が難しい」という記述もあったかと記憶しています。

 このまま不完全扱いにするのは本当に惜しい。差し出がましいと思いつつちょっと色々調べてみたのですが、冬眠蛙ではなかなか厳しかったです。康平氏は修正もかなりうまい方なので、もう直されているのかなあ。できれば完全な姿で残してあげたい作品ですね。

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